猫物語(白)は明るい雰囲気で、見やすく面白い作品ですよね!
猫物語(黒)と全く雰囲気が違うのでギャップにびっくります(笑)。
今作は物語シリーズのセカンドシーズン最初の作品で、とても人気が高いです!
では、一体どういったところが人気の理由になっているのでしょうか?
物語シリーズと羽川さんが大好きな私が詳しく解説させていただきます!
猫物語(白)の基本情報とあらすじ
まずは猫物語(白)の基本情報とあらすじから!
今作は物語シリーズ・セカンドシーズンの始まりにあたる作品になります。
猫物語(黒)のダークな雰囲気とはうって変わって明るい作風です。
サブタイトルが「つばさタイガー」というが気になるところですよね。
羽川といえば猫だったはず…ぜひご自身の目で真相を確認してみてください!
猫物語(白)の基本情報
アニメーション制作会社 | シャフト |
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ジャンル | 日常/怪異/恋愛/アクション/コメディ |
あらすじ
夏休みを終えた2学期初日。
羽川翼は学校へ向かう道中で八九寺真宵と出会います。
軽くおしゃべりして別れると、今度は目の前に大きな白い虎を目撃。
この白い虎は怪異なのか?
学校に着いた羽川はその正体を追及すべく戦場ヶ原に相談を持ち掛けますが…?
猫物語(白)はどのタイミングで見るべき?猫物語(黒)との違いは?
猫物語(白)はどのタイミングで見るべき?
猫物語(白)は物語シリーズ・セカンドシーズンの1番最初の作品です。
物語シリーズはとても長いので、セカンドシーズンから見始めたいという方もいらっしゃるかと思います。
セカンドシーズンから見ることもできなくはないのですが…物語シリーズは設定がとても入り組んでいるのでオススメはできません。
「化物語」から順番に見ていくのがオススメです!
ちなみに猫物語(白)を見ようとしている方の大半は、物語シリーズを順番に見てきていらっしゃると思います。
なのでこの説明は不要かもしれませんが、猫物語(白)と猫物語(黒)は全く別の作品です。
見る順番は猫物語(黒)が先になりますのでご注意ください!
猫物語(黒)との違いは?
猫物語(黒)との違いを簡単に解説させていただきます!
白と黒では物語の語り手が違う!
- 猫物語(黒)
語り手:阿良々木暦
猫物語(白)は傷物語(春休み)と化物語(文化祭)の間、ゴールデンウイークのお話。
サブタイトルは「つばさファミリー」
羽川翼が初めて猫に魅せられた時の物語。
- 猫物語(白)
語り手:羽川翼
猫物語(白)は夏休みの偽物語を経て、いよいよ新学期という頃のお話。
サブタイトルは「つばさタイガー」
つばさキャット、つばさファミリーを経て、羽川翼が再び新たな怪異に出会う物語。
物語シリーズはこれまで、全ての作品が阿良々木暦が語り手でした。
しかし、今作猫物語(白)では初めて語り手が変わり「羽川翼」が語り手になります。
ここが1番大きな違いです。
羽川が語り手だからか、少々重たいストーリーも明るい作風で作られています。
猫物語(白)の人気の理由7つ!
猫物語(白)の人気の理由はなんといっても羽川さん!
かわいいかわいい羽川さんに全て起因していると言っても過言ではありません。
…というのはいささか贔屓が過ぎますが、羽川の魅力は人気の理由の大部分を占めているといえます!
では、具体的にはどういったところが人気の理由になっているのでしょうか?
詳しく解説させていただきます!
①語り手が羽川翼で最高すぎる!
先述した通り、猫物語(白)は物語シリーズ史上初めて語り手が変わります。
これまでずっと阿良々木暦によって語られてきましたが、今作はメインヒロインである羽川翼が語り手。
そのため
これまでと違った物語シリーズが楽しめる!
