みんな大好きジブリ映画の中から、今回は「崖の上のポニョ」についての疑問にお答えしていこうかなと思います!
崖の上のポニョを見ていると、謎が多い登場人物がたくさんいると思いますが(崖の上のポニョに限った話しではありませんが)
ポニョのお母さんとお父さんに関して、謎が多くありませんか?
Q.そもそも名前とか年齢って何歳なのよ・・・?
Q.何者なのか・・・モデルはいるのか・・・?
こんな疑問をお持ちの方向けの内容となっています。
ということで今回は
- ポニョの母親と父親(フジモト)の名前や年齢は何歳?
- 正体やモデルについて
こんな感じでお送りしていきまーす!
ポニョの母親と父親(フジモト)の名前や年齢は何歳?
さて、それではこの謎多きお2人の名前や年齢などのプロフィールについて触れていきますよぉ!
ポニョの母親
名前:グランマンマーレ(声優:天海祐希)
ポニョのお母さんであり、フジモトの奥さんでもあるグランマンマーレ。
実は公式ではポニョのお母さんというだけではなく、「海全体の女神」や「海なる母」としての設定があるようです。
グランマンマーレは姿を人間大に変えたり、船を超える大きさに変えたりするなど自由自在に変えることができます。
つまり、グランマンマーレは”海そのもの”と言えますね!
そして気になる年齢は・・・
不明です・・・(汗)
グランマンマーレは神様とされているので、あの美しい容姿のままでずーっと歳は取らないんだそうです。
歳をとらない・・・じゃあ今何歳なんだ?そこが知りたいんですけど・・・。
見た目の感じだと、個人的には40歳前後という印象を受けますが、実際はどうなんでしょう。
ちなみに声優の天海祐希さんの映画公開当時の年齢が41歳でしたので、やはりこの辺りの年齢の女性をイメージして描いたと思いますし、声優のキャスティングもされているんだと思います。
ポニョの父親フジモト
名前:フジモト(声優:所ジョージ)
ポニョの父親であり、元人間のフジモト。妻はグランマンマーレですが、彼女は「海なる母」であり、フジモト一人の存在ではないため、グランマンマーレとは離れ離れで暮らしながらポニョら子ども達を男で一つで育てる言わばシングルファーザー。
そんなフジモトのフルネームが知りたい!
結果・・・不明です。全然情報がないんです!
唯一分かっていることは人間だったころ若い頃は『海底二万里』に登場する潜水艦「ノーチラス号」にて唯一の東洋人乗組員として働いていたということなので、海底二万里にヒントがあると思って調べてみましたが、「東洋人乗組員として働いていた」ということ自体、実在していない人物のことだったんです!作り話!
人間だった過去と、恐らく苗字である「フジモト」があるので「フジモト◯◯」という名前があると思ったんですが・・・。
そして、フジモトの年齢について!
こちらもいっぱい調べてみましたが、情報なし!年齢不詳です。
あの見た目、化粧をしている感じ、赤毛・・・などから推察すると35歳前後・・・いや意外と40代後半?
全然わかりません。
ちなみに声優の所ジョージさんは映画公開当時53歳だったようです。なのでもしかしたらフジモトは50代なのかもしれません・・・。
フジモトに関しては公式発表の情報も少なく、崖の上のポニョの中で一番謎が多い人物というふうに言われているようです。
ポニョの母親の正体やモデルは?
ポニョのお母さんの正体については前述した通り、公式設定で「海なる母」であるとされています。
この辺りをもう少し掘り下げていきたいと思います。
グランマンマーレは”海そのもの”という表現も上記でさせていただきました。なぜならグランマンマーレは劇中で大きさを自由自在に変えることができることに加え
個人的に初耳だったのが
海の中だけじゃなく、地上や空中などさまざまな場所にさまざまな形で存在できてしまうんだとか。(そんなシーンありましたっけ?)
