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盾の勇者の成り上がりは面白い?5つの見どころとオススメできる人できない人!

ちょっと異色な異世界ファンタジー作品「盾の勇者の成り上がり」!

王道をちょっと外れた、新しい切り口の作品で「面白い!」と話題になりました。

盾のみしか装備できない主人公が、地道にコツコツと努力していく姿に、つい自分を重ねてしまう方も多いのではないでしょうか?

「異世界ものは好きだけど、王道は飽きちゃった!」そんな方に盾の勇者はオススメです!

そんな盾の勇者の魅力と見どころを解説していきます!

盾の勇者の成り上がり基本情報とあらすじ

まずは盾の勇者の基本情報とあらすじから!

盾の勇者の正式名称は「盾の勇者の成り上がり」です。

「小説家になろう」という小説投稿サイトにて、2012年から連載されています。

2013年に書籍化されているものの、大幅な加筆や修正がなされており、ストーリー展開も変わっています。

2014年にはコミックフラッパーにて藍屋球さんよりコミック化されました。

さらに、2019年にはアニメ第1期が放映されるなど、勢いが止まらない大人気作品です!

盾の勇者の基本情報

ライトノベル原作者 アネコユサギ
出版社 MFブックス
ジャンル 異世界ファンタジー/冒険/アクションバトル

あらすじ

平凡でありふれた男子大学生である岩谷尚文(いわたになおふみ)は、ある1冊の本に導かれるまま異世界へと召喚されてしまいます。

その世界には、尚文の他に3人の男が同時に召喚されていました。

集められた4人は、剣、槍、弓、盾をまとう四聖勇者のとしての使命を与えられ、尚文には盾が与えられました。

4人の四聖勇者は、世界に混沌をもたらす災い出る「波」を振り払うように王から命じられます。

憧れの冒険に胸を膨らませた尚文でしたが、出発して数日にして仲間からひどい裏切りに遭い、地位や名誉、金も全てを失ってしまいます。

絶望的な状況に置かれた尚文は、亜人の少女・ラフタリアを奴隷として使役し、波へ立ち向かおうしますが…?

全てを失った男の成り上がり冒険ファンタジー!

盾の勇者の成り上がりの5つの魅力と見どころ!

異世界バトルファンタジー作品は、近年とても流行していますよね!

その中でも、盾の勇者は異色の輝きを放っている作品に思います。

盾の勇者は、異世界ものでありながらも現実世界と同等の息苦しさがリアルに描かれており、他の異世界ものにはない魅力があります!

見ていて苦しい場面もありますが、必ず元気がもらえる作品です!

そんな盾の勇者の魅力を詳しく解説していきます!

①ちょっと異色な異世界ファンタジー!

”異世界もの”と聞くと、どんなイメージがありますか?

超王道で大人気の転スラ?

ソードアートオンラインのようなかっこいいアクション作品?

くだらないとも言えるおふざけが面白いこのすば?

どれもとても面白い人気作品ですが、盾の勇者にはどれとも似つかない唯一無二の魅力があります!

それは、

全てを失った勇者の逆転ストーリーであることです!

主人公である岩谷尚文は、勇者として召喚されますが盾しか装備することができず、攻撃力が圧倒的に欠けていました。

そんな彼は冒険の序盤でひどい裏切りに合い、地位も名誉も全てを失ってしまいます。

異世界ものの序盤で、ここまでリアルで残酷な展開は探しても中々見つからないでしょう。

しかし、そんな彼が努力を積み重ねて実を結ぶ姿に、何度も胸が熱くなります。

くじけそうになった時、必ず勇気と希望をくれるそんな作品です!

②スカッとする、気持ちいいストーリー

先ほどもお伝えしましたが、尚文は異世界へ転生してきて数日でひどい裏切りに遭います。

彼は心を閉ざしてしまいますが、亜人の少女・ラフタリアなどの仲間と出会うことで少しずつ着実に前に進んでいきます。

盾の勇者である尚文は、盾以外を装備することができません。

つまり他の四聖勇者である剣、槍、弓の3人のように攻撃手段を持っていませんでした。

そのため、攻撃を仲間に頼るしかないのですが、頼り甲斐のない彼に加担してくれるものは現れず…、唯一仲間として同行してくれた女にも裏切られてしまいます。

その後も、裏切り行為によって悪評判が立ってしまった尚文は、町中から煙たがられるようになり、冷たい扱いを受けます。

そうして心を閉ざしてしまった尚文でしたが、ラフタリアと出会うことで少しずつ優しさや思いやりの心を取り戻していきます。

また、どん底を知っている彼は、旅の中で出会う人々に次々と手を差し伸べ、窮地を救っていきます。

そのようにして、地道に盾の勇者としての信用を勝ち取っていき、

どん底から成り上がって

周囲を見返していく姿に、とてもスカッとします!

