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スキップとローファー何が面白くて人気なのか?どこよりも分かりやすく解説

アニメ『スキップとローファー』の制作会社は『パリピ孔明』や『Angel Beats!』、『ウマ娘 プリティーダービー』などを制作したP.A.WORKS。

原作は『月刊アフタヌーン』にて2018年10月号より連載されている高松 美咲先生の漫画作品です!

この作品に興味はあるけど「面白いの?」、「なぜ人気があるの?」、「どんな内容なの?」とまだ未視聴の方もいるでしょう

今回はそのような方に向けて『スキップとローファー』の魅力を熱く、解説していきます!

『スキップとローファー』の何が面白くて人気なのか?

何が面白いのか?

それは、

高校生たちのかけがえのない日々

です!

高校生活というものは、大人になってふと振り返ってみると、夢のような素晴らしい時間だったんだということに気が付きます。

しかし、時間は不可逆。

もう1度、と願っても再びその輝かしい日々に足を踏み入れることは出来ません。

けれど、私たち人類には物語という素敵な発明があります。

誰かの頭の中に生まれたストーリーが共有されることで、完全な形ではないにしろ、第三者視点で楽しむことが出来るのです。

今回紹介させていただいてる『スキップとローファー』は、そんな数ある物語の中でも格別。

「分かるー」「こんなこともあったなあ……」と自らのいつかの過去の出来事を様々な形で思い起こさせてくれる素晴らしい内容となっているのです。

思わずそわそわ、ニコニコとしてしまう高校生の日常。

振り返ってみる機会、作ってみてはいかがでしょう?

『スキップとローファー』を見るとどういう気持ちになるのか?

アニメ作品を見る中では様々な感情を揺さぶられることになります。

では『スキップとローファー』においては、どういった気持ちを抱くことになるのでしょうか?

それは、一言で言い表すと、

青春だなぁ……

です!

皆さんは高校生という限られた時間を楽しむことが出来たでしょうか?

私は正直まあまあ、といったところ。

アニメで描かれるような展開を少しばかり体験したこともあれば、「こういうの体験してみたかったなあ……」と在りし日に思いをはせることもしばしば。

今作『スキップとローファー』は、そんな大人から見れば遠い過去の日々を懐かしく振り返ることの出来る傑作となっています。

歳を重ねると同時に失われゆく特有のドキドキや焦燥、不安感。

久々に思い出してみるのも乙なものかと思いますので、ご興味があればぜひ。

オススメできる人

  • 学生が主役の物語が好きな人
  • 評価の高いアニメを見たい人
  • 人に薦めたくなる作品を探している人
  • 「良いアニメだったなあ……」という感覚を抱きたい人

オススメできない人

  • 青春を感じる作品が苦手な人
  • ファンタジー作品を求めている人
  • 戦闘が頻発する展開を欲している人
  • 通り過ぎてしまったどこかキラキラとした日々を思い出したくない人

『スキップとローファー』のキャラクターを紹介!

ここでは登場回数の多い、主要なキャラクターを7人紹介します。

他にも個性溢れる魅力的なキャラクターが多数存在しますので、気になる方はぜひ視聴されてみてください!