これまでの羽川をメインヒロインに据えた2作「化物語~つばさキャット~」や「猫物語(黒)~つばさファミリー~」は暦視点え語られていたため少々暗いお話でした。
しかし、今作は羽川視点で書かれていることによって、これまでよりかなりユーモア溢れる明るい作品になっています。
明るい理由は羽川の怪異としての素質によるところもあるので、ここで詳しく解説はできかねますが、全体的にずーんと重たい雰囲気はありません。
しかしそれでも、クライマックスのアニメラスト1話はかなりシリアスかつ派手に盛り上がります!
とてもかっこいい羽川が描かれているので、ぜひ見ていただきたいです!
②かわいい羽川がたくさん見られる!
猫物語(黒)での羽川はかっこいい感じでしたよね。
セクシーともいえますが…(笑)。
しかし、今作の猫物語(白)では
あらゆるバージョンのかわいい”羽川さん”が見られるんです!
まず初めに、今作の羽川はショートカットなんです!
しかも眼鏡まで取ってコンタクトに!!
三つ編み眼鏡の委員長だった羽川さんはどこかへ行ってしまいました…。
三つ編み眼鏡萌えの方には申し訳ございませんが、眼鏡なしのショートカット羽川もめちゃくちゃかわいいです!
ちなみに戦場ヶ原も今作で髪を切っていて、その話は本編では語られておらず、副音声で触れられています。
また、ショートカットにしたことで寝癖がつきやすくなったので、あの羽川さんの寝癖ヘアまで見ることができちゃいます…!
その他もろもろ羽川好きにはたまらない作品となっておりますので、ぜひじっくり目を凝らしてご覧ください!
③戦場ヶ原の登場シーンが多く、2人の絡みが面白い!
猫物語(黒)は暦と羽川がメインに出てきていました。
しかし、実は今回は暦の出番はかなり少なめです。
その代わりに
みんな大好き戦場ヶ原ひたぎがたくさん登場します!
今作は羽川と戦場ヶ原をメインにして進んでいきます。
これまでの物語の中では、羽川と戦場ヶ原の関係について「独特の世界観」などと表現されていましたよね。
偽物語でも険悪なのか?と思わせる描写があったり。
しかし今作は、それを根底からひっくり返しています。
2人がお互いを好きで信頼し合っていることがとてもよく分かる会話や行動が書かれていて、なんだかほっこり嬉しくなります!
副音声も前半は羽川と戦場ヶ原の担当で行われいます。
本編も副音声もコミカルで楽しい会話が続いていて、気持ちよく聞いていられます♪
私は副音声をラジオ感覚で聴いているのですが、2人の会話には自然と口元が緩んでしまいます(笑)。
会話ベースでも視聴者を飽きさせない、素晴らしい作品です!
④実は羽川の手紙はとても長い…?
猫物語(白)には、羽川の手紙のシーンがあります。
内容について詳しくは語れませんが、これがそこそこ長いです。
しかし実際は
44分に及ぶさらに長い手紙なんです!
本編アニメでさえ「結構長いなあ…」と思っていたのですが、実はもっと長いです!
意外と知らない人は多いのではないでしょうか?
手紙のフルバージョンはアニメパッケージ版の特典に付いており、声優堀江由衣さんが原作小説を丸っと全部声を当てています…!
44分とかなりロングのため、本編ではカットされてしまいました…(笑)。
こちらは映像が無いので、ただただ44分音声だけが流れます。
堀江由衣さんもめちゃくちゃしんどかったとコメントしていました(笑)。
物語により深みが出る、大事なパーツです。
堀江由衣さんの頑張りを無駄にしないためにも、ぜひ1度は聴いてみてくださいね~!
⑤劇伴が作風と合っていてとても心地いい
物語シリーズの劇伴が好きな人は多いのではないでしょうか?
私も化物語から劇伴が好きで結構楽しみに聴いています!
その中でも
猫物語(白)の劇伴は特に素晴らしいです!
先ほどからずっと申し上げている通り、猫物語(白)は明るめの作風です。
そのため、劇伴も明るい雰囲気のものが多く、とても聴いていて心地いです。
アニメ1話のアバンタイトルで流れる「私の物語」は今作の中で何度か流れるのですが、ころんとした音が耳馴染みよくて大好きです♪
アニメをご覧になる際は、劇伴にも注目していただけるとより作品を楽しんでいただけますよ。
⑥阿良々木母が登場する…!?
