この記事では『鬼滅の刃』の94話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
『鬼滅の刃』94話のネタバレ
強さ
妓夫太郎と堕姫との戦いは劣勢を強いられました。
なぜなら、妓夫太郎が堕姫を操り戦えたことで、より多く敵の情報を得ることができ、その情報をもとに的確な攻撃を仕掛けてきたからです。
そしてもう一つ。
妓夫太郎が使う、鎌のような武器に仕込まれている毒も炭治郎達を翻弄しました。
ギリギリの戦いで、全員がチャンスを作り勝つためにしのぎを削ってきたのです。
力の差に圧倒的なものがあっても、繰り返す攻防に、速度が順応し対応できるようになってきていました。
炭治郎は妓夫太郎の鎌が顎から口に貫通している状態です。
ですが妓夫太郎から視線をそらすことはありません。
刀の柄をグッと握りしめ力を込め、その切っ先を妓夫太郎の頚に振り下ろしたのです。
何度やられても立ち上がり刀を振る炭治郎に、驚きを隠せずにいる妓夫太郎。
炭治郎は、身体の痛みを頭から消し、全身を使って刀を振ります。
持っている力の何倍、何百倍の力を込める炭治郎。
妓夫太郎は、炭治郎の額の痣が濃くなっているのに気付きます。
突然の炭治郎の様子の変化に、妓夫太郎は一旦引こうとしますが、炭治郎の顎に刺さった鎌が抜けず、動けずにいました。
炭治郎の刀は、徐々に妓夫太郎の頚を切り裂いていきます。
妓夫太郎の頚が切られても、堕姫の頚が繋がっていれば死ぬことはないため、妓夫太郎は、堕姫を操り、善逸を始末することを優先させました。
振り絞る力
善逸と対峙している堕姫。
その頚には、善逸の刀が食い込んでいました。
善逸が頚を切るのが先か、堕姫が帯で善逸を切り裂くのが先か、激しい攻防を繰り広げています。
すると突然、堕姫の帯が切り裂かれました。
なんと現れたのは、妓夫太郎に心臓を突かれ倒れていた伊之助です。
刺される直前、持ち前の柔軟さで、身体の位置をずらしていたのです。
そして刺された際の毒も効いていないのか、普段と同じくらいの元気さで登場しました。
善逸に加勢し、堕姫の頚に刀を振り下ろす伊之助。
炭治郎、善逸、伊之助のそれぞれの力に、妓夫太郎と堕姫はなすすべがありません。
堕姫は妓夫太郎に助けを求めます。
ですが、三人の力に押され、堕姫の頚は切られ、それと同時に妓夫太郎の頚も宙に舞いました。
それぞれ飛ばされた二つの頚。
地面に落ち跳ね上がり、ゴロゴロと転がります。
そして転がる頚が止まった先で、妓夫太郎と堕姫は顔を合わせました。
やったー!!と屋根の上で戦いの様子を見ていた、宇髄の嫁三人。
盛り上がる須磨でしたが、雛鶴が様子がおかしいことに気付きます。
一方炭治郎は毒の巡りを遅くするため、呼吸を整えようとします。
そして雛鶴同様に、宇髄の様子がおかしいことに気付きました。
何かを言っているが聞こえてこない炭治郎。
次の瞬間、耳に飛び込んできたのは宇髄の逃げろ!という声でした。
その声と同時に、妓夫太郎の身体から、最後の血鬼術が繰り出されたのです。
『鬼滅の刃』94話の感想・考察
ついに頚を切り落としましたね!!
炭治郎、善逸、伊之助の絶対に諦めない心が勝利につながったんでしょう!
そして須磨さんの喜び方、かわいいです。個人的に大好きなキャラクターです。
考察として、妓夫太郎の最後の攻撃で、全員の生死が決まり、戦いはやっと終わりを迎えるのでしょう。
全員が生き残ることを祈ります。
次回は妓夫太郎と堕姫がなぜ鬼になったのか、過去話が出てくるかもしれませんね!
乞うご期待です!