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ヴァイオレット・エヴァーガーデン

ヴァイオレット・エヴァーガーデン何が面白くて人気なのか?どこよりも分かりやすく解説

アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の制作会社は『けいおん!』や『涼宮ハルヒの憂鬱』などでも有名な京都アニメーション。

原作は暁 佳奈先生の小説となっています。

2018年にアニメが放送され、2019年、2020年には映画も公開されました!

興味はあるけど「面白いの?」、「なぜ人気があるの」、「どんな内容なの?」とまだ未読の方もいるでしょう。

今回はそのような方向けに『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の魅力を熱く、解説していきます!

ヴァイオレット・エヴァーガーデンの何が面白くて人気なのか?

何が面白いのか?

それは、

シンプルに作品としての良さ

です!

とにもかくにもこの『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』という作品は、非常に完成度が高いです。

映像も音楽も物語も、何もかもがとても高い水準を誇ります。

キャラクターの動き1つとっても、驚くほど滑らかに、自然に動作が描かれていますし、背景となる街並みや木々に山々、海や空においても思わず息を吞んでしまうほどに美麗な色彩表現がなされています。

音楽に関してもその美しいメロディは、映像を包むように寄り添い、それぞれのシーンを陰ながら強力に支えていますし、物語においては最早文句のつけようのないほど完成された内容となっています。

まだ、もし見られていない方がいらっしゃいましたら、それは本当に勿体ない。

そう心の底から思ってしまうほどの作品がこの『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』です。

是非、お暇を見つけて視聴されてみてください。

涙を流さずにはいられない感動作がそこにはありますよ。

ヴァイオレット・エヴァーガーデンを見るとどういう気持ちになるのか?

アニメ作品を見る中では様々な感情を揺さぶられることになります。

では『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』ではどういった気持ちを抱くことになるのでしょうか?

それは、一言で言い表すと、

胸がギュッとなる

です!

みなさんは「キツイなあ……」と感じる作品を最後まで見れるでしょうか?

私は恥ずかしながら、そういった作品は中々最後まで見られません。

最終的に見終えることが出来たとしても途轍もなく間が空きます。

というのも、やはり誰かが辛い思いをしているのを目にするのは嫌だからです。

あらぬ疑いかけられ周囲から蔑まれること、自らの為に誰かが犠牲になること。

そういった描写があるとどうしても停止ボタンを押してしまうのです。

しかし、この『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』においてはそれがありませんでした。

なぜなら、辛さを凌駕する、先を知りたいという欲求がどうしようもなく生じたからです。

苦しい展開に顔を歪めようとも、あまりにも悲しいストーリーに滂沱の涙を流そうとも。

見たいと思えたのです。

それほどに、良かったのです。

もし今見たいと思える作品がないのなら、是非この作品を見てみてください。

後悔することはきっとないでしょう。

オススメできる人

  • 高クオリティのアニメを求めている人
  • 京都アニメーションの作品が好きな人
  • 「愛」の意味を知りたい人
  • アニメを見て、泣くという経験をしたことがない人

オススメできない人

  • アニメを見て、涙を流したくない人
  • 悲しさを含む物語が不得手な人
  • 戦闘描写のある作品が苦手な人 ※時折。頻繁ではありません。
  • 京都アニメーションの作品が好きでない人

ヴァイオレット・エヴァーガーデンのキャラクター

ここでは登場回数の多い、主要なキャラクターを5人紹介します。

他にも個性溢れる魅力的なキャラクターが多数存在しますので、気になる方はぜひ読まれてみてください!

ヴァイオレット・エヴァーガーデン

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』における主人公の少女です。

透け感のある金色の髪に美しい青の瞳が特徴と言えます。

戦争時には1人の兵隊として戦い、その戦闘能力の高さから「ライデンシャフトリヒの戦闘人形」と称され、多くの人間に恐れられていました。

大戦後は、C.H郵便社にて代筆業を自らの職務としています。

名前 ヴァイオレット・エヴァーガーデン
特徴 金色の髪、青い瞳
職業など ライデンシャフトリヒ陸軍・兵士
→C.H郵便社・自動手記人形
CV
(キャラクターボイス)
石川 由依

ギルベルト・ブーゲンビリア

主人公・ヴァイオレットの軍隊時代の上官です。

代々続く名門ブーゲンビリアの子息および当主でもあります。

ヴァイオレットとの出会いは、兄であるディートフリートに押し付けられたことがきっかけでした。

名前 ギルベルト・ブーゲンビリア
特徴 黒髪、緑の瞳
職業など ライデンシャフトリヒ陸軍・少佐
CV
(キャラクターボイス)
浪川 大輔

クラウディア・ホッジンズ

ヴァイオレットが働くC.H郵便社の社長です。

戦争中はライデンシャフトリヒ国の兵士でもありました。

ギルベルトとは士官学校時代からの親友です。

名前 クラウディア・ホッジンズ
特徴 赤い髪、淡い青色の瞳
職業など ライデンシャフトリヒ陸軍・少佐
→C.H郵便社・社長
CV
(キャラクターボイス)
子安 武人

ベネディクト・ブルー

C.H郵便社の配達員業務を担当する青年です。

言動や態度は少しばかり乱雑ですが、大変心根の優しい好人物と言えます。

ただそんな振る舞いゆえか、C.H郵便社でともに働く女性社員からの評判は残念ながら良くありません。

名前 ベネディクト・ブルー
特徴 ブロンドの髪、空色の瞳
職業など C.H郵便社・配達員
CV
(キャラクターボイス)
内山 昂輝

ディートフリート・ブーゲンビリア

主人公・ヴァイオレットの元主人であり、ギルベルトの兄でもあります。

物語序盤においてはあまり良い人物として描かれていませんが、物語が進行していくにつれ少しずつ彼の不器用さに気付くことになります。

映画まで見終えたならきっと、彼の事を嫌いではなくなることでしょう。

名前 ディートフリート・ブーゲンビリア
特徴 黒髪ポニーテール
職業など ライデンシャフトリヒ海軍・大佐
CV
(キャラクターボイス)
木内 秀信

どのような点が読者に受けているのか考察!

