この記事では『鬼滅の刃』の98話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
『鬼滅の刃』98話のネタバレ
集められた上弦
無限城で、琵琶の形をした琴の音が響きます。
弾いている女を睨み付ける、猗窩座。
その猗窩座の横にある壺の中から、上弦の伍の玉壺が顔を出しました。
久しぶりに会ったからなのか、ニヤニヤとした顔で玉壺は猗窩座に挨拶をします。
無限城に呼ばれた理由は上弦の鬼が倒されたからで、玉壺は猗窩座が倒されたものではないかと、口では心配そうなことを言っていました。
すると横やりを入れるように話しかけてきたのは、階段に佇んでいた上弦の肆、半天狗。
百年以上ぶりに会った上弦達を前にし、階段の手すりを掴み、怯えているような顔を見せます。
猗窩座は無惨の所在を琵琶の鬼に聞きます。
琵琶を一度鳴らしたかと思ったら、琵琶の鬼は口を開き、無惨はまだ来ていないといいました。
上弦の壱の存在も確認できないため、琵琶の鬼に聞く猗窩座。
琵琶の鬼が答える前に、猗窩座の肩に手が伸びてきました。
目に上弦の弐と刻まれている男が、猗窩座に向かって不敵な笑みを浮かべ話しかけます。
その男とは、上弦の弐、童磨でした。
玉壺は童磨の突然の出現に驚きます。
猗窩座の肩に手をかけたまま、玉壺に話しかる童磨。
童磨は楽しそうに笑っていました。
笑顔で玉壺と話す童磨に、猗窩座は離れるように言います。
表情はないが苛立っているのか、離れるように言った後すぐに童磨の顔を殴る猗窩座。
殴られた箇所から血が噴き出た童磨ですが、すぐに顔は再生し、その表情は笑顔のままです。
童磨の嫌味に顔をしかめる猗窩座。
童磨と猗窩座のやり取りを冷静に見ていた、琵琶の鬼は、猗窩座に質問をされていた、上弦の壱の所在を口にします。
近くにいたことに気付かなかった猗窩座は、琵琶の鬼が言う方向を見ました。
猗窩座が見た方向に、正座し静かに時が経つのを待っていた、上弦の壱、黒死牟。
そしてそれと同時に、上弦の前に無惨が現れました。
空間がゆがんでいるのか、上弦達が立っている場所の真上に立つ無惨。
無惨は何かの実験をしているのか、ビーカーや試験管が机にたくさん並んでいます。
一本の試験管に何かの液体をスポイトで入れる無惨。
作業をしながら、口を開きます。
次の戦いの幕開け
妓夫太郎が鬼狩りに倒されたことを、上弦達に伝える無惨。
それにいち早く反応したのは童磨でした。
妓夫太郎を鬼になるべく誘った張本人である童磨。
妓夫太郎が倒されたのは、自分のせいだと童磨は言います。
口では謝罪をしているが、言葉とは裏腹にその表情は笑っており、無惨からのお仕置きをワクワクしながら待っているようでした。
童磨の謝罪に何の感情も出さない無惨。
手では実験を続けながら、妓夫太郎たちの戦いを振り返ります。
そして無惨は、死に行くものを信じないと言わんばかりに、上弦達を見放すような発言をしました。
見放されることに反論する童磨。
その言葉に、今まで静かだった無惨の感情に苛立ちが見えるようになります。
無惨のほしい情報を何一つ見つけてこれない上弦達に、愛想を尽かしたようでした。
半天狗、猗窩座、黒死牟、童磨は、ひざまずき頭を下げたまま返す言葉がありません。
玉壺だけは違いました。
無惨がほしい情報に、近づく手立てを見つけたと、無惨に向かって叫びます。
玉壺は意気揚々と話しますが、無惨の手によって頚を切断され、玉壺が気付いた時には、自身の頚は無惨の手に乗せられていました。
一瞬の出来事に驚く暇もなかった玉壺。
無惨の顔を目の前にし、徐々に震えます。
変化を嫌う無惨は、不確かな情報であれば上弦であろうとも、死をもって償わせるつもりのようでした。
持っていた玉壺の頚を落とす無惨。
情報が正しければ、半天狗と共に行けと命を下し、そのまま無惨は消えていきました。
無惨が去った後にも関わらず、命を受けた半天狗と玉壺は震えていました。
そんな玉壺に、いつものように笑顔で話しかける童磨。
童磨は玉壺の頚を持ち、何を掴んだのかを聞いています。
玉壺は童磨の問いに、話すべきなのかを迷っている状態です。
二人が話していると、童磨の後ろから猗窩座が近づいてきました。
そして一瞬で童磨の口から上の顔を殴り飛ばしました。
猗窩座の表情は、童磨に対し憎しみをもった目をしてました。
『鬼滅の刃』98話の感想・考察
上弦集合の回です!
いろんな姿の鬼がいて、対面したらその見た目にまずビビりますね。
そして無惨はもっと恐ろしい存在なのかと思うと、勝てるのかどうか不安になってしまいました。
いやでも鍛錬を積んだ柱や炭治郎達ならやり遂げてくれるでしょう!
それにしても玉壺が掴んだ情報は何なのか気になりますね。
鬼殺隊の本部はバレるとは思わないので、柱の誰かの住まいか何かでしょうか。
個人的には冨岡の戦いが見たいところです!!
玉壺と半天狗と戦う、冨岡と炭治郎の水の呼吸チーム。
次が気になりますね!
乞うご期待です!