この記事では『鬼滅の刃』の112話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
『鬼滅の刃』112話のネタバレ
甘露寺蜜璃登場
玉壺が生み出した金魚の化け物は、里全体を混乱に導いていました。
敵の襲撃を知らせる鐘をつく者も、すぐに襲われてしまいます。
なんとか戦おうと、斧や鎌を手に応戦する里の人間たちですが、上弦の鬼の刺客に、全く歯が立ちません。
万事休すかと思ったその時、そこに走って里に向かっていた甘露寺蜜璃が駆けつけてきました。
走る足を止めることなく、金魚の化け物たちを切り裂いていく甘露寺。
あまりの速さとその強さに、襲われていた里の人間たちはあっけにとられています。
普段の愛くるしい笑顔が、彼女を柱だということを忘れさせていたのでした。
場所は変わり、刀鍛冶の長の部屋にも、玉壺の金魚の刺客が送り込まれていました。
里を襲っている金魚とは比べ物にならないほど、巨大な姿をしています。
里の長、鉄珍は、金魚の腕に身体を握られ、今にも潰されてしまいそうです。
里に常駐していた鬼殺隊もやられ、長を守ろうにも、ただの槍や薙刀では敵に傷一つ付けれずにいました。
それでも長を助けるべく一人の里の人間が、痛む身体を起こそうとした時、目の前に甘露寺が姿を現したのです。
里の人間を庇い前に立つ甘露寺。
その手に構える刀は、通常の刀とは違い、薄く、そして長く、ひらひらと揺れるなんとも奇妙な姿をしていました。
長の作った刀なのか、里の人間でもこんな刀を見たことがありません。
金魚の化け物は、甘露寺の姿を捉えると、甘露寺めがけて襲い掛かってきました。
ですが一瞬にして、恋の呼吸によりその身体は切り刻まれ、ボロボロと形を崩していきます。
化け物の身体が崩れ、腕からスルっと地面に落下していく長、鉄珍。
地面に叩きつけられる直前に、間一髪で甘露寺が鉄珍の身体をキャッチしました。
甘露寺が心配そうに鉄珍を見つめます。
涙をため、心配そうに声をかけてくれる甘露寺の腕の中で、死にそうになりながらも、どこか幸せそうな鉄珍なのでした。
燃える日輪刀
炭治郎が目を開け見た光景は、禰豆子に担がれ、多数の雷の攻撃が地面に叩きつけられている最中でした。
敵の攻撃をもろに受け、気絶していた炭治郎と禰豆子。
なんとか禰豆子が先に目覚め、炭治郎を支えながら雷の攻撃を避けていました。
四方からくる攻撃に反撃をする瞬間など与えられません。
とにかく敵の死角になるところに逃げるのが精一杯でした。
すると、鬼ごっこに嫌気がさした半天狗の分身達は、建物ごと壊し、炭治郎達を一網打尽にしようとします。
可楽の風で崩壊する建物。
建物が壊れて、隠れるスペースがなくなってしまいました。
そしてさらに崩れた建物の瓦礫に下半身を取られてしまった禰豆子。
すぐに助けようとする炭治郎ですが、禰豆子は自らの身体に覆いかぶさっている瓦礫をどかすどころか、なぜか炭治郎の刀をグッと握っています。
禰豆子の手が刀の刃で切れ、血が滲みます。
離すように言う炭治郎の言葉も、禰豆子は聞く耳をもちません。
禰豆子の血がたくさん流れ焦る炭治郎。
ですがその瞬間、刀に滴る禰豆子の血が突如燃え始めたのです。
炎をまとう刀は、さらに刀身の色を黒から赤に変化させます。
炭治郎の刀は禰豆子の血鬼術を受け取り、爆血刀にその姿を変えたのでした。
『鬼滅の刃』112話の感想・考察
甘露寺登場!
無事鉄珍さんも助けれて、まずは一安心ですね!
そして恋の呼吸もやはり可愛い技名でしたね!
ですが可愛くてもやはり柱、その強さは桁違い。
強い味方の参戦で、この戦いも炭治郎達が優勢になるのではないでしょうか。
そして最後のシーンで見せた燃える刀!
これは次回で半天狗をやっつけれるのでは!!
四体の頚を一気に切り、再生をできなくさせれば勝利確信じゃないですか。
毎回毎回戦いで新たな進化を見せてくれる炭治郎と禰豆子にはもう目が離せませんね。
乞うご期待です!