この記事では『鬼滅の刃』の178話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
『鬼滅の刃』178話のネタバレ
縁壱との再会
嫉妬と憎悪から、縁壱が生まれてきた事を憎み、縁壱の死を望む黒死牟。
父は寺へ出向き、縁壱を連れ戻そうとしますが、寺にはおらず消息不明となってしまいます。
どのような原因かは分かりませんが、影も形も無くなった縁壱。
それ以後、黒死牟は結婚して子どもができ、平穏な日々を送っていました。
しかし野営していた所を鬼に襲われた時、助けたのは縁壱でした。
その姿は、幼少期よりもさらに剣技が磨かれており、嫉妬と憎悪が再び溢れる黒死牟。
そうとは知らず、黒死牟の配下が亡くなったのは、自分が助けに来るのが遅れたためだと謝る縁壱。
強い上に、非の打ち所がない人格者となった縁壱の剣技を、自分のものにしたいと考える黒死牟。
家庭を捨てて、鬼狩りになる事にしたのです。
派生した呼吸
そして剣技や呼吸法を教えてくれましたが、誰一人として縁壱のようにはなれずにいました。
縁壱はそれぞれの特性に合わせた呼吸法を、指導していたために、日の呼吸から派生する呼吸が生まれてきたのです。
痣者も増えていく中で、ようやく黒死牟にも痣が出現します。
しかし日の呼吸を使えず、派生して出来た月の呼吸を使う黒死牟。
もっと努力すれば、縁壱に追いつけるのかと日々悔しい思いでいた頃、痣者たちが死に始めたのです。
痣は寿命の前借りだとされ、未来がない事に落胆する黒死牟。
そこへ、鬼になれば良いのだと無惨が目の前に現れます。
何のために生まれたのか
呼吸が使える剣士を鬼にしたい無惨と、無限の時間で技を極めたい黒死牟の気持ちが合います。
そして鬼になった黒死牟は、心底願った道へ進む事が出来たのにも関わらず、またしても前に立ちはだかる縁壱。
寿命で勝ち逃げた縁壱には、おつも敵わず、いつも惨めな思いにさせられる黒死牟。
亡くなった縁壱の体をズバッと、憎い思いを晴らすように斬り込みます。
その斬られた身体から黒死牟があげた笛が出てきたのです。
縁壱の顔も声も嫌い、ここまで憎く思う相手ですが、長く生きている間も覚えているのは、縁壱の事でした。
父や母、妻と子どもの顔は思い出せずにいるのに、縁壱だけは鮮やかに思い出せるのです。
徐々に黒死牟の身体は、消えてなくなっていきます。
黒死牟は家庭を捨て鬼になってまで生きてきましたが、縁壱のようにはなれませんでした。
“一体私は何のために生まれてきたのか教えてくれ縁壱。”
『鬼滅の刃』178話の感想・考察
寺へ出家していったはずの縁壱でしたが、寺にはおらずどこに行ってしまっていたのでしょうね?!
強さにさらに磨きがかかって黒死牟の前に再度現れた縁壱はずっと1人で修行?していたんでしょうか…。その間も沢山の人を救ってきてそうですよね!
そして縁壱が呼吸法をその人に合わせて教えていた事で、呼吸法が派生していってたんですね!
色んな呼吸法が生まれていて強い剣士たちが出てきたのは、縁壱のお陰みたいな感じですね!
そんな時に黒死牟の前に無惨が現れ、強くなるため、縁壱を越えるため、家族を捨ててまで鬼になってしまったんですね…。
様々な黒死牟の葛藤が知れた回でした!黒死牟の死が近付いてきているのでしょうか?!
次回を楽しみにしましょう〜!