『僕のヒーロアカデミア』といえば、今や人気絶頂の漫画。
2014年から連載開始し、執筆時点では24巻まで出版されています。
アニメの他にも、映画や舞台など、今や飛ぶ鳥を落とす勢いで躍進を続けています。
2018年にはアメリカでの実写映画化も発表され、その勢いは止まることを知りません。
そんな僕のヒーローアカデミアのキーワードに、「ワンフォーオール」というものがあります。少しネタバレにはなるのですが、物語の根幹となるワードです。
ということで今回はこのキーワード「ワンフォーオール」について
- ワンフォーオールの意味は?
- ワンフォーオールの起源や生みの親は?
以上について詳しく解説していきたいと思います。
画像の引用元:僕のヒーローアカデミア公式サイト
目次
「ワンフォーオール」の意味は?
「ワンフォーオール」は正式に書くと「One for All」。
主人公である緑谷出久やその師匠・オールマイトが持つ個性のことを指しています。
しかし、他の人の個性の名前は「爆破」「氷」などなので、少しニュアンスが違う気もしますよね。
このワンフォーオールの個性は、なんと『力をストックし、別の人間に譲渡する』というもの。
そして対になる個性として、オールフォーワンがあります。こちらはワンフォーオールの宿敵。
この二つの個性をつなげると、「One for all,All for one」という言葉になります。これは今からおおよそ400年前の1618年から始まった三十年戦争で使われていた言葉で、意味は
「一人はみんなのために、みんなは一人のために」最後まで戦い抜く
という意味でした。
ワンフォーオールも、このニュアンスが入っていると考えられますね。
実際にオールマイトは、味方がピンチの状態で、最後までみんなのためにオールフォーワンと戦い続け、この言葉通りになりました。
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ワンフォーオールの起源や生みの親について
#ゆるキャン
ワンフォーオール pic.twitter.com/tg1DRWoVGF— しろキャン⛺@平日キャンパー (@siro_camp) December 5, 2019
ワンフォーオールが生まれた理由はオールフォーワンにあります。
オールフォーワンは、ワンフォーオールの宿敵で、「他者の個性を奪う」「他者に個性を与える」という能力です。
オールフォーワンはこの能力を利用して個性を奪い、勢力を広げて行きました。
僕のヒーローアカデミア内の歴史では、「超常黎明期(ちょうじょうれいめいき)」と呼ばれている時代です。個性が発現してまだあまり時間が経っておらず、個性の悪用などが目立ち、治安がとても悪かったとされています。
■黎明期(れいめいき)とは
ある事柄が形になる前の始まりの時期
ヒロアカにおいては個性が発現した社会の始まりという意味
そんな時代に、オールフォーワンは悪の支配者として君臨するようになりました。
オールフォーワンの弟はそんな兄を必死に止めましたが、力は及ばず、そんな弟に向けて兄は「力をストックする」という個性を与えました。弟は無個性であると思われていましたが、実際には「個性を与える」個性を所持しており、
この二つの個性が結びつくことでワンフォーオールが誕生したのです。
弟は自分の力ではまだオールフォーワンを倒せないと思い、いつの日かオールフォーワンに勝てる継承者が現れることを信じて、後世に託しました。
そしてこの個性を受け継いだた9番目の継承者が、緑谷出久なのです。
オールマイトが自分の個性と引き換えにようやく勝利したオールフォーワンと、緑谷出久もいつか闘う日がくるでしょう。
ワンフォーオールの能力とリスク
ワンフォーオール……フル…カウル…!! pic.twitter.com/YDygfkXTNj
— 緑谷出久/デク (@DEKU_HIIRO) December 6, 2019
ワンフォーオールも万能ではありません。特に拒否反応などはないようですが、継承者の「力をストックする」個性のおかげで、次世代になればなるほどどんどん個性のパワーが上がって行きます。
その分パワーを受け止める継承者側も、身体などに制約があります。
【リスク①】
・鍛え上げられた肉体が無ければ、個性の力に耐えきれず身体が爆散する
【リスク②】
・使いこなせなければ個性によって身体が内側からダメージを受ける
と本編では言われており、血の滲むような鍛錬が必要とされている個性です。
実際に、主人公である緑谷出久は、そのあまりに強大なパワーを持てましている描写が多く見受けられます。
ワンフォーオールを受け継ぐことが決まってからは、最低限の身体の鍛錬をしてから、やっと個性の継承が認められます。しかし、そんな鍛錬があっても、まだ緑谷出久は100%の力を自在に扱うことはできておらず、もし無理に使ってしまえば、大怪我を負ってしまいます。
強大な力ゆえに、それを受け止める器も強大である必要があるのです。
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まとめ
いかがったででしょうか。
今回は
- ワンフォーオールの意味は?
- ワンフォーオールの起源や生みの親は?
について詳しく解説していきました。
まとめてみると、
●ワンフォーオールは「一人はみんなのために」という意味
●オールフォーワンを倒すために誕生した個性で、いつの日か緑谷出久も対決する可能性が高い
●継承するには強大な器が必要
パワーを使いこなすべく、緑谷出久は様々な手法から成長してきました。
本編では新たな個性が顕現するなど、目の離せない展開に。これをどうやって乗り越えていくのか、今後も目が離せませんね。
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