この記事はそんな方に向けて
- 虎杖悠仁の術式や能力
- 虎杖悠仁の存在しない記憶や正体
についてお伝えしていきます。
\術式と能力/
術式は持っていない
能力は天与呪縛と考察
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目次
虎杖悠仁の術式や能力
#呪術廻戦 4話。
特級相手に自分の弱さを実感し今まで味わうことのなかった恐怖を味わう虎杖の様子を見てると、改めて特級のヤバさを知ることが出来た。
宿儺の異様なまでの強さは伝わってきたが肝心の体が乗っ取られたまま、虎杖はメンタルがやられてそうだしここを乗り越えれば成長するのかな。 pic.twitter.com/2yHH5ywEIv— ゆう夜 (@yuya_kun526) October 24, 2020
虎杖の術式や能力はどのようなものでしょうか?
第1話にて、特級呪物であった「両面宿儺の指」を体内に取り込んでしまったことにより、虎杖は呪術高専に入学することになりました。
そんな珍しい経緯で呪術師になった虎杖ですが
- 術式を持っていない
- 能力はおそらく天与呪縛
であると考察します。
その理由について詳しく見ていきましょう。
虎杖は術式を持っていない
虎杖は術式を持っていません。
元々術式というのは、生まれながらに備わっているものであり
伏黒恵の十種影法術(とくさのかげぼうじゅつ)や
釘崎野薔薇の芻霊呪法(すうれいじゅほう)
などが生まれ持った術式にあたります。
呪術高専の教師であり、呪力に長(た)けている五条悟も虎杖が術式を持っていないことについて言及しています。
ただし、「今は使えないだけ」と含みを持った言い方をしていたため、今後術式を会得できる可能性は高いです。
虎杖が術式を使用しているように見えていますが、それは体が入れ替わった時に「両面宿儺」が術式を使用しているからです。
両面宿儺が渋谷事変編で見せた斬撃や炎を操る術式は、特級呪霊であっても一撃で焼き払うほどの高い攻撃力を誇ります。
術式ではありませんが、虎杖の身体能力の高いことが要因で
「逕庭拳(けいていけん)」という技は、一見術式を使用しているように見えます。
普通呪力を込めた打撃攻撃というのは、攻撃をする時に打撃と呪力が同時に対象にぶつかるため、1度の攻撃です。
しかし、虎杖は呪力のコントロールが完全ではないため、打撃を繰り出すスピードに呪力が追い付いておらず
打撃が先に当たり、呪力が後から付いてきて2回攻撃があたるという時間差攻撃となっています。
この「逕庭拳」は特級呪霊には通用しませんが、並みの呪霊であれば効果的です。
虎杖の能力は天与呪縛?
呪力を持たない代わりに非常に高い身体能力を得るというのが天与呪縛(てんよじゅばく)です。
呪術高専東京校2年生の禅院真希(ぜんいんまき)や伏黒恵の父親である
伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)が天与呪縛を持っています。
伏黒甚爾は、当時高校生でありながら相当な実力のあった五条悟を圧倒するほどの力を持ち
五条が反転術式による回復を行っていなかったら、確実に死んでいました。
もちろん、元々の戦闘能力や戦略などもあるため
”天与呪縛”であるからといって、誰しも簡単に強くなるわけではありません。
虎杖は1巻で常人では考えられないほどの足の速さや砲丸投げで30メートル超の飛距離を飛ばしているなどの場面があったため
虎杖は
”天与呪縛”という特殊体質である
可能性が高いです。
また、伏黒が呪力なしで戦った時に呪術高専東京校の中で虎杖が1番強いと言っていたため
相当な身体能力を秘めていることが分かります。
呪術界ではだいたい呪力量や呪力操作によって強さが決まってきますが
それを凌駕(りょうが)するほどの身体能力とは恐ろしいですね。
虎杖悠二の存在しない記憶とは?
