この記事では『鬼滅の刃』の101話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
『鬼滅の刃』101話のネタバレ
鋼鐵塚の行方
炭治郎は、刀鍛冶の里の長に挨拶に来ていました。
里の長は、両脇に部下のような二人を従え、その真ん中に座布団を引きちょこんと座っています。
ちなみに長のサイズは禰豆子が小さくなった時くらいの大きさです。
そして鋼鐵塚同様にひょっとこの面をつけています。
長は小さいですが態度はでかく、炭治郎に自ら頭を下げろと言います。
その要求に真面目に従う炭治郎。
丁寧にお辞儀をする姿に、長は炭治郎がいい人間だと判断し、おちゃめな性格が出たのか、お菓子を与えました。
お菓子を頂戴し、目の前でボリボリ食べる炭治郎。
挨拶も終わり、本題に入ります。
鋼鐵塚が現在行方不明で、長も探しているとのことでした。
その時初めて鋼鐵塚の名前が”蛍”だと知る炭治郎。
かわいい名前と、少し長と鋼鐵塚の名前で話しが盛り上がります。
話は戻り、なぜ鋼鐵塚が行方不明になっているかというと、小さい時からすぐ感情が高ぶり、そのたびにいなくなっていたとのことでした。
長は、表情は分からないが、お面をつけていても深いため息をつき、なんだか呆れている様子です。
すぐに刀をだめにしてしまう自分のせいだと言う炭治郎。
炭治郎のその言葉に、間髪入れず、すぐ折れる刀をつくる鋼鐵塚のせいだと長は言います。
炭治郎は、長の言葉と威圧感に何も言えなくなりました。
鋼鐵塚探しは、長の脇にいた里の者が探してくれるらしく、見つけ次第殴って気絶でもさせる気なのか、ぶんぶんと腕を振っています。
腕の振りをみて、喧嘩をするのかなと焦る炭治郎。
そんなことを炭治郎が思っていることなどつゆ知らず、長は炭治郎の身体を考え、温泉に浸かりゆっくりしていくように言いました。
炭治郎は鋼鐵塚の安否を気にしながら、温泉までの道を里の人間に案内してもらいます。
温泉に繋がる階段の下で炭治郎は案内人と分かれ、一人で階段を登っていきました。
すると、階段の上から炭治郎の名を呼ぶ声がします。
降りてきたのは、先に温泉に入っていた、恋柱の甘露寺蜜璃でした。
炭治郎の名を大声で叫び、手を振り、なぜか涙目になっています。
走ってくる甘露寺に、豊満な胸が揺れてこぼれてしまうと心配する炭治郎。
甘露寺は、炭治郎の心配をきれいに無視し、炭治郎に泣きつき、泣いている理由を説明します。
名前を聞いたのに無視されたと暴れ泣き狂う甘露寺。
めそめそする甘露寺に炭治郎は、夕ご飯の話をしました。
すると、今まで泣いていたのが嘘のように、顔が笑顔に変わり、歌を歌いながら階段を下りていくのでした。
食いしん坊の甘露寺と分かれ、目的地の温泉に到着した炭治郎。
その時炭治郎の頭に何か飛んできました。
手に取り見てみると、それは人の前歯でした。
前歯が飛んできたことに驚く炭治郎。
温泉には男が入っており、歯を触っています。
男の特徴的な髪形から、名前を”不死川 玄弥”と思い出す炭治郎。
名前を呼ばれ振り向く玄弥は、開口一番に炭治郎に悪態をつきます。
ですがそんな悪態をつかれても炭治郎はめげません。
服を脱ぎ温泉に入り、そのまま玄弥の前まで泳ぎます。
そしてザバッと顔を出し、久しぶりの再会の挨拶をしました。
案の定、玄弥に再度悪態をつかれ、温泉に頭を突っ込まれる炭治郎。
玄弥が去った後、人の機嫌の扱い方に温泉に浸かりながら悩む炭治郎でした。
ちなみに温泉には禰豆子も一緒に入りました。
甘露寺蜜璃という人物
温泉からでた炭治郎は食事をご馳走になっていました。
食べ始める炭治郎の横で、甘露寺はすでに食事を済ませたようです。
炭治郎は甘露寺の食べっぷりに感心していました。
それもそのはず、甘露寺の目の前には、通常の茶碗の5倍は大きい丼が何十枚も重なって置いてあったのです。
