小林さんちのメイドラゴン

小林さんちのメイドラゴン何が面白くて人気なのか?どこよりも分かりやすく解説

アニメ『小林さんちのメイドラゴン』の制作会社は『涼宮ハルヒの憂鬱』や『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』などの制作を手掛けた京都アニメーション。

原作は知る人ぞ知る漫画家、クール教信者さんです!

この作品に興味はあるけど「面白いの?」、「なぜ人気があるの?」、「どんな内容なの?」とまだ未視聴の方もいるでしょう。

今回はそのような方に向けて『小林さんちのメイドラゴン』の魅力を熱く、解説していきます!

小林さんちのメイドラゴンの何が面白くて人気なのか?

何が面白いのか?

それは、

キャラクターたちの何気ない日常

です!

昨今人気を博しているアニメは、どの作品においても辛さや悲しさという成分を多分に含んでいます。

仲間の死や突然の裏切り、報われることの無い非情な結末などなど。

物語を色鮮やかに飾るという点においては、正しく、必要な展開なのでしょうが、そんなアニメばかりであるとどうにも疲弊を感じるもの。

そんな食傷気味の方たちにオススメしたいジャンルが「日常系」です!

何でもない只の平和な日常の生活の繰り返し。

劇的で心揺さぶられる描写はないものの、小さな何気ない幸せを感じることができます。

そういった点が、多くの人たちに支持され、愛されていることは間違いないでしょう。

小林さんちのメイドラゴンを見るとどういう気持ちになるのか?

アニメ作品を見る中では様々な感情を揺さぶられることになります。

では『小林さんちのメイドラゴン』ではどういった気持ちを抱くことになるのでしょうか?

それは、一言で言い表すと、

ほんわかする

です!

何を構えることもなく、ただただコミカルでファニーな物語を見て笑い、どこか優しい気持ちになる。

それが『小林さんちのメイドラゴン』が与えてくれるものです。

そのため血肉沸き踊るような戦闘シーン溢れるアニメを求めている方にとっては少し物足りない内容と言えます。

ただ、何気ない日常をぼんやりと眺めたい方にとってはかなりオススメ!

穏やかで柔らかな感覚に包まれたい方、ぜひ視聴してみてください。

オススメできる人

  • ほんわか出来る作品を求めている人
  • 京都アニメーションの作品が好きな人
  • クール教信者さんの作品を好んでいる人
  • 心にグッとくる作品を探している人

オススメできない人

  • 戦闘シーンが頻発する作品を求めている人
  • 京都アニメーション特有のタッチが不得手な人
  • 現実味の無い物語を求めていない人
  • シリアスな内容を求めている人

小林さんちのメイドラゴンのキャラクター

ここでは登場回数の多い、主要なキャラクターを7人紹介します。

他にも個性溢れる魅力的なキャラクターが多数存在しますので、気になる方はぜひ視聴されてみてください!

トール

向こう側の世界からやってきた、小林さんを愛する女の子です。

人間型の形体は魔法で姿を変えているものであり、実際の姿は人間の何倍、何十倍にもなる巨大なドラゴン!

その口から放たれるブレスは曇天をあっという間に青空へと変じてしまうほどの威力を持ちます。

名前 トール ※小林(コバヤシ) トールとも。
好きなもの 小林さん
初登場回 #1
「史上最強のメイド、トール!(まあドラゴンですから)」
CV
(キャラクターボイス)
桑原 由気

小林さん

メイドをこよなく愛するOLの女性です。

普段はとても淡白な性格をしていますが、メイドの話題となると一変!