それはもう、「ザマーミロ!」と画面の向こうへ叫びたくなるほどにスカッとします(笑)。

序盤はもやもやする場面が続きますが、後半はスカッとすること間違いなしです!

スカッとジャパンが好きな方は、ぜひオススメの作品です(笑)!

③明日からも頑張ろう!という活力になる作品

学校や仕事、人間関係など…誰しも人生悩みは尽きないものです。

「もうやってらんない!」と投げ出したくなる日もありますよね。

そんな時、盾の勇者はとても元気をくれる作品です。

理不尽な現実に打ちのめされても、

必死に喰らいつく尚文に活力をもらえます!

尚文には、何度も諦めそうになる試練が立ちはだかります。

正直、町中から嫌われるなんて想像も出来ない絶望ですよね…。

しかし、その試練の度に仲間に支えられて、共に乗り越えていく様子に「私はまだ大丈夫だ」「明日からも頑張るぞ」と元気をもらえます。

私は尚文の「絶対見返してやる!」という気持ちを自分にトレースして、日々を乗り越える活力にしていました!

疲れている時に見るには、少し気合の必要な重めの作品ですが、だからこそ得られる感動も大きいです!

もやもやした心を吹き飛ばしたい時にオススメの作品です!

④今話題のなろう系作品の代表格!

「なろう系」という言葉をご存知ですか?

小説家になろうという小説投稿で生まれた作品のことを指します!

特徴としては、「ごく普通の現代人があるきっかけで異世界へ転生し、人生をやり直す」といったストーリーのものが多いです。

しかし、「なろう系=異世界転生もの」というわけではないようです。

なろう系は、近年次々とアニメ化されている人気のジャンルでもあります。

盾の勇者は、数あるなろう系作品の中でも

代表格に数えられるほど知名度のある作品なんです!

ちなみに、なろう系で他に有名な作品はこちらです。

  • 転生したらスライムだった件
  • オーバーロード
  • 無職転生 ~異世界行ったら本気だす~
  • ありふれた職業で世界最強

盾の勇者はこれらに並ぶほど、なろう系として知名度のある作品なんです!

先述した通り、なろう系は異世界ものの作品が多い傾向にあります。

そのため、似たり寄ったりで「どれも同じ」と評されることもしばしば。

しかし、盾の勇者はそうではありません!

他の異世界ものとはひと味違う面白味があります!

「異世界ものは好きだけど、同じような作品ばかりで飽きてきたな」

そんな方にぜひオススメしたい作品です!

⑤女性キャラがかわいくてたまらない!

異世界ものといえば、かわいい女性キャラは欠かせないですよね!

盾の勇者には魅力的な女性キャラが多数存在します♪

茶髪の耳が生えている少女がラフタリア。

尚文にとって1番付き合いの長いキャラクターで、謙虚で優しい理想の女性像でありながら戦闘シーンでは勇ましくかっこいい、ギャップが魅力です!

金髪のかわいい少女がフィーロといい、天真爛漫でとにかくかわいい…まるで娘のようなキャラクターです!

本当の初期メンバーはこちらの2人です、ストーリーの中で旅に同行するキャラクターは少し変化します。

しかし、どのキャラもほんと〜にかわいいです!

なろう系のストーリーは好き嫌いが分かれるところですが、「ストーリーはいまいちでも、ラフタリアがかわいいから見てる」なんて方もいるようですね(笑)。

私も推しはラフタリアちゃんです!

甘え上手なフィーロが、尚文にじゃれつく様子にヤキモチを妬くラフタリアちゃんがあまりにいじらしくてかわいい…!

かわいい女の子で癒されたい方にもオススメの作品です!

なろう系が苦手な方にもオススメしたい!

先ほど少し触れたように、なろう系作品は好き嫌いが分かれるジャンルと言われています。

特に、ジャンプ系のような少年漫画を好む層は、苦手に感じる方が多い印象です。

では、なぜなろう系はそんなに苦手意識を持たれやすいのでしょうか?