これまでほとんど語られてこなかった阿良々木母。
そんな阿良々木母が今作猫物語(白)で初登場します…!
そして阿良々木母はめちゃくちゃかっこいいんです!!
暦、火憐、月火を見ていたら大体どんな人か想像がつくかとは思いますが(笑)。
3人を産み、育てた女性が普通の女性なわけがないですよね!
安心してください!皆さんの期待通りのかっこよさです。
何がかっこいいかってセリフがとくにかくかっこいいんですよね。
そんなにセリフは多くないのですが、めちゃくちゃかっこいいのでかなり印象に残ります。
そんなかっこいいセリフを次でご紹介させていただきます♪
⑦猫物語(白)のかっこいいセリフ
物語シリーズにはかっこいいセリフがたくさんあります。
猫物語(黒)はストーリー的に恋愛に関する名言が多かったですね。
対して猫物語(白)は世渡りに関する格言が多いです。
ネタバレせずに紹介できるのはこの3つです!
”本当に頭のいい人って、てゆうかスポーツでもなんでもいわゆる一流の人って話してみたら意外と普通の人だったりして、オーラとかも全然なかったりするんだよ。でもそれってつまり本物だからこそ、飾らないってことなのかな”ー猫物語(黒)アニメ3話より
”家族はいなきゃいけないものじゃないけれど、いたら嬉しいものであるべき”ー猫物語(黒)アニメ4話より
人は嫌なことがあったらどんどん逃げていいんだけれど、目を逸らしているだけじゃ、逃げたことにはならないんだよ。ー猫物語(黒)アニメ4話より
下2つが阿良々木母のセリフです。
「目を逸らしているだけじゃ、逃げたことにはならない」
私はこの言葉がとても好きです。
逃げてもいいけど目を逸らしているだけじゃ駄目。
人生を生きていく上でとても大切なことをこの作品から教わりました。
この他にも好きなセリフがたくさんあります!
ネタバレしてしまうのでお伝えできないのが心苦しいですが…ぜひ作品の中で素敵な名言に出会ってくださいね♪
猫物語(白)をオススメできる人できない人
猫物語(白)は明るい作風で、どんな方にもオススメできる作品です!
物語シリーズでは定番となりつつある、エロやセクシー要素も控えめです。
猫物語(黒)と違い万人受けする作品だといえます。
簡単にオススメできる人とできない人をまとめてみました。
オススメできる人
- 物語シリーズが好きな人
- 羽川翼が好きな人
- 戦場ヶ原ひたぎが好きな人
- 声優・堀江由衣さんが好きな人
- けもみみが好きな人
- 明るい作品が好きな人
- 切ない作品が好きな人
オススメできない人
- 会話ベースのアニメが苦手な人
猫物語(白)は羽川と戦場ヶ原が好きな人にはたまらない作品です!
幼女成分が少なめなので、物語シリーズに幼女成分を求めている方は物足りなく感じるかもしれません(笑)。
全体的にユーモアたっぷりの明るい作品ですが、胸がぎゅっと締め付けられる切ない要素も。
会話ベースのアニメなので、退屈に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、とてもコミカルで楽しい会話ばかりなので1度は挑戦してみていただきたいです♪
まとめ
いかがでしょうか?
猫物語(白)の魅力が伝わったでしょうか!
作中には”眠り姫”を彷彿させるワードがたくさん出てきます。
そのため、猫物語(白)のOP「chocolate insomnia」の歌詞の中も眠り姫に関する歌詞で紡がれています。
さりげなくリンクしているのが、さすが物語シリーズですね~!
素敵なOPなのでぜひ飛ばさずに聴いてみてくださいね♪
さらに、OPアニメーションの中で体操をする羽川がとてもかわいいので、こちらも見逃さないでくださいね!
そして最後に!”眠り姫”は最後の伏線になってくるので、頭に入れておいてから見てくださいね。
最後までお読みいただき
ありがとうございました!