ワールドトリガー

ワールドトリガー何が面白くて人気なのか?どこよりも分かりやすく解説

漫画『ワールドトリガー』の作者は葦原 大介先生。

「週刊少年ジャンプ」にて2013年11号より、2023年1月現在まで連載が続いている人気作品です。 ※現在は月刊誌「ジャンプスクエア」にて連載中。

既刊数は25巻であり、今後も好評を博していくことは間違いないでしょう!

アニメは、現在時点で3期まで制作されており、

多くの方に支持されていることや、動画配信サービスの人気面から見て、

4期の制作・放映の可能性は非常に高いものと思われます!

興味はあるけど「面白いの?」、「なぜ人気があるの」、「どんな内容なの?」とまだ未読の方もいるでしょう。

今回はそのような方向けに『ワールドトリガー』の魅力を熱く、解説していきます!

ワールドトリガーの何が面白くて人気なのか?

何が面白いのか?

それは、

SFチックな世界観

です!

地球ではない世界から容赦なく攻め込む異界の者たち。

その防衛を一手に担い、日々精進を重ねる十人十色な隊員たち。

そしてそれを華やかに支え、彩る詳細で多様な設定。

もう、これだけで好きな人にはたまらないことでしょう!

それに加えて、少年誌のジャンプの三原則である「友情・努力・勝利」といった要素もしっかりと内包されている。

こうなっては、もう人気が出ないはずがありません!

SF作品好きな方はぜひ読んで見てください!

ワールドトリガーを読むとどういう気持ちになるのか?

漫画作品を読む中では様々な感情を揺さぶられることになります。

では『ワールドトリガー』ではどういった気持ちを抱くことになるのでしょうか?

それは、一言で言い表すと、

この世界に入り込んでみたい

です!

ファンタジー作品などを読んでいるとき、こんな風に思うことはないでしょうか?

「あー、魔法使えないかなあ……」と。

実はこの『ワールドトリガー』においても近しい感情を抱くことになります。

というのもこの作品、格好いい武器や設定が多すぎる!

例えば攻撃手(アタッカー)の武器である、刀のような形状をした弧月(コゲツ)!

見た目のカッコ良さだけでなく、

トリオンを消費することで攻撃の間合いを大幅に伸ばすことも可能で、

隋一の使い手である生駒 達人ともなると、その間合いはなんと40m!

それを使ってスパッと相手を一刀のもとに薙ぎ払うさまは本当に格好いいのです!

戦闘描写が好きな方はぜひ読んでみてください!

オススメできる人

  • 多くのキャラクターが登場する作品が好きな人
  • SF的な要素を含んだ作品が好きな人
  • 様々な計略、作戦が絡む作品を好む人
  • オリジナリティー溢れる設定を受け入れられる人

オススメできない人

  • 特有の絵のタッチが苦手な人
  • 細かな設定のある作品を好まない人
  • 現実味の無い作品が好きでない人
  • 文字数の多い作品が不得手な人

ワールドトリガーのキャラクター

ここでは登場回数の多い、主要なキャラクターを5人紹介します。

他にも個性溢れる魅力的なキャラクターが多数存在しますので、気になる方はぜひ読まれてみてください!

空閑 遊真 / 攻撃手(アタッカー)

『ワールドトリガー』の4人いる主人公のうちの1人です。

異世界から来た近界民(ネイバー)でもあります。

父・有吾の形見である黒トリガーと「人の嘘を見抜く」サイドエフェクトが特徴的です。

名前 空閑 遊真(クガ ユウマ)
年齢 15歳
主な使用トリガー スコーピオンやグラスホッパーなど
好きなもの 日本食
CV

(キャラクターボイス)

村中 知

三雲 修 / 射手(シューター)

『ワールドトリガー』の4人いる主人公のうちの1人です。

トリオンの量や身体能力は多くの一般的な隊員より多少低いものとなっていますが、巧妙な策略を講じ、相手へと果敢に立ち向かいます。

近界民(ネイバー)に攫われた人たちを取り返すため、日々奮闘中です!

