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【銀河英雄伝説】ラインハルトの死後の王朝はどうなった?死因や妻ヒルダについても

ラインハルトの死で、銀河英雄伝説という物語は終わりを告げます。

では、ラインハルトが死んだ後、ラインハルトが作った王朝はどうなったのでしょうか?

残された結婚して間もない妻、ヒルダはどうなったのでしょう?

この記事では

  • ラインハルト死後のローエングラム王朝はどうなった?
  • ラインハルトの死因はなに?
  • ヒルダとラインハルトの関係は?そのプロポーズは?

以上について、お伝えしていきます。

ラインハルトの死後の王朝はどうなった?

ラインハルトは、彼自身がひらいたローエングラム王朝のわずか3年めに、息をひきとります。

では、王朝は、いったいどうなったのでしょうか?

ラインハルトの妻・ヒルダがトップにたって
長男アレクを皇帝として育てながら
王朝を存続させていったようです。

原作では、ラインハルトが亡くなった直後、ラインハルトの妻・ヒルダが、

「銀河帝国の摂政皇太后として、宇宙の頂点に立った」

と表現されています。

また、同じく直後、ラインハルトの長男アレク大公殿下が、ラインハルトの国葬ののちに即位することも記されています。

ヒルダとアレクが中心となり、ローエングラム王朝を続けていく体制ができていたことがわかります。

ラインハルトは、自分の死後残された者が困らないよう、王朝が存続するよう、生前からきちんと準備をしていたのかもしれませんね。

だれが後を継いだの?

では、だれがローエングラム王朝の後をついだのでしょうか?

ラインハルトには、妻ヒルダとの間に生まれた長男アレクサンデル・ジークフリード・フォン・ローエングラムがいます。

彼(アレクサンデル)が
2代皇帝としてあとを継ぎました。

彼が2代皇帝として、あとを継ぎました。

アレクが生まれた時、周囲はすでに「帝位の後継者」が生まれた、と喜んでいました。

そして、実際、物語ではその時代までは書かれませんが、ラインハルトの国葬が終わったあとにアレクが即位することは決まっています。

ですが、アレクが生まれたのは5月14日。

ラインハルトが死亡したのは、同じ年の7月26日。

2代皇帝はわずか2ヶ月の赤子です。

2ヶ月の赤子が、皇帝としてのつとめを果たせるでしょうか?

もちろん、不可能ですね。

ですから、ラインハルトの妻であり、アレクの母であるヒルダが、摂政皇太后として宇宙の頂点にたつことも、すでに決まっていました。

ラインハルトは死の直前に

「生ある者のなかで、もっとも強大で賢明な者が宇宙を支配すればよい」

「もしアレクサンデル・ジークフリードがその力量をもたぬなら、ローエングラム王朝など、あえて存続させる必要はない。あなたの思うとおりにやってくれれば」

とヒルダに言っています。

アレクにその力がなければ後継者にしなくてもいいという、なんとも過激な言葉です。

では、ヒルダは摂政皇太后という重い役目を果たしながら、アレクを立派な2代皇帝に育てられたのでしょうか?

物語はラインハルトの死で終わりますが、後世の歴史家たちの証言から、その答えがわかります。

「ローエングラム王朝を創ったのは皇帝ラインハルトであるが、それを育てたのは皇妃ヒルデガルドである」

ローエングラム王朝の後をついだのはアレクですが、このように言われるヒルダも、アレクとともに後をついだといえるでしょう。

ヒルダは、2代皇帝を育てるというつとめを立派に果たしたようです。

ラインハルトの死因は?

なぜラインハルトはそんなに早く死んでしまったのでしょう?

ラインハルトの死因はなんだったのでしょうか?

ラインハルトを死においやったのは、

症例のない奇病

ラインハルトは、皇帝となってから軽い発熱を繰り返しており、最初は激務による疲労のためと言われていました。

それがはじめて「ただの過労ではないのではないか?」と皆が思うようになったのは、ヤン・ウェンリーとの「回廊の戦い」の時でした。

発熱しては病床に伏すラインハルトの症状は、「皇帝病」と名付けられましたが、最終的には「変異性劇症膠原病」という病名になりました。

「膠原病」とは、ひとつの病気ではなく、全身に慢性的な炎症が広がり、いくつかの病気が集まったものを総称して呼ぶものです。

ラインハルトの病気について、医師たちは、

「膠原病の一種ではあるが、類をみない奇病で、発熱による消耗をくりかえし、病名すら仮称にすぎず、治療法もむろん確立されてはいない」

と説明しています。

この「変異性劇症膠原病」という奇病が、ラインハルトの死因です。

治療法もわからないめずらしい病気だったため、ラインハルトは死を覚悟して、あらかじめ、死後の王朝のことをいろいろと決めていったのでしょう。

ラインハルトの妻について

ラインハルトの死後、王朝をついだのは、まだ赤子である長男アレクと、その母でラインハルトの妻ヒルダでした。

ヒルダとラインハルトはそもそもどのような関係だったのでしょうか?

