2003年12月から2006年5月にかけて「週刊少年ジャンプ」に連載していた少年漫画『DEATH NOTE』は、単行本12巻の累計発行部数が全世界で3,000万部を突破するほどの人気を誇っています。
連載の後も、実写映画やアニメ、ドラマ、小説、ミュージカルなどと幅広く展開を続け、多くの支持を得ています。
そんな『DEATH NOTE』のアニメを見たいけど、何話まであるんだろう?
実写映画も気になるけど、アニメと何が違うの?
と疑問に思っている方も少なくないと思います。
そこで今回は、
- 『DEATH NOTE』のアニメは何話まであるのか
- 『DEATH NOTE』のアニメと実写映画との違い
について、ご紹介していきたいと思います。
ぜひ最後までお付き合いくださいね。
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目次
デスノートのアニメは全部で何話まで?
ーこのノートに名前を書かれた者は死ぬー
その不思議な力を持つ”デスノート”を使って理想の世界を作り上げようとする主人公・夜神月と、世界一の名探偵”L”たちによるホラーサスペンスアニメ『DEATH NOTE』。
夜神月と”L”との熱い頭脳戦だけでなく、見た目は恐ろしいけど、リンゴが好きで可愛いところもある『リューク』というキャラクターも話題を呼びましたよね。
そんな『DEATH NOTE』のアニメはメインストーリーと、
「リューク」視点で再構成し、特別編として金曜特別ロードショーで放送された『DEATH NOTE リライト』の2つのシリーズが放送されました。
それぞれの放送期間と話数をまとめると・・・
タイトル | 放映年月 | 話数 |
DEATH NOTE ₋デスノート₋ |
2006年10月~ 2007年6月 |
全37話 |
DEATH NOTE ₋デスノート₋リライト₋ Lを継ぐ者₋ |
2007年8月31日 | 1作品 |
DEATH NOTE ₋デスノート₋リライト₋ 幻視する神₋ |
2008年8月22日 | 1作品 |
『DEATH NOTE リライト』も含めると
合計話数 39話
総視聴時間 約22時間
総視聴時間・・・
アニメ1話あたり30分
『DEATH NOTE リライト』2作品で約3時間半で計算しています。
メインストーリ₋だけ見れば、総視聴時間が約18時間で、1日2時間のペースで観ても2週間しない間に全作品観ることが出来るので、お盆休みやゴールデンウィークに観るのにピッタリです。
『DEATH NOTE リライト』も、2作品で約3時間半なので、少し長めの映画を観るような感覚で土日といった短いお休みに観れちゃいますね。
『DEATH NOTE リライト』に関しては、『DEATH NOTE』の第一部(1話~26話)と第二部(27話~37話)のTVシリーズをそれぞれ総集して”リューク”視点で描かれた特別編となっているので、
メインストーリーである『DEATH NOTE』を観た後に、『DEATH NOTE リライト』を観ることをオススメします!
『DEATH NOTE-デスノート-』あらすじ
天才的な頭脳を持つ高校生の主人公・夜神月は、死神のリュークが落とした「名前を書かれたものは死ぬ」という力を持つノートを偶然拾う。
半信半疑で町で見かけた不良の名前を書くと、不良は心臓麻痺によって死亡。
ある日、死神のリュークが彼の前に突然現れ、「ノートを使い続けるか、ノートを返し、これに関する記憶を消して元の生活に戻るか」と選択を迫る。
夜神月はノートを使い続けることを決意し、理想の世界を作り上げようと、次々と犯罪者の名前をノートに書いて心臓麻痺によって殺していく。
そして世界は誰かが自然を超えた力を用いて犯罪者を殺していることに気づき、「キラ」と呼ぶようになる。
犯罪者を殺し続ける「キラ」を止めるべく、世界一の名探偵”L”が確保しようと動き出す。
「デスノート」を使い犯罪者を殺し続ける天才高校生の夜神月と、それを阻止するため、月を確保しようと動く世界一の名探偵”L”との壮絶な頭脳戦の結末とは・・・!?
