この記事では『鬼滅の刃』の166話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
『鬼滅の刃』166話のネタバレ
鬼への誘い
柱に黒死牟の刀で突き刺さりながら、ぶら下がる無一郎に向かい、鬼になればまた再生出来ると話す黒死牟。
今は上弦の鬼も戦える者がいなくなり、無惨様も無一郎を歓迎してくれるはずだと言います。
そしてまだ人間の無一郎のために、黒死牟は止血を施してくれます。
しかしこのまま失血死や、無惨様に歓迎されずに死を迎えた場合は、それまでの人間だったと言う事を無一郎に語る黒死牟。
その傍らで、黒死牟を銃で狙っている玄弥がいました。
鬼喰いの剣士
黒死牟に狙いを定め、ドン!ドン!と打った瞬間、黒死牟は玄弥の後ろに立っていました。
そして銃を持った腕が黒死牟によって、斬り落とされてしまいます。
それを見た無一郎は、自ら黒死牟の刀を引き抜こうとします。
玄弥は咄嗟に、逆の手で刀を持ち、挑もうとしますが、その手もまた黒死牟に斬り落とされてしまうのです。
そして黒死牟は、玄弥が鬼喰いをしていた事に気付くのです。
そのまま玄弥は、腰を切断され、上半身と下半身がバラバラになってしまいます。それでも玄弥は死にません。
無一郎は、まだ刀が抜けずに苦しんでいます。
以前も鬼喰いの剣士と戦った事がある黒死牟は、腰を切断すれば息絶えると思っていましたが、
玄弥の場合は絶命せず、狙うのは首なのかと考える黒死牟。
鬼もどきは生かしておけないとして、刀に手をかけます。
腕を繋げようと必死に這おうとする玄弥。
兄弟
黒死牟の刀が玄弥の首をめがけて振り下ろされた所で、
風の呼吸 肆ノ型 昇上砂塵嵐!!
玄弥を守ったのは実弥でした。
実弥の風で後ずさった黒死牟に、お前の頚を斬ると宣言する実弥。
そして玄弥にそっと“どうしようもない弟だ”と声をかけるのです。
玄弥は炭治郎との会話を思い出します。
玄弥が鬼殺隊に入った事を実弥さんは怒っていたと炭治郎に言われた時を。
しかし、そこには憎しみの匂いはなく、怯える事はないから伝えたい思いは伝えた方がいいと。
“玄弥の事が大好きだから”と。
実弥は玄弥に言います。
“家族を作って、歳をとっていく、そんな普通の生活をしていれば、俺がそこに鬼なんか行かせなかったのに…”
その言葉を聞いた玄弥は、泣きながら何度も実弥に謝ります。
玄弥を斬り刻んだ黒死牟を、実弥は怒りに満ち溢れながら、許さないと叫びます。
そしてすぐさま、黒死牟へ攻撃を仕掛けます。
素早く黒死牟の足元へ潜り
壱ノ型 塵旋風・削ぎ!!
実弥の攻撃に、今まで見せなかった刀身を見せた黒死牟。
顔と同じように、眼が沢山付いているような刀に、気持ち悪いと実弥は言ってのけます。
『鬼滅の刃』166話の感想・考察
無一郎が身動きが取れない以上、戦いようがないと思っていましたが、玄弥が来てくれましたね!
隙を狙って銃で…と期待しましたが、さすが黒死牟と言うのか、存在に気付いていたんでしょうね…。
そして玄弥の身体はバラバラにされてしまい残酷ですが、鬼喰いだけあってこれでは死なないんですね!
黒死牟が言うように玄弥は鬼と一緒で首が狙い目っていう事なんでしょうか!?
首が狙われる前に実弥が助けに来てくれたのも感動でした!
冷たい実弥でしたが、やっぱり弟の事を誰よりも考えていて愛に溢れていますよね…。
この兄弟愛が素晴らしく、涙なしでは見れない回となりました!
次回は実弥と黒死牟の戦いになりそうです!楽しみにしましょう〜!