和月伸宏により、1994年から連載されている大人気漫画「るろうに剣心」。名前などを変え、今なお連載されている御長寿漫画です。
実写映画で知った方も多いかもしれませんが、その実写を観ていると気になるのが志々雄真実の包帯ですよね。なんで包帯ぐるぐる巻きなのか・・・などなど、疑問はつきません。
そこで今回は、
- 志々雄真実はなぜ包帯ぐるぐる巻きなのか
- 志々雄真実は最後に燃えた理由
- 志々雄真実のモデルになった人物
以上についてお伝えしていきたいと思います。
是非最後までお付き合いくださいね。
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志々雄真実はなぜ包帯ぐるぐる巻きなの?
志々雄真実が包帯を巻いている理由は、ズバリ
全身大火傷をしているから
なぜ火傷をしているのかも作中では明らかにされているので、ここからお伝えしていきますね。
志々雄真実は、緋村剣心の後釜として、政府お抱えの暗殺者でした。
しかし、底知れない野心や、手段を選ばない残酷さを危険視されて、裏切られてしまうことになりました。
味方から奇襲され、さらには証拠隠滅のため、全身を焼き払われてしまいます。
ですが、それでも志々雄真実は生き残り、全身に大火傷を負いながらも、政府の打倒を目指していくことになるのです。
しかし、その影響で発汗機能は死滅。自力で体温調整する事ができないため、15分以上本気で戦い続ける事ができない、などの制約がつくことになりました。
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志々雄真実が最後に燃えた理由はなぜ?
画像引用元:dアニメ
志々雄真実は、緋村剣心との戦いで、最後に燃えてしまいますよね。
これも理由があって、前項でもお伝えしたように、志々雄真実は自分で体温調整する事ができず、15分以上戦い続ける事ができません。運動をし続けると、普通の人間は体温が上昇すると汗を出す事で適切な体温を保つ事ができます。
しかし、志々雄真実にはその機能がないため、熱を放出する事ができないのです。
それにも関わらず、志々雄真実は戦いを続けてしまいます。戦えば戦うほどに体温が上昇していき、それがついに限界を迎え・・・
人体のリンや油分が発火して燃えてしまった
というわけです。
それほどに志々雄真実は緋村剣心との決着を付けなければならなかったのですね。
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志々雄真実のモデルになった人物は誰?
志々雄真実のモデルとなった人物は、
新撰組の芹沢鴨(せりざわ かも)
画像引用元:草の実堂
芹沢鴨といえば、新撰組局長・近藤勇と共に後に新撰組となる組織「壬生浪士」を立ち上げましたが、素行などが問題になり、味方であった新撰組により暗殺されてしまうーーー、という人物です。
芸妓にゾッコンで、拒否されると腹を立てるなど、色々と問題があったようですね。
そして、来る1863年9月16日。新選組は、芸妓総揚げの宴会を島原の角屋で開いていました。
もちろん芹沢鴨もその宴会に参加しており、いつものように酔っ払い、お気に入りの芸妓と一緒に寝始めました。
その隙を狙って、新選組は彼の寝床を襲撃し、暗殺を決行したのでした。
味方に裏切られ、殺されるというところは志々雄真実にも共通しているところですが、新撰組と人斬りという立ち位置や(新撰組も人斬り集団と言われることはありますが・・・)、設定などは結構違いますね。もちろん現実世界では大火傷したら死んでしまうので、全てが同じ設定ではないのも、しょうがないところですよね。
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まとめ
いかがだったでしょうか。
これまで、「るろうに剣心」の志々雄真実について、包帯がぐるぐるまきな理由や燃えた理由、モデルなどを詳しく解説していきました。
少しまとめてみると、
●志々雄真実が包帯を巻いている理由は全身に大火傷を負っているから
●志々雄真実が燃えたのは、限界を超えるまで戦い続けたから
●志々雄真実のモデルは新撰組の芹沢鴨で、仲間に裏切られるところなどが似ている
実写映画最終章である『るろうに剣心 最終章 The Final』『るろうに剣心 最終章 The Beginning』のが今年の夏頃に公開される予定ですね!
志々雄真実は実写映画にも登場しているので、観た事がない方はこれを機に観てみるのもアリかも知れませんね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
モデルは芹沢鴨と断言するあたり、頭の悪さ、思い込みの激しさを彷彿とさせますね。