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葬送のフリーレン

葬送のフリーレン何が面白くて人気なのか?どこよりも分かりやすく解説

漫画『葬送のフリーレン』の原作は山田鐘人先生、そして作画はアベツカサ先生。

「週刊少年サンデー」にて2020年22・23合併号より、2022年12月現在まで連載が続いている人気作品です。

既刊数は9巻であり、今後ますますの人気を得ることは予想に難くありません!

アニメに関しては、現在時点では残念ながら存在しません。

ただ公式ホームページにて「2023年TVアニメ放送決定」との文言が見られることから、

そう遠くない未来に放映されることは間違いないでしょう。

興味はあるけど「面白いの?」、「なぜ人気があるの」、「どんな内容なの?」とまだ未読の方もいるでしょう。

今回はそのような方向けに『葬送のフリーレン』の魅力を熱く解説していきます!

葬送のフリーレンの何が面白くて人気なのか?

何が面白いのか?

それは、

一風変わったストーリー

です!

王道の、一般的な魔王討伐を目指すストーリーであれば、

未熟な勇者が居て、そこに戦士や僧侶、魔法使いなどが加わっていき、

適当な強さの敵を倒していく中で成長し、

最終的に魔王と戦い、見事勝利を飾る。

といった展開が普通であり、基本的にはそこで物語は終幕を迎えることになります。

しかし、この『葬送のフリーレン』という物語は違います!

そこから、魔王討伐後から物語がスタートするのです。

しかも、肝心の勇者・ヒンメルは1話で亡くなり、

勇者パーティーの一員であった僧侶・ハイターも2話で亡くなります。

残すは老齢のドワーフの戦士・アイゼンと、長い寿命を持ったエルフの魔法使い・フリーレンのみ。

……さて、この後物語はどのようにして展開していくと思いますか?

内容が気になった方はぜひ、1巻に手を伸ばしてみてください!

思いもよらない、心動かすストーリーがそこに待っていますよ。

葬送のフリーレンを読むとどういう気持ちになるのか?

漫画作品を読む中では様々な感情を揺さぶられることになります。

では『葬送のフリーレン』ではどういった気持ちを抱くことになるのでしょうか?

それは、一言で言い表すと、

悲しみや喜び、ノスタルジア

です!

苦楽を共にした勇者、僧侶との別れ……

旅の道中で出会うことになるまだ年若い面々。

ふと振り返っても、戻ってくることの無い懐かしい過去ーー

そういった1つ1つの描写、場面が、

私たち読者の心の奥底にある共通した感情を刺激します。

時には涙ぐんでしまったり、声を出して笑ってしまったり、

もう願っても会うことのできない誰かを想起したり……

そういった他の多くの漫画作品において感じ得ない感情を獲得することにもなります。

グッとくる作品を求めている方に特にオススメしたい作品です。

オススメできる人

  • 一風変わった冒険譚が好きな人
  • ファンタジー作品が好きな人
  • 作画が綺麗な作品が好きな人
  • 心にグッとくる描写を求めている人

オススメできない人

  • 登場人物の死を許容できない人
  • ファンタジー作品を好まない人
  • 心が動かされる物語を求めていない人
  • エルフやドワーフといった多様な種族が登場する作品が好きでない人

葬送のフリーレンのキャラクター

ここでは登場回数の多い、主要なキャラクターを5人紹介します。

他にも個性溢れる魅力的なキャラクターが多数存在しますので、気になる方はぜひ読まれてみてください!