その前に、まずはヒルダのプロフィールを見てみましょう。

 

名前 ヒルデガルド・フォン・マリーンドルフ
生年 帝国暦468年(ラインハルトより1歳年下)
物語登場時の年齢 20歳
外見の特徴 暗くくすんだ金髪でショートカット、ブルーグリーンの瞳、美人というより少年めいた美貌
内面の特徴 シャープな政治・外交感覚をもち、その智謀は一個艦隊の武力にまさると言われる。貴族の姫君であるが宝石やドレスには全く興味がない。

もともとヒルダは、原作2巻に貴族の令嬢として登場し、ラインハルトと交渉をして政治的な才能のきらめきを見せ、その後、ラインハルトの秘書官となった女性です。

だんだんその智謀が知れ渡るようになっていき、ラインハルトとともに戦場へも行くようになりました。

ヤンとラインハルトの頂上決戦では、独自に行動し、ラインハルトを勝利に導いてもいます。

ラインハルトにとっては、仕事上かけがえのない存在であったことは確かです。

ラインハルトがヒルダにしたプロポーズは?

ヒルダは、ラインハルトにとって仕事上かけがえのない存在から、最終的には妻になります。

では、ラインハルトはそのヒルダにどんなプロポーズをしたのでしょうか?

「あなたが予にとってたいせつな人間だということがようやくわかった」

「結婚してくれるだろうか」

というのが、そのプロポーズの言葉です。

軍事や政治については天才でも、恋愛は得意そうではないラインハルトにしては、直球のプロポーズではないでしょうか。

そもそも、ラインハルトとヒルダが上司と部下という一線を越えたのは、原作9巻のことです。

ラインハルトは、群衆にまぎれてラインハルトを暗殺しようとした者から、無二の親友キルヒアイスを失うきっかけとなったヴェスターラントへの核攻撃について非難をうけます。

その夜、酒とともに自分の部屋に閉じこもり、深い後悔に沈んでいるときに、ヒルダが皇帝を案じてやってきたのです。

「帰らないでほしい。ここにいてくれ」

そう言われたヒルダはその願いに従い、ふたりは夜をともにしました。

そしてその翌朝、ラインハルトは大輪のバラの花とともにヒルダをたずね、ヒルダの父マリーンドルフ伯にヒルダを妃として迎えたいことと、結婚の許可を求めたのでした。

その後、ラインハルトは「先日の件について、返答をさだめておいてほしい」「先日の件というのは、フロイラインに予が求婚した件だ」とヒルダに伝えましたが、なんともぎこちない言葉です。

ですが、ヒルダの妊娠がわかった後、ラインハルトはヒルダに

「あらためてお願いするが、結婚してくれるだろうか、フロイライン・マリーンドルフ」

「あなたが予にとってたいせつな人間だということが、ようやくわかった」

と、正式にプロポーズをしました。

政治や軍事で超一流のラインハルトも、プロポーズばかりはそうはいかなかったようです。

とはいえ回り道をしながらも、最後はまっすぐな誠意のこもったプロポーズをしたのではと思いますが、皆さんはどう思われますか?

ちなみにヒルダの答えはもちろん、「おひきうけいたします」でした。

ヒルダが嫌いな人が多いって本当?

WEBでは「銀河英雄伝説 ヒルダ 嫌い」という検索がよくされているようです。

見てみると、「ヒルダが嫌い」というよりも、「ラインハルトとヒルダは恋仲のようには思えない」と思っている人がいるようです。

たしかに、仕事上ではずっと良いパートナーだったとはいえ、終盤になっていきなり関係が変化し、ラインハルトの後継者をうむことになる、という展開は急すぎて、クエスチョンマークをつける人がいるのもわかります。

原作でも

「ラインハルトの場合、ヒルダとの関係が恋愛と称しえるものであるか、当時においても後世においても、 意地の悪い疑問が提出されている」

とあります。

ラインハルトが息をひきとる直前の最期の言葉、

「宇宙を手にいれたら、皆で」

も、ヒルダに向けられた言葉だったかはわからないと書かれています。

ですが、ラインハルト個人とローエングラム王朝にとって、ヒルダがかけがえのない存在であったことは確かです。

ヒルダを嫌いだと思う人も、物語の展開に疑問符をつける人も、それについては意見が一致するのではないでしょうか?

まとめ

この記事では、

  • ラインハルト死後のローエングラム王朝はどうなった?
  • ラインハルトの死因はなに?
  • ヒルダとラインハルトの関係は?そのプロポーズは?

についてお伝えしてきました。

Q.ラインハルト死後のローエングラム王朝はどうなった?

長男アレクと妻ヒルダに、しっかり引き継がれたようです。

Q.ラインハルトの死因はなに?

「変異性劇症膠原病」という、症例のない奇病でした。

Q.ヒルダとラインハルトの関係は?そのプロポーズは?

ヒルダはラインハルトにとって公私ともにかけがえのない存在。

プロポーズは「結婚してくれるだろうか」という直球でした。

新アニメ「銀河英雄伝説 Die Neue These」では、ラインハルトとヒルダは出会ったばかり。

ラインハルトの覇道もまだまだこれからです。

この終盤あたりがどう描かれるのか、とても楽しみですね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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