ばらかもん

ばらかもんは面白い?7つの見どころとオススメできる人できない人!

夏が来ると、「今年もばからもん見るか〜!」って思います!

そのくらいばからもんは何度見ても楽しめる最高に面白い作品です!

書道を題材にした作品なので、「ちょっとお堅めのお話なのかな?」と感じるかもしれませんが、実は真逆の作品なんです!

センス抜群のギャグがたくさん散りばめられていて、何回でもくすっと笑えます。

そんな見どころ満載のばからもんの人気の理由と見どころをお伝えしていきます♪

ばからもんの基本情報とあらすじ

まずはばからもんの基本情報とあらすじから!

ばからもんは「書道×日常ギャグ」という異色の掛け合わせが魅力の作品です。

ギャグ作品とはいっても、主人公の心情の変化や成長もストーリーに盛り込まれており、笑って泣ける素晴らしい作品です。

ばからもんの基本情報

コミック原作者 ヨシノサツキ
出版社 スクウェア・エニックス
ジャンル 青春/書道/日常系/ギャグ

あらすじ

書道家・半田清舟(はんだせいしゅう)の信念は「基本に忠実に書くこと」。

しかし、半田は書展で大賞を取ったにも関わらず、書道界を牛耳っている館長に作品を酷評されてしまいます。

「手本のような字」「君は平凡という壁を乗り越えようとしたか」

極めつけに「実につまらない字だ」と言われ、半田はカッときて館長を拳で殴ってしまいます。

その制裁として、半田の父は彼に対して「島へ行け」と言い渡します。

人間として欠けている部分を養ってこいと言われ、半田は後五島列島へ向かいます。

その島で暮らす個性的な人達と触れ合いながら、彼は「自分らしい」書道を探していきます。

ばからもんの人気の理由と見どころ7つ!

書道というと、馴染みがあるようでないですよね(笑)。

学校や習い事として習う書道はどうしても堅苦しく感じてしまいます。

しかし、ばらかもんはそんな固定概念をぶち壊してくれる作品なんです!

ふんだんに散りばめられたギャグ要素が作品を柔らかく調理してくれています。

しかし、ギャグだけではなく時にはうるっときてしまうような感動シーンも用意されていて、飽きない作品です!

そんなばらかもんの魅力と見どころをより詳しく解説していきます!

①書道の堅苦しいイメージを覆してくれる!

書道といえばどんなイメージがありますか?

私は一言も喋ることを許されず、筆を持って紙に向かうような…そんな厳粛なイメージがあります!

しかし、

ばからもんの中で描かれている書道はもっとくだけていて、おもしろいんです!

私は書道はド素人なので、少し基本から逸脱してくだけたものになると、良い字なのか汚い字なのか全く分かりません(笑)。

しかし、ばからもんを見ていくうちに、ただ上手い作品より作品を見るだけでその人の顔が浮かぶようなそんな個性に惹かれていきます。

筆跡で人物を特定できるように、その人が書く文字にはその人の人生が映し出されるんだなあと感じて、「書道ってこんなに面白いんだ!」と感動しました

作品の中で半田が書く文字は、徐々に面白くなっていって、後半のほうで登場する作品には心を突き動かされました。

書道が苦手な方もよく知らない方も、新しい書道に出会ってみてください!

②とにかくギャグセンスが高い!

先ほどばらかもんは堅苦しくない書道を教えてくれるとお伝えしました。

ただ、ばらかもんの書道が堅苦しくないように感じるのは、もう1つ理由があるんです。

ハイセンスなギャグで、とにかくずっと笑いっぱなしだからです!

私はばらかもんのアニメを10周以上していてセリフを暗記しているので、次にどんなセリフが来るのかわかってしまうのですが、分かっていても笑えるくらい面白いです!

特に、アニメ2話のなるには笑わされっぱなしです!(笑)

そんな風に書道をギャグ作品に落とし込んでいるため、堅苦しさが抜けて親しみやすい作品になっています。

暗くなりがちなシーンにも少しだけギャグを仕込んで、暗くなりすぎないようにしているバランスも好きです!

どんな方でも楽しく見られる日常ギャグなので、ぜひ見てみていただきたいです!

③たくさん笑えるのにちょっぴり泣ける

ばからもんはとにかく笑える楽しい作品なんですが、実は泣き要素もあるんです!

「笑い:泣き=8:2」くらいの比率で、見ていて飽きない作品です!

作品の大部分がギャグで構成されているので、基本的には明るく楽しく見ることができます。

しかし、ほんの少しの泣き要素が加わることで、作品がぐっと味わい深いものになっています。

そうはいっても、涙がボロボロ溢れて苦しい…!みたいな泣き要素ではなく、自然とほろりと涙が溢れるくらいの泣き要素なので、そこまで身構えなくても大丈夫です!

胸が締め付けられるというより、心がじわっと保温される感じで、そういった点もばらかもんの魅力だと思います♪

ちょっと心が疲れた時に元気がもらえて、前向きな気持ちにしてくれる素晴らしい作品です!

④「自分らしさってなんだ?」思春期の問いに対する答えが見つかる

自分らしさってなんだ?「人とは違う」で差をつけろ

コンビニの雑誌コーナー 表紙に太字で書いてあった

ーTVアニメばらかもんOPテーマ「らしさ」SUPER BEAVERより

「自分らしさ」って皆さんは持っていますか?

私は25歳になってもまだ、ぼんやりとしか見つけられていません。

それでも、思春期の頃よりは少し自分のことが分かってきたような気がします。

ばらかもんは、半田が自分にしか書けない「書」を模索する中で、「自分らしさ」を追求する成長物語です。

東京で1人きりで向き合っている時には見つけられなかったものを、島に来てたくさんの人と関わっていく中で徐々に見つけていきます。

「自分らしさ」が見つけられず悩んでいる方全員に届いて欲しい作品です!

