この記事では『鬼滅の刃』の108話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
『鬼滅の刃』108話のネタバレ
守るべきもの
時透と戦うのは、巨大な魚の形の胴体に、足が四本生え、背中に壺を背負っている、なんとも珍妙な化け物です。
その化け物が、頚を切断しても倒れないと分かった時透。
背中についているなんとも不格好な壺を叩き切り、化け物の退治に成功しました。
目の前にいた敵を倒し、化け物の身体が崩れる様子を見ている時透。
すると助けてもらった小鉄が、時透に飛びついてきました。
化け物に襲われ、本当に死を覚悟したのか、助けられたことを泣きながら感謝する小鉄。
絡繰人形の一件で、時透の悪口を言っていたことも暴露し、謝ります。
メソメソと目の前で泣く小鉄に、特に表情を変えない時透。
それより、早く炭治郎達の元に戻るために、小鉄に背を向けます。
すると走り出そうとする時透を、小鉄は待ってほしいと止めました。
鉄穴森と鋼鐵塚を助けてほしいと時透にお願いをする小鉄。
刀を研ぐ作業をしており、その場から動けないということでした。
早く炭治郎の元へ戻らないといけないのではないかと、時透は悩みます。
その時、時透の脳裏に、お館様の言葉が浮かんできました。
全身ボロボロで床に臥せている時透の横で、話をしているお館様の姿が記憶に蘇ります。
その後小鉄を担ぎ、鉄穴森と鋼鐵塚がいる方へ走る時透。
お館様から貰った言葉、お館様の想いを胸に、そして里を守るために、鬼殺隊の霞柱、時透無一郎は全力で駆けるのでした。
ちなみに担がれている小鉄は、時透の走りがあまりにも早く、敵に襲われた時とはまた別の恐怖を感じていました。
時透の心の変化
一方炭治郎は、敵に足を掴まれ攻撃をされそうになっている直前でした。
刀を振り、敵の顔を真っ二つに切り難を逃れたかと思いきや、切った数だけ分身が増えます。
そして二体になった鬼は、炭治郎に攻撃するのでした。
超音波の攻撃をもろに受けてしまった炭治郎。
ですがその攻撃を受けたおかげで、敵の能力を知ることができました。
それは、切って増える人数には限界があるということでした。
鬼の舌に刻んである”喜怒哀楽”の文字を見ていた炭治郎。
その四体までが強く、その後切って増えると、力が徐々に弱くなると推測します。
目の前にいるのは”喜”の鬼。
まずはこの鬼だけでも倒そうと炭治郎は奮闘します。
そんな炭治郎に襲い掛かる鬼の爪。
鋭い切れ味の爪に胸を切り裂かれる炭治郎。
ですが炭治郎も負けてはいません。
相打ちで炭治郎も鬼の顔に刀を入れ、怯んだ隙に攻撃の元となる口を真っ二つに切ったのでした。
その頃、禰豆子と玄弥は炭治郎が戦っている”喜”以外の三体と戦っていました。
禰豆子は”楽”と、つかみ合いの力比べをしています。
どちらかというと、禰豆子は力負けしているのか、”楽”にその名の通り遊ばれ、楽しまれている様子です。
”怒”は楽しんでいる”楽”にイライラを募らせており、”哀”は玄弥の腹に槍をさしたままの状態です。
玄弥は腹部に槍が刺さっていたが、苦しい様子を見せることなく、銃弾を”哀”に向かって放つのでした。
『鬼滅の刃』108話の感想・考察
時透、炭治郎、禰豆子、玄弥のそれぞれの戦いが繰り広げられている回でしたね!
時透は心の変化もあり、次回の話でも人の為に戦うのでしょう。
そして炭治郎が短期間でここまで強さがアップするなんて!本当にすごい!
きっと鱗滝さんもびっくり!
果たして炭治郎は次回、禰豆子と玄弥の元へ行くことができるのでしょうか。
そういえば玉壺の姿が見えないので、もしかしたら時透との戦いで登場するかもしれませんね!
乞うご期待です!