その理由を解説していきます!

なろう系はなぜ苦手意識を持たれやすい?

なろう系が苦手意識を持たれやすい理由についてまとめてみました!

  • 主人公がかっこよくない、憧れを持てない
  • 鬱展開が多い
  • 萌えやエロが多いイメージがある
  • プロデビュー前の素人さんが書かれた原作なので、面白くないイメージを持たれいている
  • 作風がワンパターン

主な理由としては、やはり異世界ものとしてのテンプレートに沿った作品ばかりで、ワンパターンで面白くないと思われがちのようです。

また、ジャンプのように主人公に魅力を感じないことも理由の1つになっています。

なろう系作品の主人公のほとんどは、現実世界で冴えない平凡な男が、異世界へ召喚されることで特別な力を手にいれる…というものがほとんどですので、あまりかっこよくはないです(笑)。

にもかかわらず、女性キャラにちやほやされるものが多く、著者の願望が透けて見えるところが冷める理由なんだとか…。

さらに、鬱展開が多いことも、ファンタジー作品を見る上で敬遠される理由になっています。

なろう系が苦手でも盾の勇者は見るべき理由!

ここまで、なろう系が苦手意識を持たれる理由を簡単に解説しました。

正直、好き嫌いが分かれるのも仕方ないよなあ…と思います。

しかし、そんななろう系でも盾の勇者だけは絶対見ていただきたいです!

その理由を簡単にまとめました!

  • 主人公がかっこいい!
  • 萌えやエロが控えめ
  • 異世界もの中では珍しい設定で、新鮮なストーリー

主人公の尚文は、確かに現実世界では平凡でしたが、異世界に来てからは文句なしにかっこいいです!

他作品では、特別な能力を手に入れることで、主人公をかっこよく見せているものがほとんど。

しかし、尚文は勇者の力を得たことで一時世界を敵に回してしまいます。

そこから、徐々に勇者として成り上がっていく姿が、ジャンプ主人公に匹敵するかっこよさです!

つまり、設定ではなくストーリーでかっこよく見せているので、誰もが憧れるかっこいい主人公像となっています

また、このような設定も新しく、異世界もので様々な作品を見ている方でも楽しめるストーリーです。

萌えやエロが他作品より控えめで、下品じゃないところもオススメポイントです!

「なろう系が苦手」

「なろう系は気になるけど何から見ようか迷っている」

そんな方に、盾の勇者はぜひオススメしたい作品です!

盾の勇者をオススメできる人できない人

ここまで盾の勇者の人気の理由や見どころなどについてお伝えしてきました。

なろう系という好き嫌いの分かれるジャンルですが、盾の勇者は万人受けしやすい作品です。

簡単に、オススメできる人とできない人についてまとめてみました!

オススメできる人

  • 異世界ものが好き
  • なろう系が好き
  • 普通とは違う異世界ものが見たい
  • スカッとするストーリーが好き
  • 泣ける作品が見たい
  • 少年漫画が好き
  • 女性キャラのかわいい作品が見たい
  • 主人公が成長していく話が好き

オススメできない人

  • 暗いストーリーや鬱展開が苦手
  • 異世界ものが苦手
  • ギャグ要素のある笑える異世界ものが見たい
  • エロや萌えが一切ない作品を見たい

盾の勇者は、なろう系ではありますが、「成り上がり」というストーリーから少年漫画が好きな方にもオススメの作品です。

ジャンプ系が好きだけど異世界ものを見てみたい!という方はぜひ、盾の勇者から見ていただきたいです。

ただ、異世界もの作品ではありますが、盾の勇者はギャグ要素があまりなく、シリアスなストーリーです。

奴隷制度が出てくるので、ちょっと暗い気持ちになります。

そのため、このすばのような明るい異世界ものを想像して見ると、ギャップを感じると思います。

また、エロや萌え要素は少ないですが、全くないというわけではないので、極端に苦手な方は避けた方が無難です。

まとめ

いかがでしょうか?

盾の勇者の魅力や見どころを解説してみました!

色々言われているなろう系ではありますが、盾の勇者は別格の面白さです!

アニメSeason3もスタートしたばかりなので、ぜひこの機会に騙されたと思って見てみてはいかがでしょうか?

最後までお読みいただき

ありがとうございました!

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