この記事では『鬼滅の刃』の74話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
『鬼滅の刃』74話のネタバレ
蕨姫の過去
善逸が潜入する前の京極屋での回想シーン
女将と蕨姫花魁が言い争っています
女将は京極屋で、けが人や足ぬけ、自殺する若い遊女が多いのは、
全て蕨姫のせいだと詰め寄っています
蕨姫は、なぜ女将は自分の味方をしないのか、
自分の癪に障るようなことをする遊女の方が悪いと思わないのか、と反論します
女将は、今までだいぶ目をつむってきたが、もうかばいきれないと言い切ります
すると
蕨姫の態度が一変、恐ろしく口調に変わります
誰の稼ぎで京極屋がここまで大きくなったと思っているんだ婆(ババア)とドスの効いた声で言います
女将は、自分がまだ子供の頃の話をしだします
ある茶屋のお婆さんから、
もの凄い別嬪だけどもの凄い性悪な花魁がいて姫って名前を好んで使っていたと
それは茶屋のお婆さんが子供の頃で、
その花魁たちは気に食わないことがあると首を傾けて睨みつけてきたそうです
そう、今の蕨姫が女将を睨んでいるのとまったく同じ仕草で
女将は、蕨姫は人間なのかと疑います
その瞬間、
蕨姫は鬼の姿になり、女将の顔を抱え、女将に言います
そういうことは気づいても黙っているのが、賢いのだと
そして女将に対して、
お前は自分が思っていたよりもずっと頭が悪かったようだと残念がります
そして
自分は年寄りの人間の肉はまずくて食わないので安心しろと言います
そう言うと、
女将を上空から落として、転落死させます
吉原の住民は、ぐちゃぐちゃになった女将の死体を見て大声をあげ怯えます
鬼の名前は「堕姫」
引き続き回想シーンの続きです
自分の部屋に戻った蕨姫
そこには
帽子をかぶった青年が悠然と座っていました
それは、鬼舞辻無惨でした
無惨は、たくさんの人間を食ってパワーアップした蕨姫を褒めます
しかし油断するなとも戒めます
鬼殺隊の柱たちは、鬼をすぐに見分ける一方で、
鬼の方は、人間を見ても、鬼殺隊かどうか見分けることが困難だからです
無惨は、蕨姫を「堕姫」と呼びました
どうやら堕姫が鬼としての名前のようです
無惨は堕姫に期待していると言います。
誰よりも美しく、鬼殺隊の柱を7人も倒したからです
そしてこれからももっと強くなれる特別な鬼だと言います
堕姫、善逸の承知に気づく
時間は戻って現在
腕を掴まれた蕨姫が善逸を殴り飛ばしました
きつい躾がいるなと睨みつけます
そこへ
店の主人が飛んできました
土下座をして、善逸を勘弁してやってくれと頼みます
自分がきつく言っておくので自分の顔を立ててくれと懇願します
蕨姫は気を取り直し、主人にも謝罪します
主人は蕨姫の部屋をかたづけるよう女中に指示します
蕨姫は、善逸を殴った感触から、
善逸が軽傷であることを確信します
そして一般人ではなく、鬼殺隊だとも確信します
そして・・・ようやく意図したように鬼殺隊を釣ることができたと喜色ばみます
喰ってやるのでどんどん来いと心の中でつぶやきながら・・・
炭治郎は空を眺めながら、吉原の空気は濁った匂いがすると不安になります。
『鬼滅の刃』74話の感想・考察
京極屋の女将さん、いいところに気づいたのですが、
それを堕姫に言ってしまったがゆえに、殺されてしまいました。
老体はまずいので食わないといっても、上空から落として死なせるのですから、
鬼はいずれにせよ、ひどいですね。
鬼舞辻によると堕姫はすでに柱を7人も食べているそうです
かなりの強敵と言えると思います。
今回のパーティは、柱は宇髄だけですが、果たして大丈夫でしょうか?
炭治郎たちが柱級の活躍を見せなければ厳しい戦いになるでしょう
次話以降、どのような戦闘が繰り広げられるか、本当に見ものです!