この記事では『鬼滅の刃』の116話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
『鬼滅の刃』116話のネタバレ
6体目の鬼…⁉︎
耳をつんざく様な悲鳴をあげる小さい鬼。
その悲鳴に耐えながら鬼の頸に刀を当てます。
斬れるか…？
その時背後に今までの鬼とは違う殺気を感じる炭治郎。
何が来たんだ⁉︎と意識を集中しますが、喜怒哀楽鬼ではないことはわかります。
小さい鬼の頸を斬ってしまえば…と刀を動かしますが、硬くて斬れません。
禰豆子の血の効力もきれてしまいました。
鉄砲を構えている玄弥が、炭治郎に避けるように叫びます。
この位置だと炭治郎にも弾が当たるため、玄弥も引き金を引けずにいました。
太鼓を叩く音が聞こえ、攻撃がくると身構える炭治郎。
木の根が龍の形になり盛り上がって炭治郎を襲います。
危機一髪、禰豆子が炭治郎を抱き抱え、その場から脱出しました。
何か変な鬼が現れましたよ‼︎
いったい何体いるのでしょうか⁉︎
喜怒哀楽鬼の合体
脚を斬られて着地に失敗する禰豆子。
炭治郎と地面に転がります。
顔をあげると、炭治郎の背後にいた6体目と思われる鬼が不快、不愉快とブツブツ言っていました。
背中に「憎」と書かれた太鼓が5個ほど円形についています。
極悪人が…と言いながら目を血走らせ立っている鬼。
6体目かと思う炭治郎は、喜怒哀楽鬼の気配が消えていることに気がつきます。
玄弥も状況がつかめず、焦ります。
さっきまで怒り鬼だったのに、炭治郎が小さい鬼の頸を斬りかけた時に両手をあげる仕草をしました。
瞬きの一瞬、その手に喜の鬼と楽の鬼が吸い寄せられ、肉が捻り潰されるように吸収されます。
もう一つ瞬きの間に、怒りの鬼は哀絶の元に移動して哀絶に手をかざしました。
哀絶は抗議するような顔をしましたが、一瞬で吸収され、今のような姿に変化したのです。
子供のように若くなった鬼。
一体この鬼は何なんだ⁉︎と玄弥。
極悪非道はどっち…？
本体の小さい爺さん鬼が、木の根の龍に囲われそうになり、炭治郎は刀を向けます。
若い鬼は炭治郎をギロリと睨みました。
ビリっと全身に電気が走ったように動けなくなる炭治郎。
その威圧感は凄まじいものでした。
玄弥も動けずにいます。
儂のすることに不満があるのか？と凄む若い鬼。
悪人たちめがと胸にズシンとくるような重たい言葉が炭治郎と玄弥を苦しめます。
手足の力が抜け、立っていられないほどです。
鬼も強くなる
窮地に追い詰められて、爆発的な力を発揮するのは人間だけではありません。
半天狗という鬼は、これまでにも何度も死に直面する窮地に追い込まれてきました。
その度に己の身を守る強い感情を血鬼術で具体化して分裂し、生き延びてきた鬼です。
窮地に立てば立つほど強くなる鬼でした。
炭治郎の怒り
どうして俺たちが悪人なんだ？と聞く炭治郎。
弱いものをいたぶるからだと答える鬼。
お前たちはさっき、手のひらに乗るような小さい弱き者を斬ろうとした。
これはもう鬼畜の所業だと炭治郎を睨みます。
小さく…弱い者…？と炭治郎が聞き返します。
ふざけるな！と怒りの声をあげました。
お前たちのこの血の匂い、食った人間の数は百や二百じゃないはずだ！
その人たちがお前に命をもって償わないといけないことをしたのか！
炭治郎の怒りの声にビリビリきている禰豆子。
大勢の人を喰って殺しているのに、被害者ぶるな！と炭治郎の怒りは収まりません。
その捻くれた性根、絶対に許さない！
悪鬼の頸は俺が斬る‼︎
『鬼滅の刃』116話の感想･考察
半天狗の悲鳴が本当に耳をつん裂きそうな表現で、顔がしかめっつらになってしまいました。
あんなに小さいのに、本当に恐ろしい鬼ですよね。
6体目かと思われた鬼は喜怒哀楽鬼が合体した鬼だったんですね。
窮地になればなるほど、強くなって生き延びてきた半天狗。
今回も血鬼術であんなに若い鬼を具現化したってことなんでしょうね。
喜怒哀楽鬼よりも更に強そうな雰囲気でしたが、炭治郎の怒りはそれ以上でした。
禰豆子も玄弥も炭治郎があんなに怒ってるの初めて見るんじゃないの？って思ったんですが…。
鬼にも同情してしまう炭治郎がですよ？
炭治郎を怒らせてしまった半天狗、どうなってしまうのでしょうか…⁉︎
