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鬼滅の刃

鬼滅の刃【153話】ネタバレと感想!

この記事では『鬼滅の刃』153話ネタバレ感想をお伝えしていきます。

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『鬼滅の刃』153話のネタバレ

至高の領域

猗窩座は考えます。

 

この数百年、闘気のない人間を一度も見たことはない。

赤子ですら薄い闘気があったというのに、コイツは、あの一瞬全く闘気がなかった。

そこにいるはずのない植物と対面しているような状態に、感覚が混乱した。

俺の羅針は無反応。だがそんなことは問題じゃない。予期せぬこと全てに対処する、俺はそれが出来る。

はずだった。

しかしコイツはこの短時間の戦闘で何かを掴み俺の速度を上回った。

数百年の武術の粋を、正々堂々真正面から打ち砕かれた。

その瞳には憎しみも闘気も無かった。恐らくその瞳が捉えていたものは、俺の求めていた”至高の領域”。

今尚俺はそこへ辿り着けずにいる。

確かに”正々堂々”でしたね。炭治郎は斬ることを宣言しましたもんね。

別の何か

斬られた頭をガシッと両手で掴み、必死に繋げようとする猗窩座。

富岡は、そんな猗窩座の頭めがけて背後から刀を投げます。

刀は突き刺さり、頭部を貫通、そして頭は落下しました。

(こんな所で終われない。俺は誰よりも強くならなければ。もっと強く‥!)

猗窩座の想いとは裏腹に、落下した頭は崩れ始めます。

それを見た炭治郎はホッとしますが、富岡の表情は険しいままです。

猗窩座の頭は崩壊が始まりましたが、体はそのままで、崩壊が始まる様子もありません。

猗窩座の体を険しい顔のまま見つめる富岡。

そして、ドン!と猗窩座の左足が力強く踏み込み、戦闘の構えをしました。頚の断面も肉で閉じられています。

その光景に驚く炭治郎と富岡。

猗窩座は頭がないまま炭治郎へ攻撃を仕掛けてきました。

体が限界を迎え痙攣を起こし、目も回っている炭治郎。攻撃を避けきれません。

ゴッ!と炭治郎の脇腹に猗窩座の蹴りが入り、勢いよく壁に飛ばされてしまいます。

(そんな‥!妓夫太郎達のように何か条件があるのか?いや違う頭は消えたんだ。)

(猗窩座も今変わろうとしている‥!別の何かに‥!戦いはまだ終わってな‥い‥。)

立ち上がろうとした炭治郎ですが、体が限界を超えたため失神してしまいます。

頚斬っても死なないなんて‥。強くなりたい、まだ死ねないという猗窩座の気持ちの強さが分かりますね。

引かれた手

失神した炭治郎の元へ向かう猗窩座。

富岡は阻止しようと、残る僅かな力を振り絞ります。

《水の呼吸 肆ノ型 打ち潮》

数ヵ所に斬り込みを入れましたが、すぐに再生。富岡は猗窩座の反撃を受けてしまいます。

ボロボロになった富岡へ背を向け、再び炭治郎の元へ向かおうとする猗窩座。すると、

待て。俺はまだ‥生きてる‥!炭治郎を殺したければまず俺を倒せ‥!!

背後から富岡の叫びが聞こえてきました。

(目障りだ‥。)

そう思い方向転換し、富岡の元へ向かおうとする猗窩座。

グン

右手が何者に引かれ、猗窩座の動きが止まりました。

狛治(はくじ)さん‥もうやめて。

そう言い猗窩座の手を引くのは、雪の結晶の髪飾りをし涙を流す、若い女性でした。

見たことない人物が登場しました!猗窩座が人間時代に関わった人でしょうか。

『鬼滅の刃』153話の感想・考察

153話では、最後に登場した女性が一番印象に残りましたね。

猗窩座の事を”狛治さん”と呼んでいましたが、猗窩座が人間だった頃の名前でしょうか。

そしてその女性がしていた髪飾りが、雪の結晶の形をしていました。

そうです!猗窩座が展開する羅針の陣の形と同じです!

女性と猗窩座の関係性が気になりますね。兄妹か恋人か妻か。

次回も乞うご期待です!

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