#呪術廻戦
今週のパワーワード、「存在しない記憶」は、ギャグじゃなくてガチ能力なんだろうね。
「ええっ?!あれって『東堂という男はこういう奴』っているギャグじゃなかったの?!」
と思わせといての、虎杖か宿禰の能力……面白い伏線の置き方だ。 pic.twitter.com/epasxqYk2D— 池っち店長 (@ikettitencho) May 13, 2020
虎杖の存在しない記憶とはどのような記憶でしょうか?
- 脹相との記憶は存在する
- 東堂との記憶は存在しない
渋谷事変編にて脹相(ちょうそう)と虎杖が対戦したとき、虎杖にとどめを刺す瞬間に脹相の頭に突如流れ込んできた存在しない記憶。
それは脹相とその弟である血塗(ちけず)・壊相(えそう)が虎杖と一緒に仲良くご飯を囲んで談笑しているシーンでした。
脹相は兄弟に異変があった時に感じ取れる能力を持っているため、弟が死んだときにはそれを感じ取ることが出来ます。
また、兄弟愛が異常に高いので、兄弟と虎杖が仲良くしている光景が頭の中に流れ込んだ瞬間には頭を抱え動揺を隠しきれません。
虎杖をあと一歩のところまで追いつめましたが、存在しない記憶が気になってしまい、戦闘を一時離脱してしまいます。
後に偽夏油の言動と行動によって、脹相の記憶は実際に存在した記憶であることが分かりました。
もう1人虎杖との存在しない記憶を持っていたのが東堂です。
東堂が京都校交流会で虎杖と対戦した時、虎杖が自分と同じ好きな女性のタイプであることが分かった後に
東堂の頭に流れ込んできた学生時代の虎杖との記憶。
これについては、連載当時さまざまな考察がされましたが、芥見先生がミスリードであったと言及しています。
それと同時に東堂が本当に変人であることが判明しました。
相当の実力者でありながら、戦闘中に東堂が大好きなアイドルである”高田ちゃん”が東堂にアドバイスする場面が浮かぶなど
なかなかのレベルの高い妄想を繰り広げています。
東堂は読者に呪術廻戦の愛されキャラとして大人気です。
虎杖悠二の正体と九相図の関係
俺には3人の親がいる
俺たち兄弟には、ではない
脹相のみ加茂呪霊女の3人、他の九相図は呪霊女
脹相から存在がバレる事を懸念した偽夏油は脹相受肉直後頭に細工を施す
回想時の頭の包帯がその処置の跡
存在しない記憶によって強い刺激を受け細工は剥がれ本当の記憶を取り戻すって流れかな#呪術廻戦 pic.twitter.com/GIvUgOLQzS
— kee (@PB3ke6) January 3, 2021
虎杖の正体は
羂索(けんじゃく)の実の息子
です。
羂索(けんじゃく)というのは、脳みそを入れ替える術式により、夏油や加茂憲倫の体を乗っ取った奴のことで
九相図というのは、正式には呪胎九相図(じゅたいくそうず)と呼ばれるものです。
羂索は呪霊との間に子供を授かることが可能な特殊体質を持つ女性に対して、非人道的な人体実験を繰り返し
結局その女性は九回も妊娠、九度も堕胎(だたい)させられました。
堕胎した胎児の状態でも相当強い呪力を持っていたため、呪物として100年間封印、それが特級呪物である
「呪胎九相図」といわれているものです。
脹相はその「呪胎九相図」の1番目の胎児ですが、虎杖は「呪胎九相図」とは直接関係なく
羂索が乗っ取った体により生まれた子供です。
これについての詳細は、後ほどご紹介します。
第133話で偽夏油(羂索)が虎杖に向かって言った、「我ながら流石というべきか、宿儺の器タフだね」
このセリフにより、虎杖は羂索によって作られた子供だということで間違いないことが分かりました。
虎杖悠二の兄弟は脹相?
