この記事では『鬼滅の刃』の111話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
『鬼滅の刃』111話のネタバレ
時透の守るもの
壺から出る異様な形をした鬼は上弦の伍、玉壺。
ついに鬼殺隊の柱である時透と対面します。
刀を構える時透に玉壺は自己紹介をしてきました。
そして”作品”を見てほしいと時透達に話します。
玉壺が話すことに、訳が分からないと感じる時透。
いかにも興味がないといった顔をしています。
時透の表情に目もくれない玉壺は、手をパンっパンっと二回鳴らし、別の壺の中から何かを出現させました。
時透、鉄穴森、小鉄の目の前に現れたのは、なんと里の人間が刀で串刺しになっている姿でした。
そしてその人間は一人や二人ではありません。
衝撃的な光景を目の当たりにし、言葉を失う鉄穴森と小鉄。
玉壺は、壺から出した里の人間の死体を芸術だと言います。
そしてそのセンスを分かってもらうべく、こだわり抜いた部分を説明しだしました。
ブルブルと身体を震わせながら、玉壺の餌食になってしまった里の人間の名前を呼ぶ鉄穴森と小鉄。
小鉄の目から涙が流れます。
そんな二人の様子などどうでもいいのか、手を叩きながら、”芸術作品”について興奮しながら話す玉壺。
その作品は、刺さっている刀を回すと、その時に殺害した人間の恐怖に怯える声が流れるという、極悪非道な仕掛けも施されていました。
楽しそうに話す玉壺に、ここまで黙っていた時透が口を開きます。
そして、表情に変化はないが、人間をおもちゃにする非道さに、怒りのオーラが出る時透は、話を続けている玉壺の頚めがけて刀を振ります。
当たるギリギリのところで壺に潜り、素早く移動をする玉壺。
屋根の上に移動した玉壺は、再度壺から顔を出し、作品について話始めます。
ですが玉壺が話し始めた瞬間、時透の攻撃で壺を真っ二つに切られてしまいました。
壺だけ残し、攻撃から逃げ、地上に降り立つ玉壺。
そして再び顔をだした玉壺は、話を聞かず壺まで壊した時透に怒りを露わにします。
玉壺の様子を遠間で見ながら警戒をする時透。
玉壺の手に持っている小さな壺の中から、金魚のような生物が出てきたかと思うと、なんとその金魚の口から千本の針が噴出されたのです。
時透は、早い反射神経で、針の攻撃に驚くもなんなく避けます。
ですが次に金魚が針を噴出したのは、時透ではなく、一緒にいた鉄穴森と小鉄に向かってでした。
鉄穴森は小鉄をかばうように抱きしめます。
痛みを感じない鉄穴森。
攻撃が飛んできた方向に顔を向けると、そこには何十本もの針に身体を貫かれている時透の姿がありました。
上弦の伍 玉壺
鉄穴森と小鉄を庇い、全身に金魚が噴出した針が刺さってしまった時透。
二人にここから離れるように言うと、再度飛んできた針攻撃を、刀を使い、全て撃ち落とします。
人間を庇い、自ら攻撃を受けた時透の姿を見て、あざわらう玉壺。
しかも針には毒が仕込んであると玉壺は言います。
あっけない時透の姿に”つまらない”と呟く玉壺。
そんな玉壺の言葉に、時透はなぜか聞き覚えを感じました。
どこで聞いたかは思い出せないが、その時の情景が時透の頭の中に蘇ります。
そんな懐かしい記憶も一瞬で頭から取り払い、針が刺さったまま、玉壺の懐に飛び込む時透。
頚に刀が当たった瞬間、玉壺が新たな壺を手に持ちます。
その壺から水のような液体を出し、時透の身体を包み込みました。
玉壺の血鬼術です。
中から刀を押し出すも、切れない水の塊。
なんと玉壺は、鬼殺隊の技を繰り出すための呼吸と、その刀を封じてしまったのです。
勝利を確信し、高笑いをする玉壺。
ですがこの時は誰も知りませんでした。
里にもう一人、柱が向かっていることに。
その柱とは、カラスに導かれ、笑顔のまま必死に走る甘露寺蜜璃の姿でした。
『鬼滅の刃』111話の感想・考察
時透対玉壺の戦いでしたね!
見た目気持ち悪いだけかと思いきや、まさか呼吸を封じる技を使ってくるとは!
なかなか強いじゃないですか。
いやでもこんなところで終わる時透ではないはずです!
必ず水の中から抜け出す方法を見出せるはず!
もしくは甘露寺の到着した場所が、時透のいるところで、甘露寺からの外側からの攻撃で水泡が破れるかもしれませんね。
とにかく玉壺にも半天狗にもここから逃げられる訳にはいかないので、必ず勝ってほしいと願うばかりです。
そういえば甘露寺ってどんな技使うんでしょうね?
恋の呼吸だから、とりあえずかわいいんだろうなと・・・。
乞うご期待です!