この記事では『鬼滅の刃』の106話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
『鬼滅の刃』106話のネタバレ
戦闘開始
部屋で寝ている炭治郎。
その炭治郎に歩み寄り、鼻を摘み、眠りから覚まそうとする人物がいます。
霞柱の時透無一郎でした。
どうやら時透は鉄穴森を探しているらしく、居場所を知っているか炭治郎に聞きにきたのです。
突然鼻をつままれ、時透の不可思議な行動に驚き、飛び起きる炭治郎。
時透は、炭治郎が鼻を摘まむまで起きなかった鈍感さに呆れています。
そして結果、時透の目的である鉄穴森がどこにいるかは、炭治郎も分からず、探さないといけないということが分かりました。
鉄穴森を探そうと思っている時透に、一緒に探すと炭治郎が名乗りをあげます。
”一緒に”と言われ、時透は炭治郎のことを不思議に思いました。
なぜそこまで人に尽くすのかと、炭治郎に問う時透。
時透の問いに、”人の為にすることは自分の為になる”と炭治郎は話します。
目を見開き、炭治郎の言っていることをすぐに理解できずにいる時透。
何を言ったのか炭治郎にもう一度聞き返します。
時透の問いに、炭治郎は再度応えようとした時、一緒に寝ていた禰豆子が起きました。
炭治郎と禰豆子が楽しそうな様子を見て、なんとも複雑な表情を見せる時透。
そして、禰豆子の存在に時透は違和感を持ちます。
時透が感じている違和感に慌てる炭治郎。
自問自答している時透に、口をつむぎ炭治郎は何も言えずにいます。
そんなやり取りをしていると、廊下から誰かがやってくる気配を、炭治郎と時透は感じました。
廊下側の襖に注目する、炭治郎と時透。
襖が開き、そこに現れたのは、床を這いつくばりながら部屋の中へと入ってくる、上弦の肆、半天狗の姿でした。
すぐ側まで来ている鬼の気配に気づくことができなかった炭治郎と時透。
その上手な気配の隠し方で上弦と認識した二人は、刀に手をかけます。
半天狗の姿を目の当たりにして約一秒。
その間で、全てを理解し、瞬時に攻撃を仕掛けた時透。
半天狗は飛び上がり、時透の攻撃を避けます。
さすがに無傷とはいかず、顔を斜めに切りつけられました。
時透に切りつけられた顔を押さえ、泣きながらやめてくれと二人に言っています。
鬼の不可思議な態度に、戸惑いの色を見せる炭治郎ですが、瞬時に攻撃体制に入ります。
炭治郎はすぐに任務に行けるように、鋼鐵塚が打った刀を持っていました。
そして炭治郎はヒノカミ神楽を半天狗めがけて打ち込みます。
天井から、畳の上に倒れ込む半天狗。
鬼からの攻撃がないことを炭治郎は不思議に思います。
倒れ込んでいる半天狗に次に攻撃を仕掛けたのは禰豆子です。
得意の蹴りを半天狗のみぞおちに打ち込み、その攻撃をもろに受けた半天狗はゴロゴロと壁のほうまで転がりました。
少し鬼の力を引き出している禰豆子に、前回の戦いで暴走した時と同じことにならぬよう、炭治郎は注意を促します。
禰豆子の攻撃で怯んだ半天狗に向かって刀を振り下ろす時透。
綺麗な弧を描く太刀筋で、半天狗の頚を時透は切り落としました。
あまりにもあっけなく頚を切る隙を与えた半天狗。
ここで炭治郎は思いました。
上弦の陸の妓夫太郎と堕姫のように、特殊な能力を持っているのではないかと。
炭治郎は時透に、上弦の鬼の能力が通常の鬼とは違うことを伝え、気を付けるようにと叫びます。
上弦の肆 半天狗
時透が切った半天狗の頚は、畳の上に落ち、バウンドします。
そしてなんと、切り落とされた頚から身体が生まれたのです。
頚を落とされ身体だけの状態だった方も、頚が再生していました。
切られると、その分人数が増えるのが半天狗の能力なのか。
そう頭によぎりながらも、戦いの手を緩めることはできません。
炭治郎と時透は二手に分かれ、攻撃を仕掛けます。
すると、頚から身体をはやした鬼がなにやらヤツデの葉の形をした団扇を出してきました。
そして向かってくる時透に、ふわっと風を送った瞬間、すさまじい威力の風に変わり、あっという間に時透を吹き飛ばしたのです。
炭治郎も風に巻き込まれますが、禰豆子が癒えの外壁に捕まり助けてくれたおかげで、時透と共に飛ばされることはありませんでした。
炭治郎が飛ばされた時透の方向を振り向くも、すでに目で形を認識できないほど、遠いところまでいってしまっています。
風の攻撃がおさまり、鬼と対峙する炭治郎と禰豆子。
そこにいたのは、以前のヨボヨボのおじいちゃんのような姿ではなく、もっと若く、そして堂々と威圧感をもった鬼二人の姿でした。
一方は先程時透を吹き飛ばすほどの風を起こした、ヤツデの葉の団扇を持った鬼。
もう一方は、錫杖を手に持った鬼。
顔は同じですが、持っている武器が違います。
そして鬼同士がそれぞれの名前で呼び合っている様子を見ると、二人の鬼は全く違う存在だということが分かりました。
対峙した鬼に、刀を構える炭治郎。
すると錫杖を持った鬼が、杖を床にドンっとつきます。
その瞬間床をついた部分から、雷のようなものが発せられ、炭治郎達に襲い掛かってきました。
周り全体に広がる雷に避けることができず、攻撃を受ける炭治郎。
気絶しかける炭治郎の目に、一人の人物が見えました。
その人物とは、屋根の上で、鬼に向かって銃口を向け立っている玄弥の姿でした。
『鬼滅の刃』106話の感想・考察
半天狗との戦いスタートです!
切ったところから新たな肉体が誕生するとは、しかも最初の弱そうな状態とは全然違って、めちゃくちゃ強そうですしね。
修行の成果を見せる時です、炭治郎!!
そして炭治郎のほうに玄弥登場ですね。
なぜ刀を持っておらず銃なのでしょうか?
玄弥のことも気になりますが、鬼の能力がここまでなのかも気になりますね。
身体を分けることができるのは二体までなのか。
それ以上増やすことができるかもしれませんし、この戦いも見逃せませんね!
乞うご期待です!