この記事では『鬼滅の刃』の145話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
『鬼滅の刃』145話のネタバレ
強者
自分より圧倒的に強い鬼に遭遇し、跪いた。
剣士の格好をした鬼だった。6つある眼の内の一つには”壱”の文字が刻まれていた。
地面に頭を擦り付けようが家が無かろうが金を盗んだことを罵られようが、死ぬまで負けじゃない。
生きてさえいればいつか勝てると信じて進んできた。
その鬼は俺に鬼の血を分け、あの方に認められれば我らの仲間になれると言った。
血を一滴でも零せば首が飛ぶという絶叫して泣きたくなるような恐怖に耐え、
俺は血を飲んだ。そして鬼になった。
得た力
(鬼になった時の恐怖に比べれば、コイツなんて大したことはない。)
(我妻善逸。コイツはカスだ。いつもベソベソ泣き根性もない。こんなカスと二人で後継だと‥!!)
死んで当然だろオオオ!!爺もテメエもオオオ!!!
獪岳は、そう怒り狂ったように叫び血鬼術を使用します。
《雷の呼吸 弍ノ型 稲魂(いなだま)》
黒い稲妻に包まれた獪岳は、恐ろしい速さで五連撃を繰り出しました。
余りの速さに善逸は回避出来ません。
《参ノ型 聚蚊成雷(しゅうぶんせいらい)》
次は回転しながらの波状攻撃。
《伍ノ型 熱界雷(ねつかいらい)》
次は下から上へ斬撃を飛ばす攻撃。
善逸に呼吸を整える間も与えず次々と攻撃を繰り出す獪岳。
《雷の呼吸 陸ノ型 電轟雷轟(でんごうらいごう)》
最後は、雷のような斬撃を周囲に繰り出す攻撃です。
獪岳は自慢げな顔で言いました。
どうだ?!血鬼術で強化された俺の斬撃は!俺の力を目に体に焼きつけろ!鬼になり雷の呼吸を超えた!!
俺は特別だ。お前とは、お前らとは違うんだ!!
幸せの箱
獪岳の電轟雷轟のダメージにより城内を落下する善逸。
善逸は、落下しながら昔のことを思い出していました。
雷の呼吸の基本の型が使えないくせに獪岳ってやつ、偉そうだよな。どうせすぐ死ぬくせに。
ある鬼殺隊員がそう話していたのを聞いた善逸は、その隊員を殴ってしまいます。
それを知った獪岳からは、お前は本当に恥だぜ。と言われてしまいますが、
善逸はひたむきに努力する獪岳のことを心から尊敬していました。大嫌いでも、いつも獪岳の背中を見ていました。
だからこそ獪岳から常に不満の音がしていたのを、善逸は知っています。心の中の幸せを入れる箱に穴が開いていたのを。
善逸は落下していた体を回転し刀を構え、心の中で呟きます。
(ごめん爺ちゃん。ごめん、兄貴。)
《雷の呼吸 漆ノ型 火雷神(ほのいかづちのかみ)》
龍の形をした雷をまとい素早い動きで獪岳の頸を切った善逸。
獪岳は自分の知らない型に驚き、あの爺贔屓しやがったな!!と叫びます。
どうやら善逸が繰り出した漆ノ型は、善逸が考えた善逸だけの型、とのこと。
いつかこの技で、アンタと肩を並べて戦いたかった‥。
そう、善逸は話すのでした。
『鬼滅の刃』145話の感想・考察
145話は、善逸vs(上弦の陸)獪岳の闘いに決着がつきました。
獪岳が鬼になった理由も明らかになりましたね。
上弦の壱に遭遇してしまい、死にたくないから鬼になってでも生きるという選択をした。という感じでした。
生きたかったのには、爺ちゃんや善逸に強さを認めてほしい。自分が納得できる強さが欲しい。などなど、
色んなわけがあったのでしょうね。
とりあえず、善逸お疲れ様でした。
次回も乞うご期待です!