非常に熱く語りだし、酔っぱらった暁には最早歯止めがきかないほどになってしまいます。

とはいえ、基本的には人の良い好人物であり、仕事にも真面目に取り組む素敵な女性です。

名前 小林(コバヤシ) ※フルネームは明かされておらず。
好きなもの メイド ※特に西洋のクラシックなメイド。
初登場回 #1
「史上最強のメイド、トール!(まあドラゴンですから)」
CV
(キャラクターボイス)
田村 睦心

カンナ

自らのイタズラが原因でこちら側の世界に追い出されてしまったドラゴンになります。

現在は、小林さん宅にてトールと共に同居中です。

小学校にも通っており、3年生としてクラスメイトと楽しく日々を過ごしています。

名前 カンナカムイ ※小林(コバヤシ) カンナとも。
好きなもの 食べ物
初登場回 #2
「第二のドラゴン、カンナ!(ネタバレ全開ですね)」
CV
(キャラクターボイス)
長縄 まりあ

エルマ

調和勢と呼ばれるカテゴリーに属しているドラゴンになります。

それゆえに混沌勢に属するトールとは敵対関係です。

現在は、人間界の美味しい食べ物を食べるために、小林さんが勤める会社にて日々奮闘しています。

名前 エルマ ※上井(ジョウイ) エルマとも。
好きなもの 食べ物 ※特に甘味。
初登場回 #8
「新たなるドラゴン、エルマ!(やっと出てきましたか)」
CV
(キャラクターボイス)
高田 憂希

ルコア

遠い昔より命を繋いでいる存在であり、トールをも上回る途轍もない力量を有しているドラゴンです。

現在は翔太くんという少年のもとで暮らしています。

傍観勢というカテゴリーに属しているため、原則どのような争いにも首を突っ込むことはありません。

名前 ルコア ※正式名はケツァルコアトル。
好きなもの 翔太(ショウタ)くん ※彼女のマスターの少年。
初登場回 #3
「新生活、はじまる!(もちろんうまくいきません)」
※声のみの登場は除く。
CV
(キャラクターボイス)
髙橋 ミナミ

ファフニール

極度に人を嫌っている凶悪なドラゴンです。

しかし、ひょんなことから人間界のゲームに夢中に。

それ以来なんだかんだ特に問題を起こすことなく、日々を過ごしています。

名前 ファフニール ※大山 猛(オオヤマ タケシ)とも。
好きなもの ゲーム
初登場回 #3
「新生活、はじまる!(もちろんうまくいきません)」
※声のみの登場は除く。
CV
(キャラクターボイス)
小野 大輔

滝谷 真

小林さんの同僚で、ファフニールと同居している人物です。

眼鏡をかけると早口になり、語尾が「ヤンス」になるという不思議な要素を持ち合わせています。

普段は仕事を卒なくこなし、気もまわる優秀な人物です。

名前 滝谷 真(タキヤ マコト)
好きなもの ゲームなど
初登場回 #1
「史上最強のメイド、トール!(まあドラゴンですから)」
CV
(キャラクターボイス)
中村 悠一

どのような点が視聴者に受けているのか考察!

数えきれないほどの魅力を抱えている『小林さんちのメイドラゴン』。

ここでは一部ではありますが、どういった要素が『小林さんちのメイドラゴン』を人気たらしめているのか考察します!

安心・安定の京都アニメーションクオリティ

皆さんは何かアニメを見る際に、制作会社に注目されることはあるでしょうか?

私個人で言えば割と気にしており、新しいクールが始まる度「あ、このアニメ、〇〇制作なんだ!絶対見よう」だとか「……〇〇?聞いたことない会社だけど大丈夫かな?」などと一喜一憂する瞬間があったりします。

それで、本題ですが、そのタイミングにおいて私が「京都アニメーション制作」の文字面を発見したときの私の行動は、絶対的前者。

迷わず視聴なのです。

何故か?

それは、

マジでハズレが無い!

からです。

私がこれまで見てきた京都アニメーション制作の作品(映画等除く)を例に挙げてみますと、

  • 涼宮ハルヒの憂鬱
  • らき☆すた
  • CLANNAD -クラナド-
  • けいおん!
  • けいおん!!
  • 日常
  • 氷菓
  • 中二病でも恋がしたい!
  • たまこまーけっと
  • 境界の彼方
  • 中二病でも恋がしたい!戀
  • 甘城ブリリアントパーク
  • 無彩限のファントム・ワールド
  • 小林さんちのメイドラゴン
  • ヴァイオレット・エヴァーガーデン
  • ツルネ -風舞高校弓道部-
  • 小林さんちのメイドラゴンS

どうでしょう?