ちなみになんですが、グランマンマーレの姿は大人には見えないようなんですよね。
その証拠にグランマンマーレが海の中を大きい姿で移動するシーンがありますが、「小金井丸」の船長の耕一や船員からは、「観音様」と言われていました。
姿が大きすぎて船からはただよく見えなかっただけかもしれませんが、あの女性を見て「観音様」というのもなんだか変です。なので、光り輝く”何か”が動いているとしか大人の人間には見えていないため「観音様」と言ったのかなと思いました。
(ちなみに劇中ラストシーンでグランマンマーレと共にリサやおばあちゃん達が一緒にいて話し合いをするシーンがありますが、あそこでは皆死んでしまっているのではないか説が有名です。だから、歩けなかったおばあちゃん達も歩けているのではないか?など、この説にはたくさんのご意見があるようです)
そして、気になるグランマンマーレのモデルですが・・・
イギリスの画家ジョン・エバレット・ミレー作:オフィーリア
だそうです。
ウィリアム・シェイクスピアの四大悲劇のうちの一つ、ハムレットに登場する若き貴婦人で、恋人に裏切られ父を殺されて狂気の内に死んでしまう悲劇の女性を描いた作品です。
なんていうか・・・こう・・・グランマンマーレの全てを包み込む包容力がある感じとはかけ離れている・・・
しいて言うなら、グランマンマーレは水面の方を向いて泳ぐので、このオフィーリアも上を向いて浮かんでいる辺り似ているといえる・・・。(無理くり!w)
さらにグランマンマーレのモデルについて追求調査を行ってみたところ、意外すぎるモデルを宮崎駿監督自身が語っていたみたいです。
書籍「続・風の帰る場所」より
あのお母さんだって本当は巨大なアンコウなんだとかね。そういうことはスタッフの中で話してたんですよ。でも差し渡し1キロのアンコウが出てきても画面の中にどう入れていいかわかんないからね(笑)ちゃんと人間の姿を取ることもできて、その代わり大きさは自由自在っていう。
要するに孫悟空の世界ですね。孫悟空の中に。天界にいた金魚が3日間ほど地上に逃げて、化けものになって暴れるっていう話があるんですよ。それが地上では3年間だったとか。最後は観音様だったかに連れていかれちゃうんですけど(笑)
そういう話ですよ、要するに
引用:空中庭園と幻の飛行船
あの美人で美しいグランマンマーレがアンコウ!?
これ!?
ちょ、まて。笑
面白すぎるやないかい!
まぁでもこれは宮崎駿監督がスタッフと話し合う中でこういう考え方もあるというひとつの考え方を教えてくれているんだと思うので、公式発表というわけではなさそうですね。
公式発表だったら泣く!笑
ポニョの父親フジモトの正体やモデルは?
フジモトの正体については”元人間”というのは前述した通りですが、ここではもうちょっと深くフジモトについて触れていきたいと思います!
フジモトの設定
若い頃は『海底二万里』に登場する潜水艦「ノーチラス号」にて唯一の東洋人乗組員として働いていたが、グランマンマーレに出会い恋に落ちて結ばれ、海棲生物を育てる魔法使いになった。
引用:Wikipedia
ということですが、恋に落ちた以外に人間を辞めた理由について
人類の破壊性に愛想を尽かした
とされているようです。現在は海の眷属(けんぞく)として生きる魔法使いさんです。
眷属(けんぞく)とは
神道において神の使者(使い)もしくは神の眷族で神意を代行して現世と接触する者と考えられる特定の動物のこと
では、どうやってグランマンマーレと出会ったのか?
これには色々な考察がネット上ではあります。
例えば、フジモトは劇中、かなり変人な雰囲気が漂っています(笑)それは船員時代も同じで、他の乗組員から変人扱いされ、それに嫌気が指し、人間関係に疲れてしまったからではないか?
など。
それもあるかもしれない!しかし、個人的にはこう思います。
グランマンマーレは「海の女神」「海なる母」という設定なので「海そのもの」と言えるというのは前述した通り。
であるならば、フジモトは海が大好きだったのではないでしょうか?
その海に対して人間はゴミを捨てる、埋め立てなどで魚の棲家をどんどん無くしていくなど、海にとっては破壊行為としか思えない行動を人間は実際にしています。
なので、そんな”人類の破壊性に愛想を尽かした”から人間を辞めたと言っているのではないでしょうか?
そんな背景を海=グランマンマーレとの出会いとして描かれた作品であり、フジモトがグランマンマーレに出会い恋をし人間を辞めたという物語になっているのではないか?と思いました。
そんなフジモトのモデルとなったのは・・・
この映画の作画監督や主題歌の作詞を担当した「近藤勝也」さんなんだそうです!
(意外にもフジモトは実在の人物!w)
この方が近藤勝也さん
そして、ポニョも近藤勝也さんの娘さんをモデルにしているんだとか。
なぜ、近藤勝也さんをモデルにしたかについて知りたかったんですが情報がなくお伝えすることができません・・・。
でも意外ですね!宮崎駿監督は世の色々な作品の中の登場人物をモデルにすることが多い印象ですが、フジモトに関してはスタッフです!笑
近藤勝也さんがフジモトのイメージに一番近かったんでしょうね!
まとめ
ということで今回は
- ポニョの母親と父親(フジモト)の名前や年齢は何歳?
- 正体やモデルについて
でお送りしてきました!
こう調べてみても、やっぱり謎が多い人物ですね。
宮崎駿監督もおっしゃっていましたが、ジブリ作品は子供が見てどう感じるかを深く追求しているみたいなことを以前おっしゃっていたのを見たことがあります。
子供の考え方や発想ってほんと何にも縛られず、色々な面白い考え方をするので、そんな子供の発想力を広げるためにこういう風に謎をたくさん残しているんでしょうね!
深いなぁ~すごいなぁ~
最後までお読みいただき
ありがとうございました!