フリーレン

『葬送のフリーレン』の主人公です。

魔王を討伐した勇者パーティーの一員でもあります。

見た目は少女ではありますが、長命なエルフ族の血が流れているため、

既に1000年以上の時間を生きています。

勇者であるヒンメルが天寿を全うした後、人間のことを知る為に旅を始めました。

名前 フリーレン
職業 魔法使い
種族 エルフ
特徴 役に立たない魔法の収集を好む
初登場回 第1話 「冒険の終わり」

フェルン

フリーレンの弟子になります。

戦争孤児であったところを勇者パーティーの僧侶・ハイターに助けられ、

「1人で生きていく力」を身に着けるために魔法の修行を始めました。

ハイターの死後、フリーレンと共に旅をしています。

名前 フェルン
職業 魔法使い
種族 人間
特徴 甘い物好き、1級魔法使い
初登場回 第2話 「僧侶の嘘」

シュタルク

フリーレン一行の戦士です。

勇者パーティーの戦士・アイゼンの弟子であり、

師匠と同様、斧を使って戦います。

「俺の弟子はとんでもない戦士になる」とアイゼンに言わせるほどの素質を有しています。

名前 シュタルク
職業 戦士
種族 人間
特徴 変な人に好かれやすい
初登場回 第10話 「紅鏡竜」

ザイン

旅の途中で出会い、僅かではありますが、道中を共にした僧侶です。

シュタルクが蛇に噛まれて罹患した「脳が数時間で解け、死ぬ」という不治の毒を一瞬で治癒してしまうほどの類稀な才能を持ち合わせています。

親友を探すために、フリーレン一行とは別の道を歩むこととなりました。

名前 ザイン
職業 僧侶
種族 人間
特徴 僧侶として天性の才を持つ
初登場回 第27話 「平凡な村の僧侶」

ヒンメル

フリーレンやハイター、アイゼンと共に魔王を討伐した勇者です。

作中では第1話 「冒険の終わり」に彼の最後が描かれていますが、

彼がフリーレンに与えた影響は大きく、度々回想シーンに登場します。

名前 ヒンメル
職業 勇者
種族 人間
特徴 ダンジョン探索好き、ナルシスト
初登場回 第1話 「冒険の終わり」

どのような点が読者に受けているのか考察!

数えきれないほどの魅力を抱えている『葬送のフリーレン』。

ここでは一部ではありますが、どういった要素が『葬送のフリーレン』を人気たらしめているのか考察します!

日常シーンの魅力

多くのファンタジー作品にとって、物語の核となるのはやはり戦闘シーンです。

勇者が剣を振るい、戦士が強力な一撃を加え、僧侶が的確に回復し、そして魔法使いが呪文を浴びせるーー

もちろん、そういったシーンはこの『葬送のフリーレン』にも登場します。

フリーレンやフェルンが魔法を用い、シュタルクが斧を振るうのです。

しかし、このファンタジー作品は戦闘シーンだけでなく、日常シーンも相当に良い!

思わず笑ってしまったり、心にグッときたり、ストーリー展開の巧みさに舌を巻いたり。

他の漫画作品では中々得ることの出来ない感情を抱くことができる。

そういった点が様々な層の読者の方々に受けていることは間違いないでしょう!

週間連載とは思えないクオリティの高さ

日本には魅力的な作品を創り出す数多くの漫画家さんがいらっしゃいます。

しかし、そんな中でよくよく考えてみると「おかしい……」「どうやって?」と感じる事実があります。

それは、週間連載です。

毎週、毎週、休みなく作品を提供する。

漫画家さんによってはそれを何年も続けている方もいらっしゃいます。

……果たしてどのようにしてこなしているのか。

私たち読者はそれに対して称賛の声をあげることしかできませんが、その上で言いたいのは、

「週間連載でこのクオリティ!?」

という作品についてです。

例えば、大暮維人さんの『エア・ギア』や小畑健さんの『DEATH NOTE』。

絵の上手さは言うまでもなく、

緻密な筆致でありつつも、しっかりと動きがあり、ストーリーとしての破綻もない。

本当に恐るべきことです。

そして、その上で重ねて言いたいのは、

この『葬送のフリーレン』という作品も実は週間連載だということです。

それなのにこのクオリティ。

まだまだ若い作品であるため、あまり「クオリティの高さ」という点でフィーチャーされることはありません。

しかし、読者受けという視点を持った場合に支持される理由の1つとして数えることは間違った選択ではないでしょう!