普段あまりアニメを見ない方であっても、どこかで聞いたことのあるタイトルばかりではないでしょうか。

そして、どの作品も一定以上の面白さを抱えている作品ばかり。

クオリティの高い作品を常に生み出し続けてきた歴史の重みが、数多くの人たちからの支持を集めている理由の1つであることは間違いないでしょう。

魅力溢れるキャラクターたち

『小林さんちのメイドラゴン』に登場するキャラクターは、1人1人がとても魅力的です。

例えば、私が好きなのはファフニール。

結構物騒なことを口にしたりするドラゴンなのですが、時間の経過に伴って、どこか接し方や態度が柔らかくなっていくところが妙にツボで、大好きなキャラクターです。

また、カンナというドラゴンもまた良い!

見ていて何だかほんわかするというか、優しい気持ちになるんです。

他にも多くの素敵なキャラクターが登場しますので、ぜひチェックしてみてください!

小さな心の機微の表現の巧みさ

言葉で表現することは中々難しいけれど、映像を見たときに「うわぁ、分かる……」ってなる感じ、理解できるでしょうか。

『小林さんちのメイドラゴン』でその感覚を覚えたのは、#4「カンナ、学校に行く!(その必要はないんですが)」のカンナのランドセルを買いに行ったシーンのこと。

カンナが欲しくなったキーホルダーを、レジでランドセルの会計をしている小林さんのもとへ持っていくのですが、小林さんの何気なく零した1つの台詞でカンナはキーホルダーを陳列棚へとそっと戻しに行きます。

この一連の流れを見たとき、私は思わず身震いしました。

こんな微妙で分かり辛いニュアンスをこんなにも丁寧に描写し、そして伝えることが出来るなんて、と。

私の言葉1つでは、到底伝えることの出来ない魅力がそこにはありますので、是非ご視聴を検討ください。

印象的なタイトル

ここではアニメ『小林さんちのメイドラゴン』の印象的なタイトルを3話紹介いたします。

気になる内容がありましたら、ぜひ視聴されてみてください!

#4「カンナ、学校に行く!(その必要はないんですが)」

主にカンナにスポットが当たる回になります。

カンナの愛らしさは勿論ですが、子どもが大人の表情やその状況を察して、自らが欲する物を我慢するという中々描くことが難しい内容をものの見事に表現している場面がありますので、その一連のシーンにも是非ご注目ください。

いじらしさに思わず心が動かされますよ。

#7「夏の定番!(ぶっちゃけテコ入れ回ですね)」

皆さんはコミックマーケットに行かれたことがあるでしょうか?

私は残念ながら行った経験は無いのですが、「1度くらいは行ってみたいかも」と思わせてくれたのがこの回になります。

クール教信者さんが他作品で書かれているキャラクターの登場もありますので、ファンの方も是非!

#9「運動会!(ひねりも何もないですね)」

カンナが通っている小学校の運動会がメインになって描かれた回となっています。

年若き頃であれば、そう何かを感じることなく、「面白いなあ」で終わっていた話。

しかし、いくらか年を経た今になって見ると、子どもが頑張る姿に思わず涙が……。

こみ上げる感情を久しく覚えていない方に是非見てもらいたい回です!

最後に

ここまで『小林さんちのメイドラゴン』の魅力を語ってきましたが、いかがでしたでしょうか。

正直こういった類のアニメは、個人的にはあまり見ません。

似通った内容の作品が乱立しているように思っていたからです。

けれど、このアニメは違いました。

ストーリーも作画の出来も、音楽も、何もかもが最高だったのです!

食わず嫌いで、まだ見ていない方がいらっしゃいましたら、是非ご視聴をオススメします。

あなたの人生におけるアニメランキング上位に入るやもしれない作品が、そこに待っているかもしれませんよ。

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