物語シリーズ

終物語は面白い?7つのオススメの理由とオススメできる人できない人!

大人気物語シリーズの神髄・終物語!

パッケージ版は上・中・下と大作で、物語シリーズの節目と言える今作は言うまでもなく面白くて大人気です!

これまでとは違い、ミステリー色が強めに出ているのも面白いポイントですよね♪

ファイナルシーズン、終物語と聞くと物語シリーズもそろそろ終盤なのか…と寂しくなってしまいますね。

阿良々木暦の青春物語をぜひ最後まで見届けましょう!

今回は終物語の人気の理由と見どころを、物語シリーズ大ファンの私が解説させていただきます!

終物語の基本情報とあらすじ

まずは終物語の基本情報とあらすじから!

終物語にはサブタイトルが7つもあります。

  1. おうぎフォーミュラ
  2. そだちリドル
  3. そだちロスト
  4. しのぶメイル
  5. まよいヘル
  6. ひたぎランデブー
  7. おうぎダーク

語り手は全編阿良々木暦で、どれもめちゃくちゃ面白いです!

こちらはこのまま見ていけば時系列順になりますのでそのままご覧ください!

ただ、注意点として「しのぶメイル」と「まよいヘル」の間に「暦物語」を最終話まで見終わっておくことをオススメします!

暦物語はショートアニメでアプリ配信だったので見落としがちですが、暦物語の最終話は「まよいヘル」にそのまま繋がります。

そのため、忘れずに見ておいてくださいね。

終物語の基本情報

アニメーション制作会社 シャフト
ジャンル 日常/怪異/恋愛/アクション/コメディ

あらすじ(おうぎフォーミュラ)

高校3年生の10月頃、暦は神原からある転校生を紹介されます。

忍野扇と名乗る少女は、どうやら忍野メメの姪にあたるそうで、暦に相談があるという。

その相談というのが、どうやら怪異絡みの相談のようでした。

暦と扇が学校のデッドスペースを調べていると、2人はあるはずのない教室に閉じ込められて出られなくなってしまいます。

この教室の正体は一体?脱出するためにはある謎を解き明かす必要が。

ダークチェリーミステリーの始まりの物語。

終物語の人気の理由と見どころ7つ!

終物語はサブタイトルが複数存在し、とてもボリュームのある作品です。

そのため、見どころが盛りだくさん!

綿密に作り込まれたストーリーは、一体どこまで計算されていたのかと感嘆の声が漏れます…。

物語シリーズの集大成といえる終物語、その人気の理由と見どころを解説させていただきます!

①ミステリー要素が多くて面白い!

物語シリーズに限らず、作家・西尾維新さんの作品はミステリー要素を吹含んでいるものが多いですよね。

その中でも、

終物語は特にミステリー要素が強い作品なんです!

ここまでは、どちらかといえばSFやサスペンス感が強かったですが、終物語のおうぎフォーミュラから急にミステリーの雰囲気に。

OPテーマのアニメーションの中では、なんと忍野扇が鹿撃ち帽を被って登場します!

後ほど詳しく語りますが、物語シリーズには大きな謎が用意されていますよね。

しかし、その他にもいくつかミステリーが用意されており、終物語1作目・おうぎフォーミュラにもあります!

物語は暦と謎の転校生である忍野扇が、謎の教室に閉じ込められるところからスタートします。

どうやら鍵がかかっていて出られないというわけではなさそう…。

そこで、2人は教室の時計が中途半端な時刻を差していることに気づきます。

一体この教室の正体はなんなのか?

この時刻は一体何を意味しているのか?

どうすればこの教室から出ることができるのか…?

ここからミステリーらしい「犯人当て」が始まります。

暦の語りの中にきちんと答えは用意されているので、視聴者の皆さんもぜひ挑戦してみてください!

ヒントは忍野扇の「そうでなければ、あんな語り方をするはずがない」です!

ちなみに、私は当てられなかったし、知り合いの誰も当てられなかったです(笑)。

②シリーズ最大の謎!忍野扇の正体が明かされる

皆さんご存知の通り物語シリーズにはシリーズ全体にかかる大きな謎がありますよね。

そう、忍野扇の正体は一体何か、ということです。

まあまあ、そうは言っても皆さん大体検討がついていらっしゃることかと思います!

忍野扇自体はセカンドシーズンが登場したキャラクターではありますが、化物語にもヒントは転がっています!

ちなみに「しのぶメイル」の暦と駿河の会話の中にとんでもない伏線があります!

ギャグパートなので、さらっと流してしまいがちですが、聞き逃さないように注意です!

「おうぎダーク」の解決編を見る前に、忍野扇の正体をぜひ、一考してみてくださいね!

③ニューヒロイン!?老倉育が初登場!

終物語といえば、このキャラクターには触れずにはいられません!

そのキャラというのが彼女、老倉育(おいくらそだち)です。

高めのツインテールというかわいらしいビジュアルで、一応ヒロイン枠のキャラクターの彼女。

しかし実際の育は、かわらしいヒロイン像とは真逆の超危険人物なんです!

これまでも、暦に憎しみの感情を抱き、彼をぶっ殺そうとしたキャラクターは多く存在しましたよね。

戦場ヶ原や羽川、駿河に撫子などなど…(笑)。

この中で戦場ヶ原に並ぶくらいの危険人物が、老倉育なんです…。

なぜか暦のことが大嫌いな彼女は、文房具で暦をぶっ刺したところを戦場ヶ原に目撃されてしまいます!

この後の展開は想像するだけで戦慄します…!

怪異よりもよっぽど恐ろしい老倉育、彼女と暦は過去に一体どんな因縁があるのでしょうか?