岩倉 美津未

本作の主人公で、石川県から上京してきた高校1年生です。

将来は故郷のため、官僚になることを目指しています。

名前 岩倉 美津未(イワクラ ミツミ)
特徴 頭脳明晰、運動音痴
初登場回 第1話「ピカピカ」
CV
(キャラクターボイス)
黒沢 ともよ

志摩 聡介

美津未のクラスメイトのイケメンです。

幼い頃には子役をしていた経験を持ちます。

名前 志摩 聡介(シマ ソウスケ)
特徴 意外と不真面目、複雑な家庭環境
初登場回 第1話「ピカピカ」
CV
(キャラクターボイス)
江越 彬紀

江頭 ミカ

美津未のクラスメイトで、心根の優しい女の子です。

初めは冷たい態度を見せていましたが、行動を共にするうちに大切な友人の1人となっていきます。

名前 江頭 ミカ(エガシラ ミカ)
特徴 女子力高め、世話焼き
初登場回 第1話「ピカピカ」
CV
(キャラクターボイス)
寺崎 裕香

村重 結月

https://twitter.com/New_utopia_22/status/1654464847164370944

端正な顔立ちをもつ、美津未のクラスメイトです。

カラオケがきっかけとなり、美津未と親しくなっていきます。

名前 村重 結月(ムラシゲ ユヅキ)
特徴 ハッキリとした性格、気遣い屋さん
初登場回 第1話「ピカピカ」
CV
(キャラクターボイス)
内田 真礼

久留米 誠

内向的な性格が目立つ、美津未のクラスメイトです。

生徒会に足を運んだ際に美津未と出会い、交友が始まりました。

名前 久留米 誠(クルメ マコト)
特徴 人見知り、いつも何か食べている
初登場回 第1話「ピカピカ」
CV
(キャラクターボイス)
潘 めぐみ

兼近 鳴海

演劇部次期部長の2年生です。

入学式にて色々な意味で目立っていた美津未に目をつけ、演劇部に誘ったことが契機となり、交友が始まります。

名前 兼近 鳴海(カネチカ ナルミ)
特徴 自信家、天然、デリカシーに欠ける
初登場回 第2話「そわそわ うろうろ」
CV
(キャラクターボイス)
木村 良平
渡辺 理沙 ※幼少時。

高嶺 十貴子

https://twitter.com/minazukicoo13/status/1651557301411811328

生徒会役員の2年生になります。

ストイックで完璧主義者的な一面も見せますが、美津未と出会う中で少しずつ自らに優しく、周囲にも笑顔を向けられるようになっていく存在です。

名前 高嶺 十貴子(タカミネ トキコ)
特徴 完璧主義者、ストイック
初登場回 第3話「フワフワ バチバチ」
CV
(キャラクターボイス)
津田 美波

『スキップとローファー』を見るべき3つの理由!

数えきれないほどの魅力を抱えている『スキップとローファー』。

ここでは『スキップとローファー』を見るべき理由を数ある中から3つに厳選して、紹介いたします!

気になる点がありましたら、ぜひご視聴されてみてください!

制作会社がP.A.WORKS!

https://twitter.com/papacy8er/status/1648687197690937345

制作会社にはそれぞれの色というものがあるように思います。

例えば京都アニメーションであれば、繊細な心理描写の表現の巧みさ

ボンズであれば、鳥肌の立つ熱い展開

Production I.Gであれば、抜群の安定感などなど。

その中で、P.A.WORKSはどうか?

改めてそんなことを考えてみると、以下の表を見てもらうと分かりますように、どうにも心打つ物語が多い。

何度も見返したくなる作品が多いのです。

今回紹介している『スキップとローファー』も「いいわぁ……」と感じられる内容満載の物語となっていますので、柔らかな気持ちを覚えたい方はぜひ。

灰色の日常に色を与えてくれる素敵がストーリーがそこにはありますよ。

制作年 タイトル
2010年 Angel Beats!
2014年 SHIROBAKO
2015年 Charlotte
2017年 サクラクエスト
2017年 有頂天家族2
2018年 ウマ娘 プリティーダービー
2018年 天狼 Sirius the Jaeger
2018年 色づく世界の明日から
2019年 Fairy gone
2020年 神様になった日
2021年 白い砂のアクアトープ
2022年 パリピ孔明

※P.A.WORKSの作品情報ページ(https://www.pa-works.jp/works/)より一部抜粋。

国際的にも高い評価を受けている!

https://twitter.com/takamatsumisaki/status/1738410914750292031

漫画やアニメには様々な賞というものがあります。

漫画でいえば、例えば2008年より開催されているマンガ大賞

アニメでいえば、日本アカデミー賞アニメ部門などが有名でしょうか。

その中で今回の『スキップとローファー』。

なんと日本アニメとしては、史上初のある賞を獲得しています。

その賞の名は金龍賞

約20年もの長い歴史を持つ中国三大アニメ・マンガ祭の一つです。

日本国内だけでなく、海外でも高い評価を誇るこの一作。

見ないでいるのは勿体ないかもしれません。

等身大でリアルな毎日!

