この記事では『鬼滅の刃』の162話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
『鬼滅の刃』162話のネタバレ
藤の花の毒
しのぶはカナヲを呼び、2人で話をしていました。
それは、姉を殺した童磨に2人で出会えた時の戦法でした。
その戦法とは、しのぶが童磨に喰われるというものだったのです。
それにはカナヲは納得できず、一緒に戦おうと言いますが、それは甘い考えだと一喝するしのぶ。
童磨は、女性を喰う事に執着していると姉から聞いていたしのぶは、柱である女の自分が狙われるであろうと考えます。
しのぶの体は、藤の花の毒が巡っていると話します。
しのぶの刀にも毒が入っていますが、50ミリ程度しかありません。
しかし、しのぶの体ごとを喰えば、毒の量は、37キロ分に相当し、致死量を遥かに超えると説明するしのぶ。
カナヲも、自分も同じ体になると話しますが、これはしのぶしか実践した事がなく、今の状態になるまで一年もかかるため、
童磨との戦いまでには間に合いません。
毒の効果
童磨は、立ち上がれず右腕も溶けて抜け落ちます。
再生しろと願いますが、骨から溶けている感覚に襲われます。
″しのぶの毒か?″
しかし、毒が回っていた感覚は童磨にはなかったようですが、氷の人形の動きもピタっと止まります。
そしてパキパキンっと、人形たちが割れ始めるのです。
伊之助は驚き、童磨の罠だと思いますが、しのぶの毒が回っているのだとカナヲは教えます。
そして、童磨を追い込むため、伊之助に頚を狙うように叫びます。
しのぶは続けます。
体ごと喰われても、童磨を滅殺できるとは断言できず、お館様も無理だと思っていると話します。
毒が回って弱っても、油断はできない状況のため、確実なのは頚を狙う事。
″私の毒を効かせるから、カナヲが頚を斬って″
最後の血鬼術
しのぶの思いを胸に、カナヲは童磨に近付きます。
″師範の死を無駄にはしない″
伊之助とともに、童磨に斬りかかります。
血鬼術 霧氷 睡蓮菩薩
なんと、童磨は力を振り絞り、大きな菩薩を出現させたのです。
2人は吹き飛ばされてしまいます。
まだ童磨には余力があり、冷気が部屋全体に広がっていきます。
このままでは、童磨が回復してしまう可能性もあり、冷気を吸うと2人が危険になります。
しかしこの技は、最後の大技ではありましたが、苦し紛れのため、術の精度が低いと感じるカナヲ。
そしてカナヲの大技を見せる時が…
しのぶとカナヲと伊之助の力
しのぶからは、失明してしまうかもしれない技だと教えられます。
繊細な眼球を過剰に酷使するため、とても危険だと悲しい顔で話すしのぶ。
″命を犠牲にして戦うと言っているしのぶが、視力の心配をするなんて…″
″優しくて尊いしのぶを命を懸けて守りたかった″
花の呼吸 終ノ型 彼岸朱眼!!
迷わず技を出したカナヲ。
眼の強膜が赤く染まり、周りの動きが遅く見え、童磨の頚を捉えます。
半分ほど斬れかけた所を、後ろから大きな菩薩が冷気を吹きかけてきます。
グズグズの腐った頚ですが、すぐには斬れずカナヲの腕が凍って固まってきてしまいます。
獣の呼吸 思いつきの 投げ裂き!!
伊之助の刀が、カナヲの刀をめがけて飛び、押し込むのを助け、童磨の頚が斬られました。
『鬼滅の刃』162話の感想・考察
童磨を殺すために、死を選んだしのぶ…。カナヲに最後を託して自分の使命を全うする姿はとてもカッコいいです!
そしてその死を無駄にはしないと、失明するかもしれない大技を戸惑いなく出したカナヲもまた、カッコよかったですね!
童磨も、毒が回りながらも、技を出してくる…やはり最後まで気が抜けない戦いでした。
しかし苦しい戦いの末、伊之助の力とともに、童磨の頚を斬る事が出来て本当に感動でした!
上弦の鬼にも果敢に挑み、確実に強く成長しているので、今後の戦いも見ものですよね!
さらに強い鬼が現れてくるでしょうから、楽しみに応援していきましょう〜!