ばからもんの物語にももちろんヒントはありますが、先ほど引用させていただいたTVアニメOPテーマの中にはダイレクトに答えがあります!

「らしさ」は歌詞を見るだけでなんだかうるうるしてしまうくらいとんでもない名曲です…!

僕らは変わっていく 守りたいものが変わっていく

理解されない宝物から 理解されるための建前へ

私がばからもんに出会ったのは、自分が高校生の頃でした。

本当に思春期真っ只中の頃に出会って、今でも繰り返し見ている作品ですが、初めて見た頃とはこの歌詞を見て思うことが変わってきたように思います。

だから僕は僕らしく そして 君は君らしくって

始めから探すようなものではないんだと思うんだ

この後に続く歌詞に「変わりゆく生活が 正しい」とあります。

始めから探すようなものでもないし、人は環境や出会いによっていくらでも変化してくものだから変わっていったってそれでいい。

自分らしさが分からず、フラフラしてしまう自分にもやもやしてしまう全ての方に、観て、聴いて欲しいなと思います。

思春期のもやもやを晴らしてくれる作品です!

⑤半田の成長していく姿に感動する!

皆さんは自分の成長をどんな時に感じますか?

誰もが「自分だけが成長していない」「置いて行かれている」と感じたことがあると思います。

しかし、客観的に見るとどんな人だって少しずつ前に進んでいますよね。

自分のことしか見えず、謝ることすらできなかった半田。

そんな彼が、小学生のなるを始めとする島の人達と出会い、関わっていく中で少しずつ変化していきます。

人との出会いによって半田が成長していく様子に感動します!

逆に人間は1人きりで閉じこもっては、天才ですら前に進めないのかもしれないと考えさせられます。

成長のきっかけは大きな壁を越えることではなくて、小さなハードルを地道に飛んでいくことなんだと、作品を通して気付かされます。

誰にだって可能性があると、勇気と希望を持たせてくれる作品です!

⑥ばからもんの声優には子役が使われている!

ばらかもんには小学生くらいの年の子供がたくさん登場します!

ばらかもんのタイトルは五島列島の方言で「元気な人」なのですが、その中でも1話のタイトル「ばらかこどん」は「元気な子供」という意味を持っています。

そんなばらかこどんの声優には

なんと同年齢くらいの子役が採用されているんです!

ばらかもん子役一覧
  • 琴石なる:原涼子さん
  • 久保田陽菜:遠藤璃菜さん
  • ケン太:木村聖哉さん

現在は18歳程度まで成長されていますが、声優を担当されていた頃は皆さん10歳前後でした。

ばらかもんは強めの方言なので、とても難しいはずなのですが、3人ともとても自然で上手でした!

若いとはいえ、さすがプロだなあ…と感動します。

子供ならではの元気さや無邪気、純粋さが自然と表れていて、作品にぴったりでした!

ぜひそういった部分にも注目してください♪

⑦どの作品よりも聖地巡礼が楽しい!

ばらかもんは五島列島を舞台にしており、コミックやアニメでもその自然の豊かさが魅力的に描かれています。

私は正直、「作品にするにあたって多少キレイめに描いてるんだろな…」と思っていました。

しかし、違うんです!

ばらかもんは実際の島の風景の再現度がすごいんです!

いかがでしょうか!

かなり再現度が高いことが伝わるのではないでしょうか?

ちょくちょく登場する小さな釣り堀も、実際にあるんだ…!ととても嬉しくなりました!

ばらかもんを見た人は必ず訪れたくなってしまう場所です♪

作品を見終わった後でも楽しみがあるのは嬉しいですよね!

原作コミックとアニメどちらがオススメ?

ばらかもんは原作コミックとアニメの2つの媒体で楽しめます!

原作コミックも18巻ですでに完結しています!

ただ、今からばらかもんを見る方はどちらから入るのがいいか迷ってしまいますよね。

私の個人的なオススメは

アニメを先に見ることです!

もちろん原作コミックの出来は素晴らしいです!

ただ、アニメを先に見ることによってギャグのテンポ感などが掴みやすくなって、よりコミックを読むときに楽しく読めるように感じます!

アニメを1通り見て、続きをコミックで楽しむのもいいですね。

アニメでは全て作り切れなかった「なるの両親について」の大事なエピソードがコミックでは見ることができます!

ティッシュ必須の号泣エピソードですので、アニメしか見てない方はぜひ見てみてください♪

ばからもんをオススメできる人できない人

ここまでばらかもんの人気の理由や見どころなどについてお伝えしてきました。

ばらかもんはどんな方にもオススメできる万人受けの作品ですが、特にどんな方にオススメなのかまとめてみました!

オススメできる人

  • 日常・ギャグ作品が好きな人
  • 書道に興味がある人
  • 声優・小野大輔さんが好きな人

オススメできない人

  • 日常・ギャグ作品が苦手な人
  • バトルシーンなどの派手なアクション作品が好きな人

いかがでしょうか?

ばらかもんは基本的に日常ギャグ系の作品なので、バトルシーンなどの派手なアクション作品を好む方には向かないかもしれません。

ただ、ギャグのセンスは一級品なので、少し疲れた時やアクションの気分ではない時にぜひ見てみていただきたいです!

まとめ

いかがでしょうか?

ばらかもんは何度見ても楽しめる最高の日常ギャグ作品です!

たくさん笑えるのに、たまにほろりと涙するバランスがたまりません!

スピンオフのはんだくん含め、心からオススメできる作品です♪

ぜひ見てみてくださいね!

最後までお読みいただき

ありがとうございました!

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