炭治郎に出された食事の20倍は食したのではないかと思われる甘露寺。
ちなみにそれだけ食べても、いつもより食べていないとのことでした。
話は変わり、甘露寺を泣かせたのが不死川玄弥だと伝える炭治郎。
不死川と聞き、甘露寺は驚きます。
柱に不死川という男がいるが、弟はいないと言っていたからです。
兄弟仲が悪いことに悲しい顔をする甘露寺。
甘露寺家も竈門家も兄妹仲がいいため、仲が悪い不死川兄弟を不思議に思います。
ちなみに禰豆子は話をしながら甘露寺に遊んでもらっています。
炭治郎は少しでも玄弥と話がしたいと思っていました。
ですがなかなか食事場所に姿を見せません。
炭治郎の言葉に甘露寺は、玄弥が食事をしないことを伝えます。
ご飯を食べない玄弥の身体の心配をする炭治郎。
おにぎりを持っていこうと甘露寺に提案し、玄弥の部屋に向かうことになりました。
玄弥の部屋に向かう廊下を、炭治郎はおにぎりが乗ったお盆を持ち、甘露寺は禰豆子と手を繋ぎ歌いながら歩きます。
歩きながら、甘露寺に鬼殺隊に入った理由を聞く炭治郎。
質問された甘露寺はなぜか照れてモジモジしています。
恥ずかしそうにしていますが、答えてくれた甘露寺。
なんとその理由は、結婚相手を見つけるためでした。
言葉を失った炭治郎。
冷や汗をかき茫然と立ち尽くします。
結婚相手がなぜ鬼殺隊だったのかの説明を甘露寺はしていますが、衝撃的な理由に炭治郎の耳に一切入ってきませんでした。
炭治郎的に聞かなかったことにしたのか、そのまま三人は玄弥の部屋につき、玄弥がいないことを確認しました。
すると三人の前に隠が現れ、甘露寺を呼びます。
甘露寺も刀を研ぐために里に訪れており、その作業がもうすぐ終わるという知らせでした。
炭治郎達と離れることを残念がる甘露寺。
見送ると言う炭治郎でしたが、深夜に移動するため、このままお別れしないといけません。
甘露寺は炭治郎に少し話をします。
”上弦と戦った経験はあなたをさらに強くした”
”また生きて会いましょう”
禰豆子のことも鬼として扱うことなく、最後まで優しく接してくれた甘露寺。
その甘露寺が炭治郎と禰豆子を応援すると言ってくれたのです。
甘露寺に感謝の言葉を述べ、もっと強くなると宣言する炭治郎。
そのキリッとした笑顔に、甘露寺はキュンと胸が高鳴りました。
そして甘露寺は再度モジモジしながら炭治郎に近づき、あることを耳打ちします。
それは里のどこにあるかいまだ知られていない武器の存在でした。
探してみてねと甘露寺は炭治郎に伝え、隠と一緒に去っていきました。
炭治郎は甘露寺が去る方向を見つめたまま動きません。
そして、甘露寺のかわいさを全身全霊で感じたのか、勢いよく鼻血を吹き出すのです。
そんな炭治郎の姿を見て、さすがの禰豆子も目を丸くして驚いていました。
次の日の朝。
炭治郎は鋼鐵塚を探すために森を歩いていました。
昨日甘露寺が言っていた武器が気になっている炭治郎。
箱に入っている禰豆子に話しかけながら歩き続けます。
体力も万全じゃないため、鼻が効きずらい様子も見せる炭治郎。
歩いていたら、森の奥に誰かがいるのを発見します。
子供と、鬼殺隊の隊服を着ている少年です。
その少年とは、霞柱 時透無一郎の姿でした。
『鬼滅の刃』101話の感想・考察
甘露寺のかわいさが爆裂した回でしたね!
恋をするために、呼吸名まで恋と名付け、柱まで上り詰めたすごい女性です。
強くてかわいくて優しいって、女としてパーフェクトな感じしますけどね。
なぜ結婚相手に鬼殺隊を選んだのでしょうか?気になりますね。
さて次回は、霞柱の時透無一郎の回です!
この人は炭治郎とあまり仲良くならなさそうな感じがします・・・。
それ以上に、何か一悶着ありそうな予感です。
まだまだ謎多い柱なので次が楽しみですね!
乞うご期待