J.K.ローリングによる大人気小説『ハリー・ポッター』シリーズ。世界的にもベストセラーな上、映画も大ヒット。続編となる『ファンタスティック・ビースト』シリーズも制作されており、今なお人気は衰えるところを知りません。
しかし、観ていくと疑問に思う点が出てくるかと思います。
そこで、今回は、その中から
- 「ヴォルデモートVSハリー」最後の呪文と残る疑問
- ヴォルデモートはなぜ死んだの?負けた理由を解説!
以上についてお伝えしていきたいと思います。
是非最後までお付き合いくださいね。
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「ヴォルデモートVSハリー」最後の呪文と残る疑問
『ハリー・ポッター』シリーズ通しての悪役・ヴォルデモート。
主人公・ハリーとかなり因縁がある存在で、物語の最後にも二人は直接決闘します。
まず、ヴォルデモートは分霊箱と呼ばれる、自身の魂を分け与えた存在を作っていました。
これを先に破壊されなければ、ヴォルデモートは死ぬことはない・・・まさに無敵。
その分霊箱は、なんと7個も作られていました。
- トム・マールヴォロ・リドルの日記
- マールヴォロ・ゴーントの指輪
- サラザール・スリザリンのロケット
- ヘルガ・ハッフルパフのカップ
- ロウェナ・レイブンクローの髪飾り
- ナギニ
- ハリー・ポッター
なんとハリー・ポッターも分霊箱なんですよね。
そして、『死の秘宝』でのヴォルデモートとの決闘直前、ハリーは一度死んでしまったのを覚えているでしょうか。この時に、ハリーは分霊箱ではなくなります。
最後まで残っていた分霊箱であるハリーと、ナギニはネビルに倒され、ヴォルデモートが作った分霊箱は全てなくなりました。
こうして、ヴォルデモートも倒すことができるようになったのです。
そして、ハリーとヴォルデモートの最終対決。ヴォルデモートが唱えたのは、「アバダ・ケダブラ」(死の呪文)。対して、ハリーは「エクスペリアームス」(武装解除呪文)でした。
・・・ん?なんか引っ掛かりますよね・・・?
武装解除呪文を唱えたはずのハリーでしたが、それでも何故かヴォルデモートは死んでしまいます。
この場面を不思議に思う方も多いのではないでしょうか!その理由について次項より説明していきます!
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ヴォルデモートはなぜ死んだの?負けた理由を解説!
武装解除呪文を唱えたはずなのに、何故かヴォルデモートは死んでしまった。
一体何故なのでしょうか。
そこには2つの理由があります。
①リリーの保護呪文がまだ効いていたから
ヴォルデモートとの対決の時、ハリーは成人していました。ハリーにかけられたリリーの守護呪文は、成人すると共に消えるはず。
しかし、ヴォルデモートは「成人する前のハリーの血液」を使って復活しました。そのため、ヴォルデモートの体には、リリーの保護呪文が有効なまま保たれていたのでした。
そのため、ヴォルデモートがハリーに対し、本来の力を発揮することはできませんでした。
②ニワトコの杖の主人がハリーだったから
当時、ヴォルデモートは最強の杖であるニワトコの杖を使っていました。しかし、このニワトコの杖の特徴として、現在の主人を倒した・奪った相手に忠誠を誓うというものがあります。
そのため、決戦の時の主人はヴォルデモートではなく、ハリーでした。
杖は忠誠を誓う相手に呪文を送ることはできないので、全てヴォルデモートに跳ね返ってきます。
彼が唱えたのは死の呪文「アバダ・ケダブラ」。この呪文が跳ね返ると、ヴォルデモートにこの呪文がかかってしまうのです。
つまり、ヴォルデモートは自分がかけた呪文で、自分を殺してしまったのでした。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
これまで、『ハリー・ポッター』シリーズの、ヴォルデモートとハリーの最終決戦についてを詳しく解説していきました。
まとめると、
- 最終決戦で、ヴォルデモートが唱えたのは「アバダ・ケダブラ」(死の呪文)。ハリーは「エクスペリアームス」(武装解除呪文)
- それでも死んでしまったのは、ニワトコの杖の主人がハリーだったから
- ヴォルデモートは、自分がかけた呪文で、自分を殺してしまった
ヴォルデモートとハリーの最後の決戦を観た時、「あれ?意外と呆気なく倒してしまった」と思ったことを今でも覚えています。
特に、ハリーが唱えたのは「エクスペリアームス」なのに・・・と。
今回の解説で、疑問を消すことができれば嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!