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デスノートのアニメと実写映画の違いは?
続いて、『DEATH NOTE』のアニメと実写映画の違いについてご紹介していきたいと思います。
実写映画では、『DEATH NOTE』とそれに続く後編の『DEATH NOTE the Last name』の2作品があります。
実写映画もアニメも、基本的には原作に忠実ですが、映画ではオリジナルキャラクターが登場したり、最後が違う形で終わったりしています。
それでは、アニメと実写映画の違いについて詳しく説明していきたいと思います。
実写映画とアニメの登場キャラクターの違い
実写映画の『DEATH NOTE』では、アニメや原作では出てこないオリジナルキャラクターが登場します。
そのオリジナルキャラクターの主要人物をご紹介いたします。
実写映画に登場するオリジナルキャラクター(主要人物)
- 秋野詩織・・・月の幼馴染で恋人。同じ大学に通う女子大生で、まじめで少し融通の利かない性格。
- 佐伯警官庁長官・・・警察庁長官で、日本の捜査本部を開き、夜神総一郎を責任者に指名する。
- 佐波(さなみ)・・・キラ捜査本部のメンバー内で、紅一転の刑事。松田とともに行動することが多く、刑事としてなかなかの実力を持っている。
- 松原(まつばら)・・・前編のみ登場。ICPO等海外の国際機関に駐在している刑事。夜神総一郎と同期。
- 西山冴子・・・さくらTVのトップキャスター。
実写版の夜神月には幼馴染で恋人である秋野詩織が登場します。
彼女は前編の『DEATH NOTE』のみ登場し、検察官を目指し”キラ”の裁きは悪だと批評しています。
・アニメや原作で登場しているニアとメロですが、実写映画には登場しません。
・シドウなど他の死神たちは登場せず、実写映画にはリュークとレムしか登場しません。
実写映画とアニメの設定の違い
続いて、実写映画とアニメの『DEATH NOTE』の設定の違いについて、ご説明していきたいと思います。
実写映画とアニメの設定の違い
夜神月・・・アニメでは高校生から始まり、全国模試で1位を取り、東応大学に首席で入学。
映画ではすでに東応大学生から始まり、司法試験合格者という位置づけになっている。
L(エル)・・・アニメでは世界一の名探偵として世界中の警察機関に指令を出せる存在になっている。
映画では「ICPOが東京に送り込んだ謎の男」という位置づけになっている。
レイ・ペンバー・・・日系アメリカ人のFBI捜査官のレイ・ペンバーの名前が、
映画ではレイ・イワマツになっている。
高田清美・・・アニメでは月と大学の同級生となっているが、
映画では高田清美の方が年上になっている。
夜神総一郎・・・アニメでは警視庁刑事局局長という肩書が、
映画では警視庁刑事部部長になっている。
アニメと映画では、それぞれの登場人物の性格や設定が違いますね。
映画での夜神月については、原作やアニメよりも冷徹な性格となっており、その冷徹さを表すシーンも所々出てきます。
また、さらに細かいところでは、
- 高田清美の所属するテレビ局がNHNから映画ではさくらTVに。
- スイーツを好む”L”が食べてるものが映画では和菓子メインに。
- 弥海砂の髪型がアニメでは金髪、映画では黒髪に。
など、それぞれキャラクターの様々な変更点が見られます。
弥海砂を演じているのは戸田恵梨香なので、髪色は違っても可愛さはアニメも映画も変わらずとっても可愛いです。
アニメと映画では全然設定が違う!と感じるほどの違いはあまりないですね!
実写映画とアニメの内容の違い
続いて、実写映画とアニメとの内容の違いです。
両方とも原作に忠実ですが、映画の場合2作を合わせても4時間しかないので、”月”と”L”との相打ちになっています。
実写映画とアニメの内容の違い
・月がノートを入手する時期・・・アニメでは高校三年生の終わりごろ、
映画では大学入学した後にノートを入手。
・捜査本部が開かれる時期・・・アニメでは月がノートを拾った1週間後、
映画ではノートを拾った4か月後に捜査本部が開かれた。
・アニメにはなかったシーン・・・映画では月が街中でデスノートを開き、人を殺すシーンがある。
そして、特に注目すべき点は、
『DEATH NOTE』のそれぞれの結末です!
