この記事では『鬼滅の刃』の88話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
『鬼滅の刃』88話のネタバレ
鬼殺隊、集合
宇髄たちが妓夫太郎・堕姫と戦っている一方で、
宇髄の嫁たちは、吉原の一般人たちを戦場から遠いところへ誘導します。
妓夫太郎は、炭治郎たちが到着したのを見て、
雑魚が何人集まろうが、全員死ぬだけだ、と豪語します。
炭治郎は、妓夫太郎を前に、混乱します。
堕姫も死んでいない、どちらが上限の鬼なのか。
ただ、鬼から感じる圧力で、妓夫太郎が本体だと確信します。
炭治郎が日輪刀を持つ手が震えます。
そこへ、
鬼殺隊は必ず勝つ、と宇髄が力強く背中を押します。
それに対し堕姫は、
柱である宇髄が毒にやられたので勝てるわけがないと言います。
炭治郎はその事実に驚きますが、
宇髄はおかまいなしと言わんばかりに、
毒が回っているくらいで丁度いいと強がります。
宇髄は、炭治郎らは、自分の継子であり優秀、
そして鬼の倒し方は、妓夫太郎と堕姫の首を同時に切ることだと見破ったと宣言します。
なるほどと感心する伊之助。
もう勝った気になっています。
一方、妓夫太郎は、それを知った鬼殺隊は何人もいたが、
その簡単なことができずにたくさんの鬼狩りが死んでいった、
自分は柱を１５人、堕姫は柱を７人喰っていると言います。
堕姫も、長い夜が自分たちの味方だと自信満々です。
堕姫が宇髄に攻撃しようとしたその時、
ドドドドドン
とものすごい音を立てて、寝たままの善逸が堕姫ごと屋根の上に飛んでいってしまいました。
それを追いかける伊之助。
堕姫は自分と善逸に任せて、宇髄と炭治郎は、妓夫太郎を倒せと言い残していきました。
善逸対堕姫
堕姫は、善逸が遊郭に潜入していたことに気づきました。
善逸は、すぐに戦闘には入らず、堕姫に対して、遊郭でいじめた女の子に謝れ、と迫ります。
あの子達はおまえの所有物ではないと。
堕姫は、つまらない説教を垂れるなと苛立ちます。
この町では、女は商品、ブサイクは飯も食べる資格もない。人間扱いされる必要はないと言い放ちます。
善逸は、人が嫌がることをしてはいけない、と諭します。
堕姫は、人にされて嫌だったことは、人に返して倍返しにするものだ、
自分が不幸だった分は、幸せなやつから取り立てるしかない、
それが自分たちの生き方で、お前らも同じように蹂躙して殺してやると言います。
妓夫太郎と堕姫、二人の連携
それは、そのまま妓夫太郎も同じ言葉を発して、炭治郎に対して圧力をかけます。
炭治郎は、それにやられて、一歩も動けません。
気がつけば、妓夫太郎の血鎌が喉元に迫っています。
刀を振れ！避けろ！
しかし硬直した体は動きません。
その時、宇髄が炭治郎の襟を鷲掴みにして、後ろに放り投げます。
そしてそのまま妓夫太郎と交戦に入ります。
その瞬間、天井から堕姫の帯の攻撃が宇髄に上から降りかかります。
伊之助と善逸の目の前にいる堕姫の額には、３つ目の眼が開いており、
堕姫は妓夫太郎の目を通して全てを視ることができるようです。
伊之助と善逸も堕姫を倒すべく、抜刀します。
妓夫太郎は、炭治郎たちを見て、宇髄の継子ではなく、下っ端だと切り捨てます。
『鬼滅の刃』88話の感想･考察
戦いの構図が完成しました。
宇髄・炭治郎組vs妓夫太郎、伊之助・善逸組vs堕姫
この構成から見ても、妓夫太郎が堕姫の数倍は強いことが分かります。
堕姫は能力的に劣るのかもしれませんが、第三の目を開眼し、
妓夫太郎と繋がることで、戦闘力や連携がましたとも考えられます。
実際、伊之助・善逸と対峙しながら、宇髄を帯で攻撃して、妓夫太郎を助けています。
一方で、善逸は、堕姫の考え方に違和感をいだき、そのあたりに怒りを覚えているようです。
善逸が、その怒りを日輪刀に込めることができれば、一気に堕姫を追い詰めることができるかもしれません。
次号以降の戦闘の展開に注目です。
