この記事では『鬼滅の刃』の93話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
『鬼滅の刃』93話のネタバレ
千載一遇のチャンス
妓夫太郎の頚に刀を振り下ろす炭治郎。
切れろ!!と心で強く思い、刀を持つ手に力が入ります。
妓夫太郎が炭治郎に頚を切られそうになる様子を、屋根で見ていた堕姫。
お兄ちゃん!と叫びます。
堕姫からお兄ちゃん呼ばれる妓夫太郎。
炭治郎は、もし自分が鬼になっていたら、この状況は逆転していたのかもしれないと思います。
その時は鬼殺隊の誰かが頚を切ってくれると信じ、今は目の前にいる妓夫太郎を倒すべく、渾身の力で挑むのでした。
やられそうな妓夫太郎を助けるため、堕姫が動きます。
堕姫は帯の攻撃を炭治郎に仕掛けようとしますが、全て刀で抑えられ、動きを封じられました。
攻撃を阻止してきたのは、瓦礫に埋もれていた善逸でした。
自ら這い上がり、ボロボロになりながらも堕姫の前に立ちふさがったのです。
善逸の呼吸の構えをを見て、何度も見た攻撃で速度も分かっていたため、雷の呼吸より早く帯の攻撃を仕掛ける堕姫。
だかなんと、今までの攻撃よりも早い善逸の攻撃に、堕姫の頚は善逸の刀に取られてしまいます。
”雷の呼吸 壱の型 霹靂一閃 神速”
足に負担がかかるため、一度に二回しか使えない技。
瓦礫から這い上がる時と、堕姫の頚を狙うための二回で、善逸の身体は消耗しきっています。
ですが炭治郎が作ったチャンスを無駄にしないよう、絶対に切る!その思いを胸に善逸は刀を振るのでした。
勝利への譜面
炭治郎は妓夫太郎の頚を切るために、刀に力を入れますが、硬くて切れずにいました。
毒の塗ってあるクナイを刺したにも関わらず、炭治郎はとどめをさせずにいます。
そしてついに腕に力が戻る妓夫太郎。
血鬼術を仕掛けてくる妓夫太郎に、炭治郎の刀は押されてしまいます。
炭治郎は力の限り抵抗しますが、妓夫太郎の攻撃で、頚を狙っていた刀は簡単に弾き飛ばされてしまいました。
そのまま炭治郎に攻撃する妓夫太郎。
絶対に諦めない!と炭治郎は立ち向かいます。
妓夫太郎の斬撃を交わしながら、もう一度チャンスを狙う炭治郎ですが、妓夫太郎の切っ先が目の前まで飛んできて、かわすことできずにいます。
当たる!そう思った瞬間、炭治郎の前に壁となって現れたのは、倒れて動かずにいた宇髄でした。
宇髄の出現に驚く炭治郎と妓夫太郎。
宇髄は妓夫太郎の斬撃を跳ね返すと、”譜面”ができたと勝利を確信した笑顔で炭治郎に言うのでした。
”譜面”
それは、宇髄独自で編み出した、敵の動きや癖を分析した戦闘計算式。
通常ならば、音の隙間をぬって攻撃をし打撃を与えることができるのだが、宇髄は今毒に侵され、頚に刀を持っていくことは不可能に近かったのです。
ですがボロボロの身体とは思わせない強さをみせる宇髄。
妓夫太郎の攻撃を、腕一本ですべて弾き飛ばしたのです。
目を切られ、腹を刺されそれでも宇髄は立ち向かいます。
宇髄の飛べ!という合図で、一気に妓夫太郎と距離を詰める炭治郎。
炭治郎の動きを見切っている妓夫太郎は、炭治郎に向かって刃を向けます。
その切っ先は炭治郎の顎に刺さり、口に貫通しました。
ですが炭治郎の目は死んでいません。
必ず倒す、そう目で語る炭治郎の刀が、再度妓夫太郎に向かって振り下ろされるのでした。
『鬼滅の刃』93話の感想・考察
炭治郎、善逸、宇髄の心の強さを垣間見た回でしたね。
ボロボロになりながらも、必ず倒すという思いが全員にパワーを与えたのでしょうか。
ド派手で最高にかっこいい闘いですね!
おそらく次で決着が決まりでしょう。
そのまま炭治郎が妓夫太郎、善逸が堕姫の頚を切り落とし、この戦いに終止符が打たれるかなと考察します。
懸念されるのは、炭治郎と宇髄が受けた妓夫太郎の毒が気になりますね。
またも柱が死んでしまうのか、しのぶが助けに来るのか、気になるところです。
次回もお楽しみに!