『デュラララ!!』 (DURARARA!!)は、成田良悟先生によるライトノベルシリーズです。まさに一世を風靡した作品で、舞台となる池袋では聖地巡礼をする人が毎週たくさんいましたね。
そんな『デュラララ!!』ですが、読んでいると「なんでタイトルが四字熟語なんだろう・・・」と疑問に思う人も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は
- デュラララのタイトルの四字熟語の意味は?
- デュラララの題名の意味や由来は?
以上についてお伝えしていきたいと思います。
是非最後までお付き合いくださいね。
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デュラララのタイトルの四字熟語の意味は?
まずは、『デュラララ!!』のタイトルに使われている四字熟語の意味についてお伝えしていきます。
メインタイトルである『デュラララ!!』の後に、一話一話につく副題のようなものですね。
それぞれの話の内容を総括するような四字熟語がチョイスされていると考えて間違い無いでしょう。
『デュラララ!!』に使われている四字熟語は以下の通りです。
- 1話「開口一番」
- 2話「一虚一実」
- 3話「跳梁跋扈」
- 4話「形影相弔」
- 5話「羊頭狗肉」
- 6話「東奔西走」
- 7話「国士無双」
- 8話「南柯之夢」
- 9話「依依恋恋」
- 10話「空前絶後」
- 11話「疾風怒濤」
- 12話「有無相生」
- 13話「急転直下」
- 14話「物情騒然」
- 15話「愚者一得」
- 16話「相思相愛」
- 17話「有為転変」
- 18話「死生有命」
- 19話「蒼天已死」
- 20話「黄天當立」
- 21話「五里霧中」
- 22話「解散宣言」
- 23話「千錯万綜」
- 24話(最終回)「則天去私」
結構多いですよね。それでは、それぞれの意味を簡単にご紹介していきます。
四字熟語 | 意 味 |
開口一番 | 口を開いて一番最初にいう言葉のこと。 話始めの言葉。 |
一虚一実 | 虚(空)になったり、実(満杯)になったりして 変化が予測しづらいもののこと。 |
跳梁跋扈 | 悪者がのさばること。 |
形影相弔 | 誰も頼ることができず、孤独な様子。寂しい。 |
羊頭狗肉 | 見せかけだけは立派なものだが 中身が伴っていないこと。 |
東奔西走 | 忙しく走り回ること。東に西に駆けずり回る。 |
国士無双 | 一番強い。右に出る者がいないほどに優れた存在。 |
南柯之夢 | 夢のこと。もしくは、夢のようにはかなく 散りやすいもののこと。 |
依依恋恋 | めちゃくちゃ好きで、離れたくないこと。 |
空前絶後 | 過去に例がないほど、突出したもの。 |
疾風怒濤 | 目まぐるしいこと。早い。 |
有無相生 | この世の全ては、何かと相対的な 関係にあるということ。 |
急転直下 | 物事などが突然変化し、解決に向かうこと。 |
物情騒然 | 世の中の落ち着きがなく、人々も何かと騒がしい様。 ソワソワしてる。 |
愚者一得 | 愚者であっても、時には役に立つということ。 転じて、全ての人間がなんらかの形で 誰かの役に立つことができる。 |
相思相愛 | 両思い。 |
有為転変 | 世の中の全ての物事は、常に移ろい変わりゆくもので 常に一定のものはないということ。 |
死生有命 | 人の運命は決められていて 変えることはできないということ。 |
蒼天已死 | 「漢王朝は死んだ」ということ。 中国の昔の乱で掲げられたスローガン。 |
黄天當立 | 「太平道が今こそ立ち上がるべし」ということ。 「蒼天已死」の後ろにくる言葉。 |
五里霧中 | 霧の中を進んでいるように 物事の指針がわからなくなること。 |
解散宣言 | 解散するという宣言。 |
千錯万綜 | 様々んことが複雑に入り込んでいて 単純ではないこと。 |
則天去私 | 夏目漱石が、晩年に理想としていた境地のこと。 自然の摂理にしたがって生きる。 |
少し長くなってしまいましたが、簡単に解説しました。「蒼天已死」や「則天去私」など、単純な四字熟語じゃないものも含まれていて、面白いですよね。
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デュラララの題名の意味や由来は?
続いて、メインタイトルとなる『デュラララ!!』の意味や由来についてもお伝えしていきます。
こちらは結論から書いてしまうと、
『デュラララ!!』の由来は、本作のタイトルを決める際に成田良悟先生が思いついた単語である。特に由来はない。
本人も意味はいまだにわかっていない。
かなり言いやすいですし、意味はわからなくても不思議な疾走感とインパクトを兼ね備えていますよね。さすがは成田良悟先生。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
これまで、『デュラララ!!』について、『デュラララ!!』の意味や由来、副題についている四字熟語を詳しく解説していきました。
まとめると、
- 副題についている四字熟語はそれぞれストーリーを反映したもの
- 『デュラララ!!』の由来は、成田先生が思いつきでつけたもの!
- 意味はない
タイトルに意味がないというのは、かなり衝撃的でしたね。思いつきでこんなにもぴったりなタイトルがつけられるなんて、さすがは成田先生、というところです。
最後までお読みいただきありがとうございました!