名前 三雲 修(ミクモ オサム)
年齢 15歳
主な使用トリガー レイガストやスパイダーなど
好きなもの 母の手料理
CV

(キャラクターボイス)

梶 裕貴

雨取 千佳 / 狙撃手(スナイパー)

『ワールドトリガー』の4人いる主人公のうちの1人です。

修の幼馴染でもあり、「玉狛のトリオン怪獣」と呼ばれることもあるほど膨大なトリオン量を誇ります。

近界民(ネイバー)に攫われたとされる兄らを助け出すため、ボーダーへと入隊しました。

名前 雨取 千佳(アマトリ チカ)
年齢 13歳
主な使用トリガー アイビスやハウンドなど
好きなもの 白米
CV

(キャラクターボイス)

田村 奈央

迅 悠一 / 攻撃手(アタッカー)

『ワールドトリガー』の4人いる主人公のうちの1人です。

黒トリガーである「風刃」を使用していた元S級隊員でもあり、自らを「実力派エリート」と呼称します。

「少し先の未来が見える」という稀有なサイドエフェクトを持っており、様々な場面で活用する姿が見られます!

名前 迅 悠一(ジン ユウイチ)
年齢 19歳
主な使用トリガー スコーピオンやエスクードなど
好きなもの ぼんち揚げ
CV

(キャラクターボイス)

中村 悠一

レプリカ

空閑 遊真の父である有吾によって作られた多目的型のトリオン兵です。

遊真のお目付け役を自称していることもあり、多くの場合、彼の傍で浮遊しています。

近界(ネイバーフッド)の様々な情報を持っており、それを用いて日々、彼をサポートします!

名前 レプリカ ※レプリカ先生とも。
CV

(キャラクターボイス)

田中 秀幸

どのような点が読者に受けているのか考察!

数えきれないほどの魅力を抱えている『ワールドトリガー』。

ここでは一部ではありますが、どういった要素が『ワールドトリガー』を人気たらしめているのか考察します!

オリジナリティー溢れる様々な設定

この『ワールドトリガー』という作品には、他の漫画作品には見られない細かな設定が数限りなく存在します。

それが多くの読者の方を惹きつけてやまない要素の1つとなっていることは最早言うまでもありません。

ここでは世界観を構築する上で欠かせない独自のキーワードをいくつか紹介します。

琴線に触れるキーワードがありましたら、ぜひ1冊読んでみてください!

トリオン

作中で使われる兵器である「トリガー」の動力源となる生体エネルギーのことを指します。

トリオンを狙って侵攻してくる敵も存在しますので、作中において大変重要なキーワードです。

サイドエフェクト

特殊能力の総称です。

ボーダーにおいてはその希少性に基づいて、ランクも存在します。

例えば、主人公の1人である空閑 遊真の「嘘を見抜く」サイドエフェクトはS~Aランクに位置付けられています。

攻撃手・銃手・射手・狙撃手・特殊工作兵

ボーダー隊員のポジションを指します。

  • 攻撃手(アタッカー)

太刀や槍などの近接武器を用いて戦うポジションです。

  • 銃手(ガンナー)

自らのトリオンを銃弾に変え、銃のトリガーを用いて戦うポジションです。

  • 射手(シューター)

トリオン弾を自ら作り、それを直接打ち、戦うポジションです。

  • 狙撃手(スナイパー)

狙撃銃を用い、主に遠距離攻撃で戦うポジションです。

  • 特殊工作兵(トラッパー)

罠を仕掛けることで相手を妨害し、味方のサポートをするポジションです。

近界(ネイバーフッド)

こちら側の世界から見た、あちら側の世界のことを指します。

近界(ネイバーフッド)に存在する住民達は、近界民(ネイバー)と呼称されています。

ボーダー

近界民(ネイバー)の侵攻から対抗し、こちら側の世界を防衛するために設立された民間組織のことを指します。

多種多様なキャラクター達

この『ワールドトリガー』という作品には本当に数多くのキャラクターがいます。

頻繁に出てくるキャラクターもいれば、稀にしか現れることの無いミステリアスなキャラクターも存在します。

前者で言えば、4人いる主人公を筆頭に、同じチームである玉狛第2に所属するかつての敵・ヒュースや玉狛第1所属のボーダーにおける最強部隊・玉狛第1の各メンバーなどなど。

