鬼殺隊の最高位『柱』の中でも、さらに跳び抜けた実力を持つ盲目の男性『岩柱・悲鳴嶼行冥』
僧のような出で立ちと常に流している涙が特徴的な彼。
その装いから慈悲深い人物かと思いきや、初登場の柱合会議では炭治郎に対して「鬼に取り憑かれている」「殺してやろう」という言葉を投げかけるなど、独善的な一面が見え隠れしていました。
しかしそれには過去にあった『ある事件』が起因しており、しかもその過去には善逸の兄弟子の獪岳が関係しているんだとか?。
悲鳴嶼が鬼殺隊になるまでの過去とはどんなものだったのでしょうか。
今回は鬼殺隊最強の男 『岩柱・悲鳴嶼行冥』に関する疑問…
- 悲鳴嶼行冥の過去に獪岳が関係してる?
- 間違えて投獄されたその後
上記をズバリ解説していこうと思います。
岩柱・悲鳴嶼行冥プロフィール
グーチョキパーでグーチョキパーで
何作ろう 何作ろう
右手がパーで 左手がグーで岩柱 悲鳴嶼 行冥 pic.twitter.com/UWbnDrThRU
— よこぴ (@yokopi_1) November 5, 2020
誕生日 | 8月23日 |
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年齢 | 27歳 |
身長/体重 | 220cm/130kg |
出身地 | 東京府 靑梅 日の出山 |
趣味 | 尺八 |
好きな物 | 炊き込みご飯 |
鬼殺隊に入る前の悲鳴嶼は、孤児を引き取って共に生活をしていました。
ある日、“日暮れまでに帰ってくる”という約束を守らなかった一人の孤児が山中で鬼と遭遇していまいます。
その孤児は自分が助かるために命乞いをし、自分を見逃す代わりに『悲鳴嶼と子供たちを襲わせる手引き』を申し出たのでした。
悲鳴嶼たちが住む地域には鬼の伝説があり、毎夜鬼除けの“藤の香”を焚く習慣がありました。
しかし、取り引きをした孤児が香を消し、鬼が容易く侵入できるようにしてしまったのです。
結果、鬼に襲われてしまった悲鳴嶼と子供たち。
悲鳴嶼が違和感に気づいた時にはすでに遅く、彼は子供たちに「自分から離れないように」と訴えました。
しかし盲目の悲鳴嶼では太刀打ちできないと考えた子供たちは、散り散りに逃げ、あっという間に殺されてしまったのです。
そうして最後に残ったのは、唯一悲鳴嶼のそばにいた幼い少女・沙代だけでした。
彼女だけでも守ろうと、拳を振るった悲鳴嶼は、夜が明けるまで素手で鬼の頭を潰し続けたのです!
この時初めて自身の中に眠る特別な強さに気づき、無事沙代を守り通すことに成功しました。
夜が明け、騒ぎを聞きつけた人々が集まった前で沙代が言った言葉は、無情にも・・・
「あの人は化け物 みんなあの人が殺した」というものでした。
このことについては後に
『恐ろしい目に遭い気が動転していた』『四歳の子供だから仕方ない』としながらも、『沙代にだけは労ってほしかった』と悲鳴嶼は語っています。
悲鳴嶼が無実を訴えようにも鬼の亡骸は陽光により灰になっていて証拠もなく、子供たちの亡骸が転がるばかり。
さらに全身血だらけの姿を見て、誰もが犯人は悲鳴嶼だと疑いませんでした。
結果、悲鳴嶼は死刑を言い渡され、投獄されてしまったのです。
彼の独善的で独特な価値観は、この子供たちに裏切られた事件が原因とされています。
鬼殺隊の面々の過去はどのキャラクターも非常に重く、鬼を許さない気持ちを募らせることが痛いほど伝わってきます。
しかし悲鳴嶼に関しては『人間の子供に裏切られたこと』がトラウマの原因になっていて少し特殊な印象があります。
もちろんこの世に“鬼”が存在していたからこそ起きた事件ではありますが、なんとも切ないエピソードになっていますね…。
悲鳴嶼行冥の過去に獪岳が関係してる?
獪岳(かいがく)とは、炭治郎の同期である我妻善逸と同じ育ての元で共に雷の呼吸を学んだ兄弟子のこと。
この獪岳と悲鳴嶼は、過去に接点があったとコミックスで明かされています。
前述で登場した『鬼の侵入』を手引きした孤児の子供…。
なんと、この子供こそが獪岳(かいがく)だったのです。
当初、悲鳴嶼の回想シーンでは明言されておらず、顔も描かれていませんでした。
しかし、後ろ姿と特徴ある勾玉の装飾品から、読者の間では「もしかして」と噂されていました。
つまり獪岳は、悲鳴嶼のトラウマを作った原因の人物だったのです!
間違えて投獄されたその後
子供たちを殺したことを罪に問われた悲鳴嶼は、死刑囚として投獄されてしまいます。
刑の執行を待つばかりだった彼を救い出したのは産屋敷家当主の耀哉でした。
彼の口添えが無ければ悲鳴嶼はそのまま死刑が執行されていたと考えられます。
しかしこの一連の事件がきっかけで悲鳴嶼は疑り深い性格になってしまいました。
炭治郎に対しての冷たい態度も、この事件が起因していたためだったのです。
鬼殺隊 | |
当主 産屋敷耀哉 |
|
柱一覧 | |
煉獄杏寿郎 | |
宇髄天元 |
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甘露寺蜜璃 | |
伊黒小芭内 | |
胡蝶しのぶ | |
時透無一郎 | |
悲鳴嶼行冥 | |
不死川実弥 | |
冨岡義勇 |
まとめ
今回は鬼殺隊最強の柱・悲鳴嶼行冥の
- 獪岳(上弦の陸)との関係
- 間違えて投獄されたその後
をご紹介しました!
獪岳(上弦の陸)は、昔、悲鳴嶼が育てていた孤児の一人
死刑囚として投獄された後、産屋敷耀哉の口添えで救われた
最高位の照合を持つ柱の中でも抜きんでた実力と年長者所以の冷静な判断力で隊士たちを導く悲鳴嶼さん。
初登場時は、他の柱同様炭治郎を処罰するように進言した一人でしたが、身を削りながら戦い、それでも正直で真っすぐな炭治郎を理解した末「これからは手助けをしよう」と言葉にしたのでした。
非常に強面ですが、裏設定に“大のねこ好き”というものがあります。
同じくねこを飼っている恋柱・甘露寺蜜璃ちゃんとはねこ話で盛り上がる仲とのこと。
ギャップが凄いですね~!
原作終盤では彼の強力な攻撃や的確な指揮能力が存分に発揮されています。
悲鳴嶼さんの活躍、ぜひチェックしてみてくださいね。