この記事では『鬼滅の刃』の81話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
『鬼滅の刃』81話のネタバレ
日の呼吸を継承する者
炭治郎が、煉獄・父からもらった手紙を回想するシーン。
煉獄・父はまず炭治郎に謝罪します。
炭治郎くん、君には悪いことをした。
炎柱・煉獄杏寿郎のために泣いてくれた。
そして、弟の千寿郎を励ましてくれた。
そんな炭治郎に自分は冷たくあたってしまった。
自分は、妻を失い、酒に溺れた。
杏寿郎は、自分から炎の呼吸を教えてもらえないにも関わらず、
自分で学び、柱にまでなった。
杏寿郎も千寿郎も自分と異なり、立派な子どもたちだ。
きっと妻の影響だと思う。
そして、炭治郎くんは、もっと凄い才能がある、
日の呼吸の使い手は、炭治郎くんのように生まれつき額に赤いアザがある。
きっと君は、選ばれた者なのだ。
しかし、炭治郎は心のなかで、煉獄・父に反論します。
このアザは生まれつきではなく、小さい頃弟を庇って受けた火傷のあとであると。
炭治郎の父は、生まれつきアザがあったが、自分は違うのだと。
しかし、たとえ選ばれたものではなくとも、人にはどうしても引けない時があると、
炭治郎は、歯を食いしばります。
そして、堕姫の横暴をなんとか食い止めようと決意します。
鬼舞辻無惨の記憶
炭治郎は、堕姫の後ろへと素早く回り、足を掴みます。
その素早さに驚く堕姫。
次の瞬間、炭治郎は、日輪刀を横一線に振り払います。
ガキッ
堕姫は、たまらず後ろに飛び逃げます。
人間の失われた命は二度と戻らない。
なぜ命をないがしろにする?
炭治郎は、目を血走らせ堕姫に問います。
その言葉を聞いて、堕姫に鬼の血としての記憶が蘇ります。
それは、、、
炭治郎と同じ耳飾りをし、同じようなアザのある、剣士が、怒りに震え、同じセリフを言っています。
堕姫にはそれが誰か分かりません。
自分に流れる、鬼舞辻無惨の血からもたらされる記憶です。
ヒノカミ神楽・灼骨炎陽!
炭治郎は続けます。
堕姫、お前ももとは人間だったはずだ。
なぜ分からないんだと。
堕姫はイラ立って、屋根に拳を打ち付けます。
ごちゃごちゃうるさい、人間だっところのことなど覚えていない。
自分は鬼で、鬼は何をしても許されるのだと。
炭治郎は、分かったと言って、堕姫に向かっていきます。
それに対して、堕姫は、
血鬼術・八重帯斬り
を放ちます。
それは、吉原じゅうに細々と分裂していた帯を自分に再度吸収して、
やっと放つことができる、堕姫の全力の技です。
炭治郎を日輪刀ごと寸断できる威力があるはずです。
すると、
ヒノカミ神楽・灼骨炎陽!
炭治郎は目から血を吹き出しながら、ヒノカミ神楽を繰り出します。
逆に堕姫の帯が全て寸断されてしまいました。
堕姫は、炭治郎の攻撃で切れた帯の部分が、焼けるように痛く、再生できません。
炭治郎は、ヒノカミ神楽を繰り出しながら、堕姫の体に迫ります。
そして、間合いに入ると、首をめがけて斬撃を放ちます。
しかし、
堕姫の首は、しなやかに曲がって、炭治郎の刀を通しません・・・
『鬼滅の刃』81話の感想・考察
まず、煉獄・父が炭治郎に感謝してくれて、本当によかったと思います。
そうでないと、煉獄杏寿郎が浮かばれません。
もしかしたら、近い将来、炭治郎に稽古でもつけてくれるかもしれませんね。
腐っても元柱。相当の実力の持ち主だと思われます。
そして、
堕姫の記憶に出てきた、なぞの男。
炭治郎と同じセリフを言って、鬼を憎んでいるようですが、何者なのでしょうか?
炭治郎と同じ首飾りをしているということは、ご先祖様か何かでしょうか?
超気になります。
そして、目から血を出しながら、ヒノカミ神楽を繰り出す、炭治郎。
堕姫を十分追い詰めているので、このまま押しきれるか?
次話に注目です。