約束のネバーランド

【約ネバ】ソンジュとムジカの関係や正体は?人間を食べない理由について

 

『約束のネバーランド』の作中で重要な役割を果たしているソンジュムジカ

あまり登場シーンは多くないものの存在感は抜群で人気のあるキャラクター達です。

そこで今回は、謎の存在で人気を博しているソンジュとムジカについて

  • ソンジュとムジカの関係は?
  • ソンジュとムジカの正体は?
  • ソンジュとムジカが人間を食べない理由は?

以上を解説したいと思います。

ソンジュとムジカのプロフィール

ソンジュ

約束のネバーランド6巻より

誕生日 不明
身長 2045/250㎝ぐらい
体格 人間に合わせると
やせすぎな細さ
血液型 不明
性格 ・無口で必要以上は話さない
・人間を食べたがっている

ソンジュは、体格や立ち振る舞いはもちろんのこと知能も高く人間と遜色ありません。

むしろ仮面をつけていれば、人間よりずっとカッコいいのでは?と思うほどです。

エマ達を助け鬼の世界を生き抜くため術を教えたソンジュ。

一見とても親切な鬼に見えますが、そこにはソンジュの思惑が潜んでいました。

ソンジュはただ知能が高いというだけでなく策士としての一面も持っている鬼です。

人間だったとしても敵にはしたくないタイプですね。

ムジカ

約束のネバーランド6巻より

誕生日 不明
身長 2045/143㎝
体格 人間に合わせると
やせすぎな細さ
血液型 不明
好きな食べ物 キククの実
(鬼世界のクルミみたいな食べ物)
性格 穏やかで優しい

ムジカもソンジュと同様に体格や立ち振る舞い、知能に関しては人間と遜色ありません。

最初は人間への興味からエマ達に近づきますが、日が経つにつれてしっかりと仲良くなっていきます。

菩薩のような性格で基本的に誰に対しても慈悲深く接します。

そのおかげでエマ達からの信頼は絶大です。

一方でソンジュは冷や冷やしている場面も見受けられますが…

人間よりもずっと素晴らしい存在なのでは?と思わせてくれる鬼です。

ムジカとなら友達になれそうな気がします。

ソンジュとムジカの関係は?

エマ達とソンジュ達の出会いは脱獄直後。

脱獄直後にエマ達が鬼に追われているところを鬼であるソンジュとムジカが助けてくれた事が彼らとの出会いです。

最初は警戒していたエマ達でしたが、抜け道を案内してもらっているうちに仲良くなりましたね。

その後も何度か登場シーンがありますが、ソンジュとムジカはいつも一緒に行動しています。

 

兄妹ってわけでもないし、似た者同士って感じでもないのに

なぜ一緒にいるのでしょう?

 

それは・・・

両者が国から

”追われている身”だから

ムジカは“特殊な力”を持つ鬼で、その力のせいでそれを良く思わない王・貴族鬼から目をつけらてしまいます。

そして、ムジカの親や仲間たちは皆殺しにされてしまいます。

残ったのはムジカただ1人…

当然ムジカも殺される予定でしたが、ソンジュがムジカを助けて逃げます。

そのことが公になりソンジュも国を追われることとなりました。

それからソンジュとムジカは同じ”お尋ね者同士”一緒に行動しているってわけですね。

ですが、ムジカの戦闘能力は0に近いためでソンジュが守ってあげているような感じですね。

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ソンジュとムジカの正体は?

そんなお尋ね者の2人ですが、2人は一体何者なのでしょうか?

ソンジュとムジカの正体は?

ソンジュ 女王レグラヴァリマの弟

ムジカ 邪血の少女

順番に説明していきますね。

ソンジュの正体

ソンジュは「女王レグラヴァリマの弟」つまり王族でした。

人間を食べていないのに退化せず人型を保っていられたり、異常に戦闘能力が高いことから王族ではないか?

と思わせるような伏線はありましたが、本当に王族でしたね。

しかしなぜ王族という地位がありながら、わざわざそれを捨てるような行動をとったのでしょうか?

そのことについてちょっと解説したいと思います。

ソンジュは原初信仰をとても重んじていました。

しかし、女王レグラヴァリマ達は私欲のために守るべき道理に背いて“約束”で世界を歪め、更には邪血を独占し抹消しようとしました。

ソンジュはこのことが許せなかったんですね。

だから、ムジカを連れて逃げました。

このことが原因で反逆者と言われるようになってしまいました。

王族の中にもこんな全うな考えを貫ける鬼がいるのは嬉しい!

ムジカの正体

生まれながれにして異質で、何を食べても形質は変わらず、人を食べなくても姿・知能を失わない。

そしてムジカは「邪血」の持ち主です。

その血を飲むと他者にその力を伝染させることができる能力を持っています。

つまりムジカの血をたった一滴のむだけで、その鬼はムジカと同じ体質を手に入れらるのです。

わざわざ人肉を食べなくても、退化しない鬼をつくることができるということです。

700年前にこの力を使い村を救ったことで、王や貴族鬼たちに血の存在が知れ渡り

命を狙われるようになり700年間の間ずっと逃げ回っていたのです。

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ソンジュとムジカが人間を食べない理由は?

ソンジュとムジカ人間を食べない理由はいくつかあります。

ソンジュの場合

ソンジュに関して言えば・・・

原初信仰がとても深く関係している

原初信仰とは…

約ネバ18巻第157話のソンジュの回想シーンで原初信仰の教えが説かれているのですが、これがなんとも難しい。

要約すると・・・

全ての命は神が作ったもので、それを狩り合いながら命を繋いでいる。

狩り=借りとされているので自分で借りて神へ返さなければならない。

それが守るべき理。これが繁栄への道理。

と言っています。

この信仰の中で、命を狩ることとは”神が作ったものなら”食べてもいいという事。

ソンジュの言葉で言い変えるなら「天然もの」

逆に食べてはいけないものは神が作っていないもの”

エマ達は、農園で育った子供達なので鬼たちが作り出したもの。

ソンジュはこれを”天然もの”ではないと判断しているようですね。

だから、農園の子供達は食べない。

しかし、天然ものなら食べたいという願望は潜んでいます。

画像:約束のネバーランド6巻

ソンジュは宗教的観点から人間は食べないとしているようです。

ムジカの場合

次にムジカは、1度も人間を食べたことがないという特殊な鬼。

わざわざ人間をたべなくてもその形質も知能も失われない存在です。

ですので、わざわざ人間を食べる必要はないのです。

ムジカ自身にも人間を食べたいという欲は見受けられません。

 

まとめ

ということで今回は

  • ソンジュとムジカの関係は?
  • ソンジュとムジカの正体は?
  • ソンジュとムジカが人間を食べない理由は?

について説明させていただきました。

●ソンジュとムジカの関係

→お互い国から追われている存在のお尋ね者。

●ソンジュの正体

→女王レグラヴァリマの弟

●ムジカの正体

→邪血の少女

●ソンジュとムジカが人間を食べない理由

→ソンジュに関しては宗教的観点から、ムジカはそもそも食べる必要がない

謎の多いソンジュとムジカですが、結局のところはとても人間味のある鬼たちでした。

私はこの2人が時折みせる掛け合いが仲の良さを物語っていてとても好きです。

こんな鬼ばかりだったら人間と鬼が仲良く暮らしていけそうですが、人間にもいろんな人がいるので別々に生きたほうが平和なのかもしれませんね。

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