この記事では『鬼滅の刃』の157話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
『鬼滅の刃』157話のネタバレ
失神
崩壊し完全に消えた猗窩座を見てホッとする炭治郎。
珠世のところへ早く行こうと立ち上がりますが、疲労困憊で倒れ、失神してしまいます。
富岡はそんな炭治郎を見て声を掛けた途端眩暈がし、咄嗟に刀で体を支えます。
そして炭治郎同様、そのまま失神してしまいました。
タンジロウトギユウ、ジョウゲンノサンゲキハ!ヒロウニヨリイシキタモテズシッシン!!
鎹鴉により鬼殺隊へ伝えられます。
無限城にいた残りの鬼たちは、猗窩座の気配が消えたことをすぐに察知しました。
カナヲと対峙している童磨も、その鬼の中の一人です。
嘘
カナヲとの会話の途中で、猗窩座の気配が消えたことに気付いた童磨。
童磨は、猗窩座が負けたのは女を殺しもせず、絶対に喰わなかったのが原因だと主張します。
女は腹の中で赤ん坊を育てられるくらいの栄養分を持っているから、女を食べた方が強くなれる、童磨はそう考えているのでした。
そして童磨は、猗窩座が死んでしまったことを悲しみ、涙を流します。
そんな童磨を見ていたカナヲは、
もう嘘ばかり吐かなくていいから。貴方の口から出る言葉は全部でまかせ。貴方の顔色は全然変わってない。
そう話しました。童磨は、俺は鬼だから、と反論しますが、カナヲは続けます。
鬼だって人間と同じく顔色は変化する。死の間際にカナエさんが言っていた。貴方のことを気の毒だと。
貴方、何も感じないんでしょう?人間が当たり前に感じる喜びや悲しみや怒り、感動を、理解できないんでしょう?
でも頭の良い貴方は、嘘を付いて取り繕った。本当は空っぽで何もないのに。滑稽だね。貴方、何のために生まれてきたの?
カナヲは、嘲笑いながらそう話すのでした。
怒り
カナヲの話を黙って聞いていた童磨。ようやく口を開いた童磨の瞳には、怒りが満ちていました。
カナヲは童磨の強くなった殺気をビリビリと感じていましたが、怯みません。
童磨の、どうしてそんな酷いことを言うのか?という問いに、嫌いだから、と答えるカナヲ。
加えて、笑顔でこう話します。
さっきの言葉訂正しようかな。貴方って頭良くないみたい。みっともないからさっさと死んだ方がいいよ。
ヒュッ
カナヲが話し終えた後、一瞬で童磨の扇がカナヲの首のすぐ後ろまで迫ります。
上体を前に倒しぎりぎりで回避するカナヲ。すぐに切り替え童磨の腰を刀で斬った後、距離を取ります。
そんなカナヲの動きに、童磨はこう思いました。
(反応速度を上げてきた。俺の動きに適応し始めている。扇から散らす”粉凍り(こなごおり)”も吸わない。)
(あの子(しのぶ)の指文字が”吸うな”だっとしても、このぎりぎりの戦闘で吸い込まないのは至難の技。)
(この娘、もしかしたら、今喰った柱の娘より実力があるのかもしれない。)
『鬼滅の刃』157話の感想・考察
157話では、久しぶりに童磨とカナヲが登場しました。猗窩座戦の次は童磨戦でしょうか。
それにしてもカナヲちゃん、すごく怒っていましたね。怒り爆発でしたね。
止まらない毒舌には、さすがしのぶさんの妹!と言いたくなりました(笑)
しっかりお姉さん二人の仇をとって欲しいですね!
これまでカナヲちゃんの戦闘シーンはあまり描かれてこなかったので、楽しみです!
次回も乞うご期待です!