鬼滅の刃には炭治郎たち以外にも数多くの魅力的なキャラクターが登場します。
各人物の過去や心情などもしっかりと描かれているので、読者はどんどん夢中になってしまいますよね。
でも「あれ?このシーン何だかおかしい?矛盾してない?」なんて思ってしまう点もしばしばあります。
そうなると他の読者がその矛盾についてどう考えているか、他にもおかしい点はあるか知りたくなりますよね。
そこでこの記事では
- 鬼滅にはどんな矛盾があるの?
- その他の設定にもおかしい点がある?
以上についてお伝えしていきます!
鬼滅の刃は矛盾だらけ?
鬼滅の刃に関する矛盾として具体的にはどんな点が挙げられているのでしょうか?
調べてみたところ、
時系列の矛盾を指摘する声が
多く見られました。
全23巻の物語に長い年月が詰め込まれているので、ところどころ矛盾が出てしまうこともあるのでしょうね。
時系列におかしい点がある?
多くの登場人物のエピソードが伏線として描かれている鬼滅の刃。
その中でも「時系列に矛盾がある」という指摘は
- 錆兎
- 冨岡義勇
この二人に向けられたものが多く見られました。
特に冨岡は鬼殺隊の柱なので他のキャラクターとも関わりが深い存在です。
その冨岡の設定に矛盾があれば、たくさんの読者が気になってしまうでしょう。
時系列の矛盾って?
では、錆兎と冨岡に関する時系列の矛盾とはいったいどんなものなのでしょうか?
こちらを詳しく考察していきます!
錆兎と真菰の最終選別はいつ?
錆兎と真菰は原作1巻に登場し、鱗滝左近次のもとで修業する炭治郎を手助けしてくれました。
作中では二人とも炭治郎より先に最終選別を受け、その中で手鬼に殺されたことが判明しています。
手鬼が二人のことを一緒に話したので錆兎と真菰が同時に選別を受けたと思った人も多いのではないでしょうか。
しかし原作15巻で冨岡が「錆兎と一緒に最終選別を受けた」「その年に死んだのは錆兎だけ」と言っています。
つまり、
錆兎と真菰は別々に選別を受けていたのです
真菰は冨岡の回想にも登場しないので、錆兎と同時期に修業していたかどうかさえ不明です。
作中の会話を見る限り錆兎より真菰の方が年下に思えますが、真菰が先に選別を受けたのでしょうか?
実は
真菰の最終選別に関しては単行本にも
ファンブックにも書かれていません
錆兎が亡くなった後に真菰が最終選別を受けたのか、錆兎より前に若くして亡くなったのか…
謎のままですが、二人の年齢差も名言されていないので矛盾と呼ぶには弱いかもしれませんね。
カナエと冨岡が同時期に柱に?
公式ファンブックを見ると、冨岡は柱になったばかりの頃に炭治郎に出会ったと書かれています。
炭治郎が鱗滝左近次のもとで修業した期間を考えるとこれが2年前の出来事になりますね。
続いて原作17巻、不死川実弥が柱になった時の柱合会議には
当時の花柱・胡蝶カナエと冨岡の姿があります。
現在の蟲柱・胡蝶しのぶは18歳、殉職した姉のカナエに代わり蝶屋敷を継いだのが14歳の時です。
つまりカナエは4年前に殉職していて、不死川の回想はそれより前の話だとわかります。
4年以上前の柱合会議に出席していた冨岡が2年前に「柱になったばかり」…?
確かにこれは矛盾していると言えますね。
他の設定にもおかしい点が?
時系列以外にもおかしい点があるかどうか調べると
- 干天の慈雨をなぜ情けをかけなくてもいい沼鬼に使ったの?
- 優秀な女は必ず食べるという童磨がなぜカナヲを食べなかったの?
- 累の糸は身体より柔らかいはずなのになぜ頸を切れたの?
このような点が矛盾として挙げられていました。
作中に答えは書かれていないのですが、個人的な考えとしては
- 干天の慈雨→炭治郎がどこまでも、誰に対しても優しいから使った
- 童磨→鬼たちが危ない状況だったので食事より逃げて状況を立て直すことを優先した
- 累→柔らかい物でも条件次第では硬い物を切れるのでおかしくはない
こんな風に思いました。
これらも矛盾というほどではないかもしれません。
まとめ
この記事では
- 鬼滅の刃のにはどんな矛盾があるの?
その他の設定にもおかしい点がある?
以上についてお伝えしてきました。
Q.鬼滅の刃にはどんな矛盾があるの?
・錆兎と真菰の最終選別が同じ年ではない
(選別を受けた年も二人の年齢差も明言されていないため、矛盾と呼べるかは微妙です)
・2年前に「柱になったばかり」のはずの冨岡が4年前の柱合会議に参加している
(これは完全に矛盾していますね)
Q.その他の設定にもおかしい点がある?
・干天の慈雨、童磨がカナヲを食べない、累の体と糸の関係などが指摘されている
(どれも矛盾と呼べるかは微妙でした)
ここまで調べてみて、とても熱心に読み込んで考察しているファンの方々が多いなーという印象を受けました。
鬼滅の刃という作品に真剣に向き合う人がたくさんいて、本当に深く愛されている作品なんだと感じられます。
原作は連載終了してしまいましたが、アニメなどの今後の展開が楽しみですね!