この記事では『鬼滅の刃』の138話のネタバレと感想をお伝えしていきます。
『鬼滅の刃』138話のネタバレ
護衛
場面は少し遡り、柱達が耀哉の護衛について話をしているところから始まります。
最低でもこの中から2人をお館様の護衛につけるべきだ、と話す不死川。
悲鳴嶼も、柱になってからずっと言い続けているが全く聞き入れてくれない、と困ったように話します。
どうやら耀哉は、貴重な戦力である柱は己一人の為に使うべきではないと考えている様子。
胡蝶曰く、産屋敷家の歴代当主はこれまで誰一人として護衛をつけることはなかったそう‥。
染まる空
場面は戻り、不死川をはじめとする柱6名と炭治郎は産屋敷邸に急ぎ向かっています。
不死川が産屋敷邸をようやく視界に捉えました。
(屋敷だ!きっと大丈夫。間に合う‥)
そう思った瞬間。
ドン!!!!!!!!
激しい爆音が鳴り響き、産屋敷邸が赤黒い炎に包まれました。
産屋敷邸からまだ距離があった時透、甘露寺、伊黒、胡蝶、富岡も、聞こえてきた音と空に立ち上がった炎を見て顔を歪めます。
富岡と一緒に居た炭治郎は、大量の爆薬の匂い、そして焼けつく血と肉の匂いを感じていました。
囮と犠牲
産屋敷ィィィィィッ!!!!!
激しい炎の中に一人立つ鬼舞辻。
髪の毛と皮膚が焼けてしまい、その姿は鬼にも人間にも見えない、とても醜いものになっていました。
鬼舞辻は殺す寸前の耀哉を思い出します。
(あの男!仏のような笑みのまま、己だけでなく屋敷ごと妻と子供も爆薬で消し飛ばした!!
どうやら私は思い違いをしていた。産屋敷という男を人間の物差しで測っていたが、あいつは完全に常軌を逸している。)
鬼舞辻は体の再生を図ろうとし、爆薬の中に細かい撒菱のようなものが入っている事に気がつきます。
(一秒でも自分の再生を遅らせる為だ。この後まだ何かある。)
鬼舞辻はそう考え、周囲に目を配りながら再生を急ぐことに。
珠世の覚悟
再生を急ぐ鬼舞辻。
突然その周りを沢山の肉の種子が囲みます。
(これは‥血鬼術!!!)
すぐに肉の種子が大きな棘に変わり、鬼舞辻の体を全方位から刺して固定しました。
(動けなくても問題ない。こんなの吸収してしまえばいい。)
ズグ!!!
吸収を始めた鬼舞辻の腹に、目眩しの血鬼術で近づいていた珠世の拳が入りました。
私の拳を吸収しましたね!拳の中には鬼を人間に戻す薬が入っていたんですよ。どうです?効いてきましたか?!
目を大きく開き迫る珠世に、しつこい、逆恨みも甚だしい。と珠世の頭を掴む鬼舞辻。
続けて、お前の夫と子供を殺したのはお前だろう。お前が食い殺した。と話します。
そんな鬼舞辻の言葉に泣き叫ぶ珠世。
そんな事になるなら鬼にはならなかった!!病で死にたくなかったのは、子供が大人になるのを見届けたかったからだ‥!!
その後自暴自棄になって大勢の人を殺した罪を償う為にも、私はお前とここで死ぬ!!!
悲鳴嶼さん!お願いします!!
珠世の声と同時に鬼舞辻の背後に現れた悲鳴嶼。
その目には涙が浮かんでいました。
背後の気配に気付くのが遅れた鬼舞辻。
《南無 阿弥陀仏》
力強く振り下ろされた鉄球は鬼舞辻の頭を直撃し、破壊しました。
『鬼滅の刃』138話の感想・考察
138話は、いよいよか!と感じる回だったと思います。
“最終決戦の幕開け”といったところでしょうか!
悲鳴嶼さんの鉄球が鬼舞辻の頭を破壊していますが、まだまだ続くはずです。
上弦の鬼も沢山残っていますしね!
ここからは戦闘シーン盛り沢山かな?
珠世さんが鬼舞辻の中に入れた「人間に戻す薬」の効果は現れるんでしょうか?
次回も乞うご期待です!