数えきれないほどの魅力を抱えている『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。

ここでは一部ではありますが、どういった要素が『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』を人気たらしめているのか考察します!

美しい映像表現

アニメ作品を見ていると、「あれ?」「今のって……」などと思うことが時折あります。

例えば、代表的なもので言えば作画崩壊。

キャラクターの顔が世にも奇妙な造形になっていたり、身体の関節が通常では有り得ない方向を向いていたりと種々様々ですが、そういった映像を目にするとやはりどうしても萎えてしまいます。

けれど、この『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』という作品においてはそのような残念な現象は微塵たりとて起こりません。

むしろ、その反対。

大変美麗なのです。

風によって揺れる髪、歩く足元で揺れる靴の紐、夜の闇を仄かに照らす街灯。

何もかもが自然でありながらも、それでありながら思わずハッとしてしまうほどの美しさ。

そのような点が多くの視聴者の方に支持されていることは間違いないでしょう。

苦しさの中に生まれる希望

この『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』という作品は楽しく、愉快な物語ではありません。

辛く、胸の奥がグッと掴まれているような気持ちになることもしばしば。

結構なキツさをはらんだ作品と言えます。

けれど、そのどれものストーリーに救いがあるのです。

娘を失ったあの人にも、母を亡くしたあの人にも、大切な人を失ったヴァイオレットにも。

それぞれに異なる形で差し伸べられる何かがあるのです。

そういった点もまた、多くの視聴者の方に愛されている所以の1つと言えるでしょう。

人としての大切な何かを得ていく主人公

物語序盤においての主人公・ヴァイオレットは指示を求めます。

何をすればよいのか、どうすればいいのか。

そして、あらゆることを知りません。

主に人の感情、揺れ動きに関して驚くほどに無知なのです。

けれど、彼女は成長します。

人との触れ合い、手紙を書くこと、それらを通して心を獲得していくのです。

この点もまた多くの視聴者を惹きつける魅力の1つであると感じます。

象的なタイトル

ここでは『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』における印象的なタイトルを5つ紹介いたします。

気になる内容がありましたら、ぜひ視聴されてみてください!

第3話 「あなたが、良き自動手記人形になりますように」

自動手記人形育成学校にてヴァイオレットが文章の基本的な書き方などを学ぶ回になります。

その過程では志を同じくする人々との出会いがあり、またある兄妹にスポットが当てられ、伝えられなかった妹の想いをヴァイオレットがまだまだ拙い文章ながらも代筆する内容なども描かれています。

悲しさを含んだ内容ではありますが、誰かを大切に思う気持ちの素晴らしさを感じさせてくれるとても素敵なお話です。

第5話 「人を結ぶ手紙を書くのか?」

ある王国の姫君の代わりにヴァイオレットが手紙を代筆する回になります。

若き姫君の心の移り変わりや内心の葛藤、不安さなどがとても丁寧に美しく描かれており、また物語中盤から始まる儀礼的でない、本心を綴った手紙のやりとりは思わず笑みを浮かべてしまうほどに微笑ましい内容となっています。

シャルロッテ王女の侍女・アルベルタの表情や内に秘めた気持ちにもご注目を!

第7話 「                        」 

舞台作家であるオスカーの代筆を担う回になります。

正直に言ってこの回は辛いです。

どうしようもなく胸を締め付けられる回になっています。

けれど、それと同時に生きることの美しさや素晴らしさ、「生きなければ」という思いを抱くことの出来る素晴らしい回でもあります。

ティッシュやタオルなどといった涙を拭える何かを用意して、ご視聴ください。

第10話 「愛する人は ずっと見守っている」

娘を持つある母からの依頼によってヴァイオレットが代筆を行う回になります。

この回も第7話同様、辛い内容です。

けれど、母の途轍もなく大きな深い愛に包まれた類を見ない傑作回でもあります。

見ればきっと誰かを今以上に大切な存在だと自覚できる、そんな素晴らしいお話が紡がれていますので、ぜひご視聴ください。

※こちらも涙の滝が流れてしまうこと間違いなしの回ですので、タオルなどお忘れなきよう!

第11話 「もう、誰も死なせたくない」

大戦が終わっても、内戦は終わらない。

この回はヴァイオレットが戦闘が未だ続く戦地に赴き、ある1人の兵士のために代筆業務を行うという内容が描かれています。

戦争の悲惨さや誰かを想う誰かの存在、死とは永劫の別れであるということを深く教えてくれるそんな苦しさに満ちた回です。

今を生きているという奇跡。

そんな普段考えが及ばないことを思い起こさせてくれる非常に稀有な物語となっていますので、最後まで是非ご視聴ください。

あなたにとっての大切な誰かをきっと再認識できるはずです。

最後に

ここまで『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の魅力を語ってきましたが、いかがでしたでしょうか?

この物語は私にとって間違いなく、これから先の人生の中で幾度も見返すことになる作品です。

それほどにこの作品は良く、あまりにも素晴らしい。

映像も音楽もストーリーも、何もかもが完璧なのです。

視界が揺れて、頬に水分を含んだいくつもの筋が生じることになりますので、是非ティッシュなどを傍らに置いてご覧ください。

「見て良かった」と思える物語がきっとそこにはありますよ。

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