果穂LP終わりました。
いやもう俺がお兄ちゃんだ…脹相との親和性高いLPだったし(?)、今なら百斂・超新星ぐらいは撃てる気がする🤔 pic.twitter.com/pQA3cu36Nx
— めんや (@Menya_mmm) July 10, 2021
虎杖と脹相は
兄弟
です。
脹相は呪胎九相図ですが、虎杖は羂索が乗っ取った体により生まれた子どもであるため、間接的な弟にあたります。
脹相は記憶をなくしていましたが、虎杖と対面することにより、記憶が蘇りました。
元々脹相は虎杖に対して弟達が殺されたことについての復讐心を持っていましたが、殺したことについては事故だとして受け入れ
渋谷事変の途中からは呪霊側につくことをやめて、虎杖に付き添っています。
脹相は虎杖に対してどうしてもお兄ちゃんを遂行したいという異常な兄弟愛を見せたため
思わず虎杖も困惑した表情を浮かべていました。
実は脹相が長男として兄弟愛を見せていたシーンは
同じく週刊少年ジャンプで連載していた『鬼滅の刃』の人気が絶頂の時です。
『鬼滅の刃』の主人公である炭治郎も長男で兄弟思いという設定のため、キャラが被らないようにしていたようです。
虎杖悠二の両親について
加茂憲倫、虎杖の父親じゃなくて母親の方なのな………#呪術廻戦 #wj16 pic.twitter.com/2jk34hDJQv
— t (@TttTtt4515) March 21, 2021
虎杖悠仁(以降:悠仁)の両親については、1巻で悠仁のおじいちゃんが病室で死期を悟った時に
「お前の両親のことだが」と話そうとしましたが
悠仁がそれを阻止したため、明らかになっていませんでした。
虎杖悠仁の
- 父親は虎杖仁
- 母親は額に縫い目のある女性(羂索)
です。
呪術廻戦の143話にて、作中で長いこと描かれてこなかった悠仁の両親についてついに明らかになりました。
過去の回想シーンで、悠仁の祖父と赤ちゃんを抱きかかえるメガネを掛けた男性の姿が。
その男性こそ悠仁の父親である虎杖仁です。
仁はメガネを掛けていますが、悠仁の顔に瓜二つです。
その場面に登場したのが、悠仁の母親である額に縫い目のある女性でした。
呪術廻戦において縫い目のあるキャラクターといえば、偽夏油が思い浮かびますが、まさにその偽夏油と関係があります。
繰り返しにはなりますが、偽夏油の正体は羂索で脳みそを入れ替えることで死者の体を乗っ取ることが出来るという術式を持っています。
夏油や加茂憲倫の体を乗っ取り、ありとあらゆる悪事を働きました。
女性の身体を乗っ取り、子供を授かったらどうなるだろうという好奇心で、生まれたのが”虎杖悠仁”です。
幸か不幸か、呪術師としての人生を歩むことになってしまった虎杖ですが
羂索の息子として、両面宿儺の器になるという運命からは逃れられなかったのかもしれません。
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まとめ
ということでこの記事では
- 虎杖悠仁の術式や能力
- 虎杖悠二の存在しない記憶と正体について
について、ご紹介しました。
Q.虎杖悠仁の術式や能力
→術式は持っておらず、おそらく”天与呪縛”という特殊体質である
Q.虎杖悠二の存在しない記憶とは?
→脹相の記憶は存在し、東堂の記憶はただの妄想だった
Q.虎杖悠二の正体と九相図の関係
→虎杖は羂索の実の息子で、九相図とは直接関係ない
Q.虎杖悠二の兄弟は脹相?
→虎杖と脹相は間接的な兄弟である
Q.虎杖悠二の両親について
→父親は虎杖仁、母親は縫い目のある女性(羂索)
術式は持っていませんが、身体能力がずば抜けて高いため、特級呪霊であっても臆することなく、対等に渡り合ってきた虎杖。
今まで描かれていなかった虎杖の正体も明らかになっていきました。
両面宿儺の指を取り込んだことも偶然ではなく、必然だったのかもしれません。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!