後者は、例えば天羽 月彦。

https://twitter.com/_tsukiyu_/status/1069244841609986048

時折物語にすっと顔を出し、強力な黒トリガー使いであることや数少ないS級隊員であることが明かされていますが、詳細な説明や実際の戦闘シーンなどはまだまだ明らかになっていないので今後の活躍が気になる人物の1人です。

その他にも個性溢れるキャラクターが本当に数多く、覚えきれないくらいに(笑)いますのでお気に入りのキャラが少なくとも1人はできることは間違いありません!

https://twitter.com/_tsukiyu_/status/1029745019450585089

個人的には、「旋空弧月」の使い手である生駒 達人やマスタークラスの攻撃手(アタッカー)である辻 新之助などが強くて面白くて好きです!

複数人の主人公

上記のツイートは、作者である葦原 大介先生が読者からの質問に対して直々に答えてくれているものになります。

このツイートからも分かる通り、この『ワールドトリガー』という物語には主人公が4人存在します。

そして気になる扉絵がこちら。

先のキャラクター紹介の見出しでも取り上げた4人が描かれていますね。

空閑 遊真に三雲 修、雨取 千佳に迅 悠一。

そんな彼ら、あるいは彼女が様々なことに思い悩み、果敢に挑戦し、切磋琢磨していく姿が多くの読者から支持を集めていることは違えようのない事実でしょう。

あらすじ

ここでは簡単に各編ごとのあらすじを紹介いたします(2023年1月現在時点)。

気になる内容がありましたら、ぜひ読んで見てください!

邂逅編 / 第1話「三雲 修」~ 第13話「雨取 千佳②」

空閑 遊真、三雲 修、雨取 千佳、迅 悠一の各主人公のそれぞれの出会いの様子が主に描かれた内容となっています。

黒トリガー争奪戦編 / 第14話「三輪隊」~ 第32話「迅 悠一⑥」

三輪隊VS空閑 遊真や遊真のボーダー玉狛支部入隊、迅 悠一の黒トリガー返却などの内容が描かれています。

ボーダー入隊編 / 第33話「空閑 遊真⑤」~ 第43話「迅 悠一⑦」

空閑 遊真と雨取 千佳のボーダー入隊や新入隊員の戦闘訓練の様子、三雲 修とA級部隊の隊長である風間 蒼也の模擬戦闘などの内容が描かれています。

大規模侵攻編 / 第44話「大規模侵攻」~ 第85話「三雲 修⑪」

近界(ネイバーフッド)の1つである軍事大国・アフトクラトル侵攻による苛烈な戦闘の内容が主に描かれています。

B級ランク戦編 / 第86話「玉狛第2」~ 第202話「ガロプラ⑭」

空閑 遊真と雨取 千佳のB級昇格や玉狛第2(三雲隊)の結成及びB級ランク戦の模様、アフトクラトルの属国であるガロプラによるボーダー本部急襲などの内容が描かれています。

遠征選抜試験編 / 第203話「遠征選抜試験」~

現在連載中の内容です。

第1試験では閉鎖環境における試験、第2試験では遠征先での戦闘を想定した長時間の戦闘試験が行われます。

最後に

ここまで『ワールドトリガー』の魅力を語ってきましたが、いかがでしたでしょうか?

私がこの作品を読んでいて思うのは、

「作者さんは描いていて、楽しいだろうな」

ということです。

あらゆる細かな設定に、あまり他では見たことの無い予想のつかない展開の数々。

「こうなって、ああなって、それともこうかな?いや、こっちか……?」

ときっと様々な考えを巡らせながら、そのときの最善と思える選択を掴み、描いてらっしゃるんだろうなと。

今後もそんな感覚を感じつつ、物語を楽しむことが出来ればと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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