雑記

ムーラン(ディズニー映画)のモデルは誰?元ネタのあらすじや結末について

「愛する人を守るため、私は闘う。本当の自分を隠して──」

2020年4月17日に公開の実写版『ムーラン』のキャッチコピーです。最近大ヒット続きで名実ともに映画業界のトップに躍り出たディズニーの新作実写映画ということで、チェックしている方も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は実写映画『ムーラン』を楽しむために、

  • ディズニー映画ムーランのモデルの人物について
  • ディズニー映画ムーランの元ネタについて
  • 元ネタのあらすじや結末について

以上についてお伝えしていきます。

決して実写映画のネタバレではありませんが、元ネタの結末が映画にも影響してくる可能性は高いので、「絶対にネタバレは知りたくない!」人にはこの記事はオススメできません。

その他の方は、是非最後までお付き合いくださいね。

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ディズニー映画ムーランのモデルの人物は誰?

『ムーラン』は、ディズニー映画の中では比較的マイナーな作品かと思います。しかし、ファンの中では高い人気を誇り、熱狂的なファンも多いのがこちらの作品です。

※『ムーラン』あらすじ

国家の命運をかけた戦いを前に、すべての家族から男性を一人、兵士として差しだす命令が下る。ファ家のひとり娘、ムーランは、家族で唯一の男性である病気の父親を守るため、男性と偽って戦地へ赴く。ファ家の守り神で、ちょっと風変わりな“不死鳥”に見守られながら、やがてムーランは戦士としての才能を開花させていくが…。

上官や仲間たちとの友情の絆や、敵軍に使える美しき“魔女”との宿命の出会い…明日の命も知れぬ闘いの果てに、ムーランを待ち受ける運命とは?

そして、“本当の自分”と“偽りの自分”の間で葛藤する彼女が、最後に下す決断とは…?

(出典 : 『ムーラン』公式サイト

そんな『ムーラン』。他のディズニー作品と同じように、実はモデルとなった人物がいます。

その名も

花木蘭(ファ・ムーラン)

木蘭と書いてムーランと読みます。

彼女が登場するのは、「木蘭詩(木蘭辞)」という故事です。故事とは、昔あった(とされる)出来事を言い伝えてあるものを指し、特に中国でよく使われる言葉です。この記事では、便宜上故事に出てくる方を木蘭、ディズニープリンセスの方をムーランと表記しますね。

木蘭を題材にした作品は他にも田中芳樹先生の『風よ、万里を翔けよ』、映画『花木蘭』などがあります。

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ディズニー映画ムーランの元ネタは?

『ムーラン』の元ネタは、この「木蘭詩」です。これは漢詩(漢字で書かれた詩)のため、そのままは読むことができません。今回は書き下し文(漢字だらけの文を日本語っぽく直したもの)と一緒にご紹介します。かなり長いですが・・・。

喞喞復喞喞  喞喞また喞喞

木蘭當戸織  木蘭、戸に当りて織る

不聞機杼聲  聞かず機杼の声

唯聞女歎息  唯だ聞く女の歎息

問女何所思  女に問ふ何の思ふ所ぞ

問女何所憶  女に問ふ何の憶ふ所ぞ

女亦無所思  女また思ふ所無し

女亦無所憶  女また憶ふ所無し

昨夜見軍帖  昨夜、軍帖を見るに

可汗大點兵  可汗、大いに兵を点ず

軍書十二巻  軍書、十二巻

巻巻有爺名  巻巻に爺名有り

阿爺無大兒  阿爺、大児無く

木蘭無長兄  木蘭、長兄無し

願爲市鞍馬  願はくは為に鞍馬を市ひ

從此替爺征  此に従ひて爺征に替へん

東市買駿馬  東市に駿馬を買ひ

西市買鞍[革薦]  西市に鞍[革薦]を買ふ

南市買轡頭  南市に轡頭を買ひ

北市買長鞭  北市に長鞭を買ふ

旦辭爺孃去  旦に爺嬢を辞して去り

暮宿黄河邊  暮に黄河の辺に宿す

不聞爺孃喚女聲  聞かず爺嬢女を喚ぶの声

但聞黄河流水鳴濺濺  但だ聞く黄河の流水の濺濺と鳴くを

且辭黄河去  且つに黄河を辞して去り

暮至黒山頭  暮に黒山の頭に至る

不聞爺孃喚女聲  聞かず爺嬢女を喚(よ)ぶの声

但聞燕山胡騎鳴啾啾  但だ聞く燕山の胡騎の啾啾と鳴くを

萬里赴戎機  万里、戎機に赴き

關山度苦飛  関山、度りて苦飛す

朔氣傳金[木斥]  朔気、金[木斥]を伝へ

寒光照鐵衣  寒光、鉄衣を照らす

將軍百戰死  将軍、百戦にして死に

壯士十年歸  壮士、十年にして帰る

歸來見天子  帰り来たりて天子に見ゆるに

天子坐明堂  天子、明堂に坐す

策勳十二轉  策して十二転に勲じ

賞賜百千彊  賞して百千彊を賜ふ

可汗問所欲  可汗、欲する所を問ふに

木蘭不用尚書郎  木蘭、尚書郎を用いず

願馳千里足  願はくは千里の足を馳せ

送兒還故郷  児を送りて故郷に還らしめよ

爺孃聞女來  爺嬢、女の来たるを聞き

出郭相扶將  郭を出で相ひ扶け将く

阿姉聞妹來  阿姉、妹の来たるを聞き

當戸理紅粧  戸に当たりて紅粧を理ふ

小弟聞姉來  小弟、姉の来たるを聞き

磨刀霍霍向猪羊  刀を磨き霍霍として猪羊に向ふ

開我東閣門  我が東閣の門を開き

坐我西閣牀  我が西閣の牀に坐す

脱我戰時袍  我が戦時の袍を脱ぎ

著我舊時裳  我が旧時の裳を著る

當窓理雲鬢  窓に当りて雲鬢を理へ

對鏡帖花黄  鏡に対して花黄を帖る

出門看火伴  門に出でて火伴を看るに

火伴皆驚忙  火伴、皆驚忙す

同行十二年  同行十二年

不知木欄是女郎  知らず木欄これ女郎なるを

雄兎脚撲朔  雄兎、脚撲朔

雌兎眼迷離  雌兎、眼迷離

兩兎傍地走  両兎、地に傍ひて走り

安能辨我是雄雌  安んぞ能く我がこれ雄雌なるを弁ぜん

少し長い上に、漢字ばかりで読みづらいかもしれません。

ですが、実際に日本でいうところの短編ほどしか長さはなく、これを映画にまで膨らませたディズニーの手腕がわかるところですよね。

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元ネタのあらすじや結末について

前項で載せた「木蘭詩」を簡単にあらすじにすると、

病で戦にいけない父に代わって、娘である木蘭が男装し、従軍。異民族たちを倒し、勝利をもたらすーーー

というお話です。結末としては、木蘭がいた方が勝ちます。

筆者としては、まるでジャンルダルクのようだな、と感じました。ジャンヌは男装もしていないし、木蘭の今後は書かれていませんが、自軍に勝利をもたらす勝利の女神という位置付けが、似ているんじゃないでしょうか?

まとめ

いかがだったでしょうか。

これまで、『ムーラン』について、モデルや元ネタを詳しく解説していきました。

少しまとめてみると、

  • ムーランのモデルは木蘭
  • 元ネタは「木蘭詩」、男装兵として自軍に勝利をもたらす

これから公開される実写映画『ムーラン』は大ヒット確実ですよね。筆者も楽しみにしています!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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