この記事はそんな方に向けて
- 【無職転生】魔力災害の原因は?
- 魔力災害の規模や犯人の正体について
についてお伝えしていきます。
\魔力災害の原因/
ナナホシ(七星静香)
を異世界に召喚したから
魔力災害の原因は?
そもそも、魔力災害は何が原因で起こったのでしょうか?
実は、魔力災害が起こった原因は
「ナナホシ(七星静香)」を異世界に召喚したから
ナナホシは、前世の主人公が交通事故から助けようとした3人の高校生の一人です。
この女子高生が、魔力災害が引き起こされてしまった原因に関係してくるのです。
異世界人を召喚させるためには、膨大な魔力が必要なため、どこかからその魔力を調達しなければなりません。
その魔力の供給源となったのが、不運なことにルーデウスの住む地域「フィットア領」だったのです。
フィットア領に存在するあらゆる人、物・・・全てのものが、魔力に変換され「ナナホシ」の召喚のためのエネルギーに使われてしまったのです。
ちなみに、ルーデウスやエリスたちが魔力に変換されずに済んだのは、必要な魔力を確保した後、余剰分として、元の世界に戻されためです。
(元の世界には戻りましたが、元の場所には戻れなかったため、様々な場所に転移されてしまったのです。)
そのため、魔力災害の原因は、地球人である「ナナホシ」が異世界に召喚されたがゆえに起こってしまったことだったのです。
魔力災害の規模は?
無職転生 第21話 の「魔大陸の北東とアスラ王国。地図の端と端だ。ラスベガスとパリくらい離れている。」というルディのセリフを見て、6面世界とこの世界の地図と重ねてみたけど、結構6面世界小さいのね pic.twitter.com/CtKuYJCGvp
— Nawatsuki (@Nawatsuki_Shamu) April 7, 2021
魔力災害はどれくらいの規模で起こったのでしょうか?
この魔力災害による被害は、世界一の大国であるアスラ王国の
おおよそ1/4が被害を受けた
とされています。
フィットア領のあるアスラ王国は、無職転生の世界において、中央大陸の西半分のを支配する大国です。
水源が多く豊富な大地によって食べ物は豊かに実り、魔物も少なく弱いため、この世界の中で最も豊かな国です。
貴族が税を取っても民衆が餓える心配のないほどでした。
また、四大地方領主と呼ばれるゼピロス、ノトス、ボレアス、エウロスの4つのグレイラット家が、王都の四方を守っています。
つまり、アスラ王国は4つのグレイラット家が守護しており、その4つの内の1つにフィットア領となってます。
その全土が被害を被っているということは、アスラ王国の4分の1の人や物が魔力に変換されているということになります。
また、フィットア領は、香水の原料のパティルスの花や、パンの原料になるアスラン麦が多数存在し、領主の住む都市ロア以外には、黄金色の麦畑が一面に広がっているとなっています。
そのため、アスラ大国の最大の穀物産地と考えると、人的にも税収面でもかなりの被害を被っているのではないかと考えられます。
魔力災害を引き起こしたの犯人の正体は誰?
魔力災害を引き起こしたのは、いったい誰だったのでしょうか?
実は、ルーデウスが生きる時代より未来の人物が起こしたものだったのです。
その人物とは
再生の神子 リリア
彼女はルーデウスがなくなった甲龍歴481年から数年後に産まれます。
彼女には、『過去を改変する能力』がそなわっており、また、その能力のおかげで自分が死んでしまっても
未来の情報、知識を持った状態で過去の自分に戻る・・つまり、ループすることができたるのです。
しかし、その能力ゆえに、何度も自分の死を経験する経験することになり、彼女は深い絶望を感じていました。
そんなループの中で、物語の冒頭に出てきた高校生の一人、篠原秋人(しのはらあきと)が異世界召喚によって無職転生の世界にやってきます。
篠原秋人と共に過ごすうちに、再生の神子リリアも彼とともに生きていきたいと思うようになっていきます。
しかし、篠原秋人は戦争のために呼び出されたため、その後の戦争で、首をはねられて死亡してしまいます。
そして、再生の神子リリアが死の直前に篠原秋人とともに生きていく事を切望した事により、彼女の能力が最大限に発揮。
彼が生き残るための未来を成立させるために、過去のフィットア領に地球人「ナナホシ」が召喚されたのです。
ちなみに、その際にできた次元の裂け目から、主人公の魂が死産だったルーデウスに憑依。物語の本編が始まっていくのです。
魔力災害で死亡したキャラは?
フィットア領の被害規模を確認したところで続いて、被害を受けた人々はどうなったのか確認していきましょう。
魔力災害で死亡したキャラは、ボレアス家の
- エリスの父親のフィリップ
- 母親のエレナ
- 間接的に祖父のサウロス
この3人です。
フィリップ、エレナは、魔力災害の際に紛争地帯に転移させられ、スパイの容疑を掛けられて処刑されてしまっています。
そのことを同じ紛争地帯にいたギレーヌが発見。仇討ちを行ってフィットア領に戻ってきたことが語られています。
また、祖父のサウロスは魔力災害を生き残るものの、ボレアスの全財産をフィットア領の復興に注ぎ込もうとしました。
これに難色を示したサウロスの息子のジェイムズが、大臣のダリウスに頭を下げ、パウロの弟のピレモンと共謀し、魔力災害の責任を負わされ処刑されてしっています。
それ以外にも、フィットア領に住んでいたほとんどの領民は、行方不明か転移先で死亡しています。
ちなみに、そのほかの主要キャラの
ルーデウス、エリス、ギレーヌ、パウロ、リーリャ、ノルン、アイシャたちは様々な場所に転移されてしましましたが、ちゃんと生存しています。
ただ、母親のゼニスは迷宮の奥に封印されていたり、のちに再開するシルフィも第2王女アリエルの護衛についていたりと
魔力災害で生き延びた人々もそれぞれ一筋縄にいかない事態に見まわれている事が後々わかります。
まとめ
ということでこの記事では
- 【無職転生】魔力災害の原因は?
- 魔力災害の規模や犯人の正体について
以上についてお伝えしてきました。
Q.魔力災害の原因は?
→「ナナホシ(七星静香)」を異世界に召喚したから。
Q.魔力災害の規模
→フィットア領全土、世界一の大国であるアスラ王国の約1/4が被害を受けた。
Q.魔力災害の犯人の正体
→未来人「再生の神子 リリア」
Q.魔力災害で死亡したキャラ
→フィリップ、エレナ、間接的にサウロスと、多くの領民。
まさか、魔力災害の原因を作ったのが未来人で、語られている物語の舞台は、実は未来人の過去改変の話の途中であり、未来のための布石であったという衝撃の事実が分かりました。
また、ループ設定の話はあるのに、主人公がループの中心ではなく、フラグの一つとして描かれているという面白い設定だったため、作者の物語の構成の仕方には、感服いたしました。
最後までお読みいただき
ありがとうございました!