実はこの真相こそが、暦の「友達はいらない、人間強度が下がるから」のセリフに繋がってきます。

おうぎフォーミュラ、そだちロスト、そだちリドル、3本一気見がオススメです!

④忍野忍の1人目の眷属・初代怪異殺しが登場する

忍の1人目の眷属(けんぞく)の時の話は、鬼物語・しのぶタイムで少し語られていましたよね。

その際に彼は太陽の下に身を投げ出して焼身自殺するという選択をしていたことが明かされていました。

そう、彼はもう死んでいます。

彼がもう亡くなっているのであれば、今作終物語・しのぶメイルでは一体何が語られるのだろうと不思議に思っていることでしょう。

そう、今作では

不死身の初代怪異殺しの復活劇が語られるのです!

これを復活劇とみるか復讐劇とみるかは意見が分かれるところですが…。

春休み以降の怪異譚がこの物語で一気に結びつくことになります。

暦のライバルである初代怪異殺しとは一体どんな人物なのか?

キスショットとはどのような関係なのか?

しのぶメイルには物語シリーズの重要なポイントがぎゅっと詰まっています!

胸がぎゅっと切なくなるラストシーンにもぜひご注目ください!

⑤幸せに対する考え方が面白い!

「幸せとは何か?」

皆さんも1度は考えたことがあるのではないでしょうか。

そんな答えのない問いに対して、あなたは自分のなりの答えを用意できていますか?

私は、小さな喜びを噛み締めることができることだと思っています。

今作終物語では、様々な幸福論が語られています。

キャタクターによって

幸せについて様々な考え方があって、とても面白いです!

暦に羽川、育の考え方の違いが面白くてとても考えさせられます。

しかし、私が最も注目したいのは余接の幸福論です。

しのぶメイルのクライマックス後、暦は湯上がりの余接にチクチク説教をされます。

「不幸なくらいで許されると思うな」

余接のこのセリフがかっこよくてとても好きです!

私が物語シリーズの名シーンランキングを作るのであれば、間違いなくこのシーンはランクインさせるというくらい大好きなシーンです。

本当はもう少し長いセリフなのですが、全部言ってしまうともったいないので、フルバージョンはぜひ作品でお楽しみください!

⑥駿河が忍に説教するシーンが泣ける

先ほど私が物語シリーズの名シーンランキングを作るなら、しのぶメイルのクライマックス後を入れると先述しました。

しかし、その名シーンを上回るくらい大好きなシーンがしぶメイルにはもう1つあるんです!

それが「駿河が忍に説教を垂れるシーン」です!

駿河のストレートな言葉が視聴者の私達にもとにかく刺さります!

冒頭であんなに馬鹿をやっていた人間と同一人物とは、到底思えないかっこよさです!

物語シリーズはギャップがすごすぎてついていけなくなる案件が多すぎます(笑)。

駿河は自分の立場を初代怪異殺しに重ねてしまっており、もどかしかったのでしょう。

自分より強い相手に、人間ですらない相手に一歩も引かない真っ直ぐさにはどうしたって心を動かされます。

人間関係や恋人とうまくいっていない人全員に見ていただきたいシーンです!

⑦暦とひたぎのデートシーンがエモすぎる…!

化物語のつばさキャットで、暦とひたぎのデートシーンがありました。

その際のドライブ中の会話を物語シリーズの名シーンに数える人がかなり多いようです!

そして今作終物語・ひたぎランデブーでは、

暦とデートするかわいすぎるひたぎを見ることができます!

メインヒロインでありながら、終物語ではあまり出番の多くないひたぎ。

しかし、ここはやはり正妻といった感じで、このひたぎランデブーですべて持っていきます!

とにかく乙女で少女なひたぎがかわいい…。

あ〜これは好きだわ〜、暴力許せちゃうわ〜って感じです(笑)。

私は恋物語が大好きなので、実は「ひたぎ×貝木」のカップリング推しなのですが、この回でかなりぐらつきました!

ひたぎランデブーのデートシーンはもちろんですが、終物語では「やっぱり暦の彼女はひたぎしかいないなあ」と思わされます。

出番は少ないですが、ひだぎ推しの方は必見の作品です!

終物語をオススメできる人できない人

ここまで終物語の人気の理由とオススメポイントをお伝えしてきました!

終物語はかなりボリュームのある作品ですので、たくさん見どころがありますね♪

そんな終物語をオススメできる人、できない人を簡単にまとめてみました!

オススメできる人

  • ミステリーが好き!
  • 声優水橋かおりさんが好き!
  • 声優井上麻里奈さんが好き!
  • ギャグよりディープでシリアスな展開を好む人

オススメできない人

  • 暗いストーリーが苦手な人

先述いたしました通り、終物語はミステリーが好きな人はとても楽しめる作品になっています!

シリーズ全体にかかっている大きな謎も、ヒントはたくさん散らばっているのでぜひ解いてみてくださいね♪

終物語は全体を通して、シリアスで暗い展開が続きます。

物語シリーズのギャグパートを好む方にとっては、少し物足りなく感じるかもしれません。

そうは言っても、シリアスとのバランスを取るために、ギャグパートはこれまでより数段ぶっとんだ感じで作られているので、ご安心ください♪

まとめ

いかがでしょうか?

終物語の人気の理由などをお伝えしてきました。

ミステリーが好きな人はもちろん、ミステリーに馴染みが無い方でも必ず楽しめる作品です!

心を突き動かす素敵なセリフがたくさん詰まっているので、ぜひゆっくりじっくりと楽しんでいただきたいです♪

ファイナルシーズンでたくさん登場するかわいい余接にも注目です!

終物語とタイトリングされていますが、終物語の後は続終物語に続きます!

そちらもぜひ忘れずにご覧ください!

最後までお読みいただき

ありがとうございました!

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