過去と現在のつながり

この『葬送のフリーレン』という漫画作品には、過去に起こった出来事を回想するシーンが度々挿入されます。

今は亡き勇者パーティーの面々である勇者・ヒンメルや僧侶・ハイターの若き日の姿。

フリーレンのお師匠様にあたる大魔法使い・フランメの存在。

今現在のフリーレンの様子とはどこか異なる在りし日のフリーレン。

そのどれもこれもが物語に一層の重さや厚みを持たせています。

今は亡き、戻ってくることの無い過去の思い出。

捉え方によっては苦しく、悲しみを覚えることもありますが、

この『葬送のフリーレン』においての過去は、

人を笑顔にし、そして幸せを与えてくれます。

辛くない過去の捉え方が読者の多くに支持されている。

そう捉えることは決して誤りではないでしょう。

あらすじ

ここでは簡単に各巻のあらすじを紹介いたします(2022年12月現在時点)。

気になる内容がありましたら、ぜひ読んで見てください!

第1巻 / 1話〈冒険の終わり〉 ~ 7話 〈魂の眠る地〉

勇者・ヒンメルの死や僧侶・ハイターとの再会、新たな仲間となる魔術師・フェルンとの出会いなどの内容が描かれています。

第2巻 / 8話〈百聞の一〉 ~ 17話〈葬送のフリーレン〉

幻影鬼(アインザーム)、紅鏡竜との戦闘や新たな仲間となる戦士・シュタルクとの出会い、魔王直下の大魔族である七崩賢との遭遇などの内容が描かれています。

第3巻 / 18話〈不死の軍勢〉 ~ 27話〈平凡な村の僧侶〉

断頭台のアウラVSフリーレンやフリーレンの師匠であるフランメとの出会いのシーンの回想、武道僧(モンク)のクラフトとの遭遇などの内容が描かれています。

第4巻 / 28話〈僧侶と後悔〉 ~ 37話〈一級試験〉

僧侶・ザインとの別れやフェルンの発熱、1級試験の始まりなどの内容が描かれています。

第5巻 / 38話〈隕鉄鳥〉 ~ 47話〈フェルンと焼き菓子〉

様々な魔法使いの登場や1級試験・第1次試験などの内容が描かれています。

第6巻 / 48話〈零落の王墓〉 ~ 57話〈第三次試験〉

第2次試験の内容や第3次試験の内容が主に描かれています。

第7巻 / 58話〈ゼーリエの直感〉 ~ 67話〈穏やかな時間〉

七崩賢の3人を討ち取った南の勇者の回想やフェルンとシュタルクのデートなどの内容が描かれています。

第8巻 / 68話〈北部高原〉 ~ 77話〈竜の群れ〉

皇帝酒(ボースハフト)の入手やフリーレンの借金の返済、神技のレヴォルテとの戦闘の様子などの内容が描かれています。

第9巻 / 78話〈コリドーア湖〉 ~ 87話〈好意〉

ヒンメルの自伝の入手やドワーフのゲーエンとの再会、七崩賢の1人である黄金郷のマハトの登場などの内容が描かれています。

最後に

ここまで『葬送のフリーレン』の魅力を語ってきましたが、いかがでしたでしょうか?

人生を歩んでいると本当に沢山の漫画作品に出合うことになります。

『ONE PIECE』に『DRAGON BALL』、『鬼滅の刃』に『呪術廻戦』などなど。

他にも数多くの素晴らしい作品があるでしょう。

その中でこの『葬送のフリーレン』という作品はどうか?

自分にとってどんな位置づけの作品なのか?

そんなことを考えてみると、

少なくとも今後の長い人生の中で幾度ともなく読み返すことになる作品であろうことだけは断言できる、

そういった風に思いました。

もし、ここまで読んでくださっているあなたが、

少しでも「読んで見ようかな?」という気持ちになっていれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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