この物語には劇的な展開というものはありません。

凶悪な力を有した怪物たちと勇者一行が熾烈な戦いを繰り広げたりはしませんし、特異な力にある日突然目覚めて、冒険が始まったりもしないのです。

あるのは、ただただ日常。

私たちの身近に存在する平和でのんびりとした毎日なのです。

しかし、だからこその良さがこの作品にはあります。

じわっと心を温めてくれる素敵な何かが確実に内包されているのです。

疲れた毎日に優しい物語。

時には悪くないはずです。

『スキップとローファー』のあらすじを紹介!

ここではアニメ『スキップとローファー』のあらすじを紹介いたします。

気になる内容、惹かれる要素がありましたら、ぜひ視聴してみてください!

第1話「ピカピカ」

 

主人公の岩倉 美津未(イワクラ ミツミ)の登場や志摩 聡介(シマ ソウスケ)との出会い、美津未による新入生代表挨拶などの内容が描かれています。

第2話「そわそわ うろうろ」

新クラスでの美津未による自己紹介やクラスメイトとの初めてのカラオケ、演劇部次期部長である兼近 鳴海(カネチカ ナルミ)の登場などの内容が描かれています。

第3話「フワフワ バチバチ」

https://twitter.com/iroha_domin/status/1650840161918529537

生徒会メンバーとの出会いや初めてのスタバ、クラスメイトとの映画鑑賞などの内容が描かれています。

第4話「ピリピリ カツカツ」

聡介の過去の判明や美津未と聡介のある約束、生徒会メンバーである高嶺 十貴子(タカミネ トキコ)との同行などの内容が描かれています。

第5話「チクチク いそいそ」

クラスメイトとのバレー練習やクラスマッチの開催などの内容が描かれています。

第6話「シトシト チカチカ」

美津未の地元の友人である遠山 文乃(トウヤマ フミノ)の恋愛事情についてや美津未と聡介の本音での会話などの内容が描かれています。

第7話「パタパタ モテモテ」

新生徒会の発足や十貴子の涙、聡介の友人・西城 梨々華(サイジョウ リリカ)と美津未の出会いなどの内容が描かれています。

第8話「ムワムワ いろいろ」

https://twitter.com/tsuntsuku2/status/1662111068834136064

美津未と聡介の動物園デートやクラスメイト・江頭 ミカ(エガシラ ミカ)と美津未の叔母であるナオちゃんの出会い、お泊まり女子会の開催などの内容が描かれています。

第9話「トロトロ ルンルン」

美津未の里帰りや地元の皆との再会、夏休み明けの学校の変化などの内容が描かれています。

第10話「バタバタ ポロポロ」

https://twitter.com/u3eL9sPLLKdXIZq/status/1669699576520130560

文化祭準備や聡介の過去、美津未の涙などの内容が描かれています。

第11話「ワイワイ ザワザワ」

https://twitter.com/yuusuk0913/status/1668627885983399936

文化祭の開催やクラス発表である演劇の披露、聡介の弟の登場などの内容が描かれています。

第12話「キラキラ」

https://twitter.com/yokoline/status/1675092469996982272

美津未によるオオアリクイを彷彿とさせる威嚇ポーズの披露や聡介から梨々華への本音の発露、文化祭の終了などの内容が描かれています。

最後に

ここまで『スキップとローファー』の魅力を語ってきましたが、いかがでしたでしょうか。

この作品は前々から気になっていたのですが、評判の高さから少しばかり敬遠。

自らの期待の高さを超えてくれない作品ほど、残念なことは無いからです。

しかし、この作品は軽々とそのハードルを越えてくれました。

序盤から終盤まで、微塵の隙も見せることなく、完璧な走りを見せてくれたのです。

質の高い作品を求めている方にこそ、ご視聴いただきたい作品となっていますので、目の肥えたアニメ好きの方はぜひ。

「いいじゃん」と思える作品がそこには広がっているはずです。

最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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