この記事では『鬼滅の刃』の149話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
『鬼滅の刃』149話のネタバレ
嫌悪感
(金属に爪を立てるような不協和音に吐き気がする。いつも通り弱者だから不快なのだと思っていたが、違う。)
(コイツは弱者じゃなくなっても不快感が残る。コイツの全てが俺の臓腑を内側から削りつけてくるようだ。)
炭治郎を見ながらそう感じる猗窩座。
すると、猗窩座の背後に中年の男が現れ、肩に手を置きながらこう話しました。
何をするにも初めは赤ん坊だ。周りからの手助けで覚えていくものだ。
他人と背比べをしてるんじゃない。重要なのは、昨日の自分より強くなることだ。
それをずっと続けていければ立派なものさ。そして今度はお前が人を助けてやるんだ。
肩に置かれた手を振り払おうとした猗窩座。
どうやら炭治郎には何も見えていなかったようで、猗窩座の急な行動に驚きます。
振り払おうとしたまま固まっていた猗窩座は、炭治郎の方へ顔を向け、
やはりお前は不快だ。
そう言うと、素早く距離を詰めてきました。
正確無比
《破壊殺・砕式 万葉閃柳(まんようせんやなぎ)》
とてつもない速さに焦る炭治郎。炭治郎は速さと同時に高い正確さも感じていました。
距離をあけますが、すぐに詰め寄られ次の技がきます。
《破壊殺・脚式 飛遊星千輪(ひゅうせいせんりん)》
下から上に蹴り上げられる炭治郎。
何とか攻撃を予知して受けきれても、凄まじい威力に負傷をゼロには出来ません。
(正確無比な技‥！まるで羅針盤のように確実に隙を刺してくる！)
(急所に向かってくる攻撃は磁石に吸い寄せられているようだ。何だ？何に反応しているんだ？)
(思い出せ！今までの猗窩座の言動を推理すれば何かあるはずだ！)
《ヒノカミ神楽 飛輪陽炎(ひりんかげろう)》
炭治郎は、猗窩座の攻撃が正確なのは何故か、考えながら闘うのでした。
手紙
煉獄杏寿郎の仏壇の前に座り、どうか父上と炭治郎さんたちを守ってください、と祈る千寿郎。
その額には汗が滲み、怯えるようにブルブルと震えています。
どうやら千寿郎は、炭治郎に、当時の炎柱と日の呼吸の剣士との会話を綴った手紙を送った様子。
内容は、日の呼吸の剣士が無惨と対峙した時の話です。
しかし、鎹鴉から手紙を受け取る前に猗窩座との戦いが始まっていた為まだ届いておらず、
猗窩座に勝たなければ読めません。
帰還
《ヒノカミ神楽 円舞‥》
炭治郎の振り下ろした刀を掴む猗窩座。
(しまった‥！折られる！)
炭治郎は咄嗟に頭突きをし、頭を蹴り上げます。
それでも手を離さない猗窩座。
刀がミシッといいかけたその時、猗窩座の両腕が斬り落とされました。
義勇さん！！
炭治郎は嬉しそうに叫びます。
そして富岡は、ズキズキと痛む背中に耐え猗窩座にこう言いました。
俺は頭にきている。よくも遠くまで飛ばしてくれたな上弦の参。
『鬼滅の刃』149話の感想･考察
149話の最初に登場した男性は誰なんでしょう！すごく気になりますね。
猗窩座にしか姿が見えていないようでしたので、猗窩座の記憶の中の人物だと考えます。
しかも猗窩座の中に残っていた、または炭治郎が思い出させた、人間の頃の記憶かと。
また登場しそうなので、忘れず覚えておきましょう。
そして猗窩座の技の名前ですが、新しいのが出てきましたね。
前回の冠先割、流閃群光、鬼芯八重芯に加え、
万葉閃柳、飛遊星千輪、この2つが新たに登場しました！
この2つもすごく特徴的な名前ですね。やっぱり何か由来がありそうです。
次回も乞うご期待です！
