この記事では『鬼滅の刃』の82話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
『鬼滅の刃』82話のネタバレ
炭治郎の快進撃
炭治郎、気迫の一撃でも堕姫の首はぐにゃぐにゃして切断できません。
炭治郎は一度間合いを取ろうと後ろ飛びします。
堕姫はすかさず、帯で後追い攻撃を仕掛けます。
炭治郎は、その帯の数を１３本と見抜きます。
今の炭治郎には、堕姫の攻撃が物凄く遅く見えます。
炭治郎は、１３もの帯を受けきって、一箇所に誘導します。
そして、帯が全部束ねられたところで、
一点に集中させて、屋根瓦ごと貫通させ、帯の動きを止めます。
さらに、しなる帯をピンと張らして、切りやすようにします。
ただし、まだ堕姫との距離はかなりあります。
堕姫は、炭治郎が間合いを詰めるより先に再度攻撃を仕掛けようと考えます。
ところが、
ギュルン！
炭治郎は、ヒノカミ神楽の刀さばきで、一瞬にして、張った帯を粉々に砕き、
堕姫との間合いを詰めました。
堕姫は炭治郎の動きが速すぎて、全く動けません。
炭治郎は、再び、堕姫の首に日輪刀を振りあげます。
今度は、しなるより速く振り抜くことで、切ろうとします。
イケル
炭治郎は、堕姫の首を切れたと確信します。
あと一歩のところで・・・
ところが、、、
目の前に人間だった頃の禰豆子が現れ、
息をして！お兄ちゃん！
と叫んでいます。
その瞬間、
炭治郎は、ゴフッと息を乱して、堕姫の目の前で崩れ落ちてしまいました。
どうやら炭治郎は、怒りに我を忘れて、目から血を流すほど激昂し、体力の限界を超えて、
痛みを忘れて戦っていたのですが、命の限界に達しそうになってしまったようです。
鬼殺隊は、鬼と渡り合うために、この命の限界値を、修業によって伸ばしているのです。
そしてそれには、気が遠くなるような月日がかかるのです。
今の炭治郎のように、怒りだけで得られる時間というのは、限定的なのです。
苦しくて咳が止まらない炭治郎。
目の前が真っ暗になります。
そんな炭治郎に堕姫が止めを刺そうとします。
禰豆子、登場
そこへ
ドゴッ
堕姫に回し蹴りを食らわしたのは、なんと、禰豆子です！
ヴーヴー
と口に咥えた竹ごしに、堕姫を睨みつけています。
禰豆子の記憶のなかで、鬼舞辻に惨殺された家族の記憶が蘇ります。
なぜなら、堕姫は上限の鬼で、これまで禰豆子が遭遇した鬼の中で、
一番鬼舞辻の血が濃いからです。
禰豆子に回し蹴りをくらった堕姫は、顔の上半分が吹き飛んで、
ほとんど口しか残っていません。
そして、禰豆子に対して、おまえが無惨の探していた鬼化しない人間であると気づきます。
炭治郎のように人間であれば、命の限界がありますが、
鬼の肉体を手に入れた禰豆子が怒りに我を忘れたときにどうなるか。
相手の肉体がこの世から無くなるまで体を突き動かします！
『鬼滅の刃』82話の感想･考察
炭治郎、ヒノカミ神楽を駆使して、本当にあと一歩のところまで堕姫を追い詰めます。
今回は、命の限界ということで、最後に崩れ落ちてしまいましたが、
鍛錬をして、ヒノカミ神楽を自由自在に使えるようになったら、かなり強くなると思われます。
そして、
禰豆子が登場し、凄まじい身体能力を示しています。
なんと蹴りで、堕姫の顔を粉砕してしまいました。
禰豆子も炭治郎以上に怒り、我を忘れています。
鬼の肉体をもち、命の限界がない禰豆子が、上限の鬼相手に
どれほどの力を発揮するのか、想像もつきません！
それにしても最後のコマの禰豆子の顔は、血管が浮き出まくっていて、本当に見ものです！