※ここから先はネタバレになりますので、ネタバレ見たくない方は飛ばしてください!
『DEATH NOTE』アニメと実写映画のそれぞれの結末
【アニメ】
月の策略により、レムがデスノートに”L”の名前を書いたことによって、心臓麻痺で死亡する。
『キラ』の正体が月だということを証明できないまま死んでしまったため、月の完全勝利。
【実写映画】
『キラ』の正体が月だと証明し、月を追い詰めることに成功。
月を捕獲するための策略で、「心不全で23日後に安らかな眠りの中で死亡」と自分の名前と死因をデスノートに書いたことにより、月が死んだあと、”L”も死亡し月とは相打ちになる。
【アニメ】
”L”の後継者であるニアとという探偵に追い詰められ、罠にかかってしまった月は松田さんに撃たれてしまう。
その後魅上が自殺をし、その瞬間みんなが魅上の方を向いた瞬間、瀕死状態で月は倉庫へ逃げるがリュークに自分の名前をデスノートに書かれてしまう。
最後に月は今までの回想を始め、”L”の幻想を見て息を引きとる。
【実写映画】
”L”の策略により『キラ』だと暴かれ、追い詰められて月は松田さんに撃たれてしまう。
月はリュークに周りの人間の名前を書くように頼るが、リュークに自分の名前を書かれてしまい、”L”、海砂、月の父である夜神総一郎の前で死亡してしまう。
『DEATH NOTE』のアニメと映画それぞれの違いを簡単にまとめると・・・
- 『キラ』の正体を暴き、月を追い詰めたのは…アニメは”ニア”、映画は”L”
- ”L”の死因…アニメはレムに自分の名前をデスノートに書かれたことによる心臓麻痺。 映画は自分の名前をデスノートに書いたことにより死亡。
- 夜神月のラスト…アニメはリュークには頼らず、瀕死状態で倉庫に逃げるもリュークに名前を書かれ死亡。 映画はリュークに周りの人たちを殺せと頼るも、リュークに自分の名前を書かれて”L”、海砂、総一郎の前で死亡。
『DEATH NOTE』のアニメのラストシーンは原作とは違う形の終わり方になっていて、映画の方のラストシーンは原作に忠実な終わり方となっていますね。
映画の構成的には、アニメでいう第1部の終わりから一気に第2部の終わりをつなげた感じです。
アニメでは途中で”L”が死んでしまい、ニアが月を追い詰めていきますが、映画では最後まで”L”が登場して月を追い詰める結末に、歓喜するファンも多いです。
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まとめ
いかがだったでしょうか?
大人気アニメ『DEATH NOTE』の話数と、実写映画との違いについて詳しく紹介していきました。
まとめると・・・
【『DEATH NOTE』のアニメの話数と総視聴率】
- 『DEATH NOTE』のアニメの特別編を含めた話数は全部で39話
- 『DEATH NOTE』のアニメの特別編を含めた総視聴時間は約22時間
【『DEATH NOTE』のアニメと実写映画との違い】
- 映画ではオリジナルキャラが登場し、アニメの登場キャラの中で出てこないキャラもいる
- キャラクターの年齢や性格、位置づけなどがそれぞれ違う
- ラストシーンがアニメと実写映画で違う
一冊のノートから始まり、そこから壮絶な頭脳戦が繰り広げられる『DEATH NOTE』。 なんでも出来て、才能あふれる夜神月と、世界一の名探偵”L”との戦いには、目が離せません! 死神のリュークと夜神月とのやり取りも面白いです。
ぜひ、アニメと映画を観る際はこれらの違いに注目して観てみてくださいね!
最後までお読みいただきありがとうございました。