この記事はそんな方に向けて
- 童磨が鬼になった理由
- 童磨の悲しい過去について
についてお伝えしていきます。
\鬼になった理由/
歪んだ考え方が
鬼になるきっかけとなった
目次
童磨のプロフィール
— でまめ (@kkshouban) 2020年1月3日
普段は人間に化けており「万世極楽教」という宗教の教祖を務めています。そしてその信者を食べています。
登場当初は、着流しの遊び人のような風体をしていました。
瀕死状態であった妓夫太夫姉弟を鬼舞辻に紹介し、姉弟を鬼にしたのも童磨です。
引用:吾峠呼世晴
当時は上弦の陸でしたが、その後上弦の弐になっていることから、「入れ替わり血戦」に勝利したことがわかります。
とても猟期的な性格をしており、鬼舞辻に、姉弟を鬼にする事を提案したお詫びとして、自分の目玉を献上することを提言していたり、玉壷からもらった壷に女の首を活けてあると嬉しそうに語っていたりしています。
また、鬼にしては珍しく自分が人間だった頃の記憶をはっきりと持っています。
朗らかで、ほかの鬼や鬼殺隊など、誰にでも親しげに接したり、上弦の参の猗窩座が死んだ際には涙を流す様子もありましたが、感情があるように装っているようです。
引用:吾峠呼世晴
また、胡蝶カナエの命を奪った張本人であり、しのぶとカナヲの仇敵です。(後にしのぶをも・・・)
驚異的な強さをもっており、猗窩座より遅く鬼になっているにも関わらず、圧倒的スピードで出世しており、相当な実力を持っていることが分かります。
実際に、猗窩座が自分に戦いを挑んできたところで勝てないと言い放っており、しかも、猗窩座は言い返せていないところを見ると事実なのだと思われます。
主な武器は大きな金色の鉄扇です。
引用:吾峠呼世晴
一振りで相手をバラバラにすることができる威力の技を繰り出します。ほかにも、高い回復能力を持っており、しのぶの毒にたいしても適応能力を見せていました。
血鬼術は、凍らせた自らの血を霧状にし、扇を使って散布、相手が吸い込むことによって、敵の内蔵を壊死させるという術です。
まさに、呼吸を操る鬼滅隊にとって厄介な敵ですね。
童磨が鬼になった理由はなに?
童磨は20歳の時に鬼舞辻に鬼にされています。
「愚かな行為にいそしむ人間を喰うことで解放し自らの一部として永遠の存在にしてやり救済する」
という思考を持っており、信者を喰らうようになりました。人間を襲うことは彼の中で善行となっているのでしょう。
この鬼的な思考は、彼の幼少時から現れていたと考えられます。そして、どうしてそのような考えを持つようになってしまったのか、それは彼の過去に大きく原因があるようです。
童磨の悲しい過去とは?
童磨は「万世極楽教」の教祖夫妻の子供として生まれました。
虹色がかった瞳や髪の色といった珍しい容姿と高い知性を持っていたため、「神の声が聞こえる子供」として祭り上げられていました。
引用:吾峠呼世晴
しかし、神の声など聞こえるはずのない童磨は次第に感情を失っていきます。
表では「神の声が聞こえる子」を演じていましたが内心では「地獄や極楽は人間の妄想」「人間は死んだら無になるだけ」という思いが強くなるばかりで、無神論者へとなっていきます。
表情がころころ変わりますがすべて演技のようです。
喜怒哀楽のような強い感情はなく、あるのは、快・不快といったような弱い感情だけのようです。
童磨の両親は、教祖であったと先述しましたが、父親が信者の女性と浮気をし、妻に刺し殺されています。
そしてその直後に妻も服毒自殺をしたのです。
しかしその際も、童磨は「部屋を汚すな」「換気をしなきゃ」程度にしか感情をもてませんでした。
彼もまた、自分の本心を両親にさえ分かってもらえず、もがき苦しんだあげく感情をほぼなくしてしまった被害者ともいえますね。
感情をなくしてしまったカナヲとは環境こそ違いますが、カナヲも一歩間違えれば鬼となっていたのでしょうか。
そう考えると、誰と出会うかで人生が変わる・・・現実世界にも言えることのようですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は
- 童磨が鬼になった理由
- 童磨の悲しい過去について
以上について触れてきました。
まとめると・・・
●人間を救う=喰うことが善行という考えがあり鬼になった
●親にさえ自分の本心を気付いてもらえず、感情をなくしてしまったのがニコニコしている童磨の由来
彼の悲しい過去にも驚きです。悲しみを抱え、中身から先に鬼になってしまったような彼に惹かれた読